works4Life

GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

2008/05 読書サイクル(4/5) 手順解説

で、第3回の解説です。

前準備

前準備をするのは、もちろん手間を省くため。

登録初期設定にInboxを追加する

一番初めに本をMediaMarkerに登録する時には、必ずInboxをつけて、処理済のものとそうでないものを区別する。何を処理するかについては、後述。

My図書館を登録しておく

図書館で絨毯攻撃ならぬ絨毯検索をするので、こちらも必要。複数図書館を利用する人もいるけれども、あれは結構技能のいるわざなので、まずは一つ図書館を利用するので十分だと思う。それに借りても読める速度がないとそもそも利用の意味がないし。

実際のユースケースに合わせたアクションなどなど

この本読みたい

MediaMarkerに本のデータが入る最初のトリガー。私の場合はどこかのURLだったりすることが多いです。今回は、雑誌からの登録する手順サンプルは用意してないのであしからず。

(1) webを見て読みたい本が見つかる
(2) ブックマークレット「diigolet」を実行する
(3) 読む気になった部分にラインを引く
(4) URLをコピーする
(5) ウェブページのAmazonのリンクを開く
(6) ブックマークレット「バインダー登録」を実行する
(7) 関連リンクにペースト→(1)のURLが入る
(8) 関連URLの「追加」をクリックして登録する
(9) タグを以下2点について追加する
(10) 登録ボタンをクリックする

で、ここで何をしているかというと以下の二つ。

  • Diigoletでどうして読む気になったのかを線引きしておく
  • MediaMarkerに登録する

結構本の管理数が多くなったりすると、どうして私はこの本を登録したのかよくわからなくなる時があるです。それで、どうして読む気になったのかをちゃんとどこかで記録しておく必要がある。

そこでDiigoの登場。Diigoは引用できるブックマークサービスなので、自分が読む気になったところをチェックしておけばOK。正直コメント欄にコピペするのは面倒なので、この手順が一番落ち着くのです。

で、この作業ができたところで、ようやくMediaMarkerに登録する。だいたい、本の説明をしている人は、Amazonリンクをつけてくれるので、ここからMediaMarkerに登録する。MediaMarker登録時は、読む気になったURLを必ず登録する。でないと、後で「なんで読む気になったんだろう?」と思い出してすぐ見つけるのに時間がかかって嫌になるから。

ついでに、どれぐらい読みたいか、ていうのとジャンルをだいたいでいいのでタグで設定する。はじめはなれないかもしれないけど、慣れるとそうでもない。始めのころはジャンルはバラバラになるけれども、はじめはそうなる。私もそうなった。

この一連の作業は一気に行う。(1)~(10)まで慣れれば別に2分以内でできると思う。登録時には、"Inbox"タグのついたデータができあがる。

GTDのフレームワークに当てはめる場合、これが収集ステップにあたる。

図書館で借りれるかな?

(1)MediaMarker一覧から以下でフィルタリングする
タグ:Inbox
(2)Operaでリンクパネル「lib」検索→全表示
(3)(2)で開いたウィンドウ分ループ
+ISBN検索ボタンをクリックする
+タブを閉じる
+次のタブへ
(4)(3)で開いたウィンドウのうち、検索結果がないもののみウィンドウを綴じる
(5)(1)のウィンドウにて、メンテナンス画面を開く
(6)検索結果のあったもののうち、予約人数が多かったもののみチェックする
(7)メンテナンス実行:タグ「図書館人気」を追加する
(8)検索結果のあったものについて、すべてチェックをつける
(9)メンテナンス実行:タグ「図書館にある」を追加する
(10)メンテナンス実行:タグ「@Inbox」を削除する
(11)メンテナンス画面ですべてチェックをつける
(12)メンテナンス実行:タグ「図書館にない」を追加する
(13)メンテナンス実行:タグ「@Inbox」を削除する

この場所では"Inbox"タグのついたデータを処理する場所になっている。

GTDのフレームワークで言うところの処理ステップ。MediaMarker内での処理ステップは何をするところかというと

  • 図書館にあるかどうかを調べる

これにつきる。

これ、結構面倒なんだよね。図書館一括検索画面というのはないので、それをいかに作業を抑えつつ行うかをいろいろこねくり回した結果、今の最適作業は上記のような感じ。

でもやっぱり面倒なので、10冊ぐらいたまってきたら、このステップはやった方がいい。

買った本を反映する

(1)Myバインダを以下でフィルタリング
属性「ウィッシュ」
(2)買った本の項目分ループ
+クリップ横の「+」をクリック

これ以降のステップは、GTDで言うところのレビュー・実行ステップにあたる。整理ステップは、システム自体がやってくれるので特にないです。

別に買ってくる本はあるのでそれを反映します。が、これのステップをするかどうかは私ですら微妙だ。一応ここでは、買いたい本から買ってきたことを想定していての手順になる。

いくつかの本を図書館で予約する

(1)Myバインダを以下でフィルタリング
属性「未読」
タグ:図書館にある
タグ:Action
(2)タグに「図書館で予約した」がないものから選ぶ
(3)図書館の予約作業を行う

図書館によっては、予約数が決まっているので、大量に本を借りてきた後、予約人数の多い本を予約しておきたいものを予約しておこうということがあります。その時に、何を予約すればいいかをフィルタリングできる。

図書館から借りてきたー

(1)Myバインダを以下でフィルタリング
タグ:図書館で予約した
(2)メンテナンス画面に移動する
(3)借りた本だけチェックする
(4)メンテナンス実行:読書「読中」へ変更する
(5)メンテナンス実行:タグ「図書館で予約した」→「図書館で予約したことがある」へ変換する

図書館から借りてきたタイミングで行う。この作業が一番マメに行う(笑)。

経験上からは、「図書館から借りてきたー」と「図書館に返したー」と「いくつかの本を図書館で予約する」は同じタイミングでするのがよろしいです。

私の場合、読中は広い範囲で使っている。その本に手をつけてもいいよと思っている範囲かどうかでやっ

ている。これは図書館から借りて本を読んでいることに起因している。でないと、何を読んどかなきゃいけない本なのかがわかんなくなるのだ。 

本によっては、二度借りしたくなることもあるので「図書館で予約したことがある」タグをつけて、借りたよ履歴を作っておくです。

図書館に返したー

(1)Myバインダを以下でフィルタリング
属性:読中
(2)メンテナンス画面に移動する
(3)借りた本だけチェックする
(4)メンテナンス実行:読書「読了」へ変更する

図書館に返したタイミングで読了とする。読まなくても読まなかったということで、これから読みたい本からは外れるので「読了」。別に読んでる途中で「読了」しても、もちろん問題ない。

そもそもどうしてこの本を読みたかったんだっけ?

(1)Myバインダから当該の本を検索する
(2)詳細オープンする
(3)参照URLを開く
(4)Diigoletを実行する
(5)引用部分を確認する

うっかり忘れたらDiigoからみなおす。管理している時もそうだが、借りた段になって、なんでこんなの予約したかったのかと謎な気持ちになることもあるのでそういうタイミングの時に調べる。これに慣れると、URLがない時はショックを受ける。。

どれ買ったらいい?

(1)Myバインダを以下でフィルタリング
ウィッシュ
タグ:Action

この処理系統を行うと、こrのフィルタリングで見つかる本は、私の場合は10冊以下になる。人が一度に認識できるのはおおよそ7というが、選べる数も7じゃないかと私は思っている。まぁ悩んだら数を減らすようにするのがいいテクニックになる。

次に読むのはあるの?

(1)Myバインダを以下でフィルタリング
属性「読中」

積読リストのかわりになる。なんで「未読」でフィルタリングしないかというと、別のところでフィルタリングするのに「未読」を使っているからなんだな。読中ステータスで「設定なし」がフィルタリングできれば、また違うやり方になるのかもしれないが、今できる範囲ではこういう形になった。

図書館人気すぎ!しょうがないから本買おう

(1)Myバインダを以下でフィルタリング
タグ:図書館人気
(2)買おうと思う本の「詳細」を開く
(3)属性変更
ウィッシュ:チェックなし→チェック
(4)更新する

図書館人気の本は、大人気だというと予約人数も尋常じゃありません。経験上では、2週間貸借、対象1冊、23人待ちの本で約半年程度で読んだ経歴があります。これを踏まえて、借りるまでまってられん!という本は買うリストに持ってってもいいんではないでしょーか。とかなんとか言ってるけども、予約人数が100人越えしたのを見た時に、このステップを用意するようになったわけだよ、セニョール。。

 

とまぁこんな意識のもとに、手順を組み立てています。最後の第5回は総括で、べらべらいろいろ話そうと思います。