works4Life

GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

「仕事を成し遂げる技術」を読み始めました。

 Amazonのブックレビューでは直訳的すぎるなどのブーイングがかなり見受けられた本。見つからないのをいいことに私も読むのを後回しにしていましたが、ようやく買って読み始めています。

翻訳の内容は?

 Amazonのレビューで見かけた通り、確かに直訳的な翻訳が多いことは確かです。だからといって、それが理解を遠ざけているかというと、一部はそうかもしれません。

 わかりにくいのは、どちらかというと書式やフォーマット、それから本の内容かと思われます。  書式は行と行の幅があまり余裕がないところや、本の端から文章の間の余白が微妙に余裕がないところが気になります。フォーマットは構成がわかりづらい所があります。それから本の内容ですが、章によってボリュームがかなり変わってくるのと、アウトラインが割りと細分化されているのとで、今どんな内容を話しているのか現在位置がわかりにくい感じなところがあります。

ボリュームについて

 まず驚いたのはボリューム。予想していたよりもかなり多いです。普通のビジネス本のボリュームと思っていたので、それほどないと思ってたんですよね。それがみっしりの文字数で300ページ以上です。全体を一気に把握するのは難しいです。

内容について

 さすがソースなだけあって、途中でひっかかるような説明も満載です。それからweb上の記事等ではやはりGTDの要素をまとめていて、それだけで正確に捉えるには難しいと実感しました。

 webの記事では頭の中のリソースのみを取り扱っているけれども、原本だと頭の中のみならず、自分の作業空間全てにおいて取り扱っていました。これについては目ウロコ。確かに、よくよく考えると物理的な内容から入るのはGTDの理論からだと当然ですが、webで見かける記事ではそんなことはまったく対象にされずにいたことがびっくりでした。

 他に具体的なプロジェクトの考え方についてなどもあってここもとても大切です。GTDは、以下に今できるタスクを具体的にするか、ということが念頭に置かれています。その部分はまた、私がこの方法がすきな理由の一つでもあります。

 他にはこの単純な5つのステップの理由や2分間実行ルールの意義について、それから5つのステップについてのかなり詳細な実行方法について記述しています。2分間実行ルールは、私は粒度を揃えるための物理的な1ステップだと思っていたのですが、精神的にもメリットを生産するための重要なステップでした。これからはちゃんとやろう。。

 それから「今日のtodo」リストはGTDでは実現できるかということが、前々から気になっていたのですが、やはりGTDではそれについては全く推奨していませんでした。これで、自分が理解したGTDと、本来のGTDがブレていないことがわかったのでよかったです。