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GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

モチベーション2.0のバグに共通する二つのこと - 『モチベーション3.0』にまつわるエトセトラ

P93

本では7つの観点から紹介された。7つは分類するにはまばらで具体的な内容だったので、これらに共通する理由を考えた。

(1)結果が固定的である
(2)与えられる結果が、短期的に消費されるもの

(1)は不思議なことだが、結果が固定的になると、途端にやる気がなくなる。どうしてそうなるのか、て考えたら、結果が固定的になると、それは未来でもなんでもなくなるからだと思った。中間過程がどうあれ、報酬がもらえるのだとするなら、中間過程に気を配ったとしてもどうでもよくなる。

(2)は、例えば薬を思い出す。薬は投与されてそれが働いているときは調子がよいが、薬が切れると調子は悪くなる。報酬は、人にとっては薬のような短期的に満たすものであって、長期的な蓄積を与えるものではない。

人にとっての長期的な蓄積とは何か? 例えばそれは経験であったり技術の向上だったりする。