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works4Life

飯と酒と時々GTD

君は『キック・アス』を見たか?

映画『キックアス』画像03

via 映画『キックアス』画像03:@nifty映画

 

 

2010年、春――台湾。

 

映画「特攻聯盟」は、台湾は首都台北で大々的なプロモーションを行っていた。本タイトルは「KICK ASS」、邦画名「キック・アス」。

 

 

日本での放映は難しいんじゃないの?

台湾旅行で高揚していた友人と私は、どうにも映画が見たい、この映画が見たい!ということで、日程のとある午前中を使って見に行った。その時の二人の感想が上の見出しである。

とゆーのも、この映画の売りになってるのであるが、あの紫のコスチュームの女の子が、練習の一貫とはいえ銃を突きつけられるわ、敵方と鼻血噴く戦闘を繰り返すわ、ばっさばっさと敵を殺していくわ、てなもんだからだ。面白いけど。

ついでに言うなら、そうでなくとも、人はざくざくスライス、ミンチ、、爆発もなんのその。いっそここまでするのも清々しいくらいだ。特にここの死んで行くシーンの映画の中の人の反応も、あまりにあり得そうなシーンなので、ですよねーとうんうんとうなずきたくなるもんである。ある人はショックを隠せず、ある人は大いに笑う。まあ不謹慎である。面白いけど。

そんな映画だから、パトロンやってもいいよ、ていう所があるとは思えないし、どうやって映倫通すんだろーねーとかそういう話を友人としていて、なんとなく雰囲気で見たけど楽しかったね!日本じゃ見れないから得したね!ていう話をしながら台湾を後にした。

 

そしたら日本でもなかなか評判になっているではありませんか

そしてしばらくした後、KICK ASSは台湾で見た痛快な女の子の映画ということで、私の記憶の奥底に眠っていたわけだが、ここ最近になって、その記憶の箱が浮上するようになった。

何でも、1日限定でKICK ASSを上映するというのである。

 

そう、たしか10月だったか。浅草の方で、まだ日本で展開していない映画特集ということで、キックアスもその映画の一つとして組み込まれていた。

私が気づいた時にはチケットは完売。まぁ1日だけだったし、日本で再度映画を見ることは無理かなぁと思ってた。

したらばどうだ!

反響があって、会館自体は少ないけれども、全国展開することになってではないか!! そんなわけで、くだんの友人と再度のキックアスを年末に見に行った。やっぱり面白かった!!

 

何が面白いって、原作と脚本のギャップぶりが

このキックアスは原作付きだ。原作はアメコミで、購入した友人から見せてもらったんだが、まぁ、なんだ、その、……アレだ。

何がって、少女なのにぶっ殺しまくるヒットガールやバットマン風味のブラック、おいしい設定がこれでもかと言わんばかりなのに、この結末がもーやるせない。こんなにいい要素満載なのに、結末は何でこれ?!みたいな。

その美味しい食材をどうしてうまく調理しないのか?!と憤慨するかのように、脚本では、すばらしい構成力をもってして、新しい「キック・アス」を作り上げた――と穿ってみたくなるぐらいだったんだよ、原作は!!

そんでもって一番力が入っていたのは、なんといってもヒットガール!! もう今回の映画はヒットガールなくして成功はありえない。

 

最高の旬、ヒットガール

今回の映画の中で旬は大切だなぁと思ったことはない。というのも、ヒットガール――クロエ・グレース・モレッツの出会いが1年遅くても1年早くても、こんなにいい映画ができなかっただろうと思ったからだ。

ヒットガールの中で、何が一番すばらしいのかというと、体型だ。誰がなんと言おうと私の中では、体型だ。あれより小さくても、あれより大きくても、もうヒットガールとして成り立たない。

実際、映画の最後では大きくなってきて、まさしくヒットガール!というのが難しくなってきていた。だから、この体型で、ヒットガールの撮影ができたのは、真にタイミングがよかったことだ。

この体型に加え、演技力、5ヶ月間もの訓練などによって、ヒットガールは作られた。涎物だ、最高だ! 素晴らしい!!

大切なことだから何度も言うけれども、体型。このサイズ!! このサイズなくしてヒットガールはあり得ないから!! クロエもクロエで、「ソルトみたいな役をしたい!」と言っていたというのだから、ぴったりな役をできて、役者冥利だろうな。

 

この映画は奇跡的に成功した映画である

そんでもって、この映画は奇跡的に成功した映画だ。何が成功したかというと、作りたいものが実現し、それがダイレクトに伝わるという点においてである。

数ある制約のはびこるこの世界の中で、自分たちが本当に実現したいものが出来上がることなど皆無である。通常は、大人の事情、金の事情、世間の事情などにより、自分の理想とは妥協して作らざるを得ない。

しかし、この映画はそうではない。したいことが実現されている。だからこそ、みんなに愛されている。だろ?

 

 

君は『キック・アス』を見たか?

 

君は『キック・アス』を見たか?

 

 

 

 

君は 『キック・アス』 を 見たか?

 

 

 

 

も一回見に行くかな。