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バレットジャーナルが教えてくれた、メモをとるプロセス

私が不思議に思っているのは、バレットジャーナルは、手帳好きとは相容れないものかな、と思ったんだけどそうではなかったということだ。

 

メモをとることと属性を決めることと、その順番

 

数多くメモをとるとなると、1つのメモの作業には最低二つの作業が必要になる。実際にメモをとること、そしてそのメモの属性を決めることだ。

 

  1. メモをとる
  2. 属性を決める

 

属性を決める、とは、このメモは後で作業しようとか、これは単なる感想とか、そういうものを明確にすることだ。バレットジャーナルなら、これがキーにあたる。

 

そもそも、メモの属性決めなどメモをとることと同時にされているのが大概だ。だから通常、そんな属性を決めるなど意識下にない。なんで、そんな作業が必要か? と不思議に思って当然である。しかし、この作業は必要だ。特に数多くなると尚更である。

 

数多く対処しようとすると、我々人間は分業しはじめる。同じ作業をまとめはじめる。メモを数多く書く際にも、これは当てはめられ、「メモをとる」「属性を決める」という作業に自然と分かれる。

 

  1. メモをとる
  2. 属性を決める

 

この順番をうまくやっていこうとした結果のひとつが、多分バレットジャーナルなんじゃないかな、と私は思っている。

 

手帳好きには相容れなさそうな理由

 

で、なんで手帳好きには合わないかも、と思ったのは、この作業の順序が異なるからだ。そして、私が手帳が合わなかった理由でもあると、考えている。

 

  1. 属性を決める
  2. メモをとる

 

手帳では、メモをとる作業はこの順番で行われている。手帳は、フォーマットを提供し、どこに何を書くかが予め明確になっている。

メモを書く際には、自然とどこに書くのかを明確にして、しかるべき場所にメモを記入する。このどこに書くのか、これがちょうど属性を決めることに相当する。

 

私は、このメモをとる前にしかるべき場所をきめるのが、とても苦手である。どこに書くべきか迷った挙句、結局記入しないこともある。

 

しかし、手帳好きは、少なくともこのどこに何を書こうかがとても好きな人が多いように見える。だのに、この定義の場所の少なさに、手帳好きは耐えられるのだろうかと、私は疑った。

が、それは杞憂だった。

 

バレットジャーナルは自由だった

 

バレットジャーナルは、あまり書く内容を決めない。これが功を奏した。

 

彼ら彼女らは、バレットジャーナルに自分たちの定義つまりフォーマットを自由に作ることで、自分にとって住み良いジャーナルを作り出していた。

 

それって、いつも使ってる手帳と変わりないですやん、というツッコミもないこともないんだけど、でも、自分に合った手帳を作ってもいい、という自由が増えたのはいいことだ。

 

しかし、それがバレットジャーナルなのかと言われると、私は些かふーむ、と言わざるをえない。

 

バレットジャーナルの本質

 

私の感じるバレットジャーナルの本質は、手帳とは全く異なるメモをとるプロセスを提供することだと思っているからだ。

 

  1. メモをとる
  2. 属性を決める

 

この順番。

 

でも、本質から外れても受け入れられる器かは、流行る原因のひとつなのかなと思った。