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飯と酒と時々GTD

Doingリストあれこれ(2) clmemo@akaのDoingリストと科学者のDoingリストの相違点

アーカイブ アーカイブ-昔の雑記

clmemo@akaで紹介されたDoingリストのやり方がしっくりくるのと、最初に紹介されたDoingリストではしっくりこないのは何故?

 

Lifehacking.jpの記事を見た当時、私もものは試しと、Doingリストを始めた。しかし、なんだかぴんとこなかった。それからしばらくしてAutofocusをやったりなど、作業ログの体裁について何かいいやり方がないかと探していた。そこでclmemo@akaでのDoingリストのtips集に行きついた。

目についたその次の日に早速まねた。印刷して読み込んだ。Moleskineラージを買ってやり始めた。なんだかピンときた。

Moleskine Squared Notebook Large
Moleskine
Moleskine ( 2008-01-01 )
ISBN: 9788883701139

 

状況の相違点

自分の状況と、科学者の古いスパコン利用時の状況とを比較してみた。

異なる点。

  • 単位時間あたりの作業項目数
  • 単位時間あたりの、外部から作業がやってくる項目数
  • 作業実行するしないの比率
  • 作業項目のボリューム

上記を総合すると、状況で大きく異なるのは、検討できる時間が少ないということと、時間の流れが速いことだと思う。

現在の仕事は検討する時間があまりないから、実行時に多少の失敗があってもそれはよしとして、実行率でカバーする方法をとっている。ところが、科学者のDoingリストは、サービスリリース手順書の如く、実行すると決めたら梃子でも動かん!成功率はいつでも100%!というぐらい、強制力が強く感じる。その強制力の強さがどうにも私は合わなかった。

確かに割り込みタスクの概念も、当初のDoingリストにはあるけれども、とにかく、Doingリストを用いる時間の流れがそもそも異なった。

clmemo@akaで見たDoingリストの全く異なる点

で、この最近見かけたclmemo@akaでのDoingリストは親近感があった。特に当初紹介されたDoingリストと様式を異にする破壊的な要素が次だった。

タスクが順不同になりがちだけど、一応リストをひとなめすると、全部のタスクが終了するのであまり気にしない。

via clmemo@aka: 我流ながら Doing List を二年間試して得た Tips 集

上から順にするのを最大のルールとするのが、当初紹介されたDoingリストの原則ならば、その日にすべてが終了することを目的とするのが、clmemo@akaでのDoingリストの原則だった。

これは目から鱗どころじゃない。目そのものが飛びぬけたような驚きだった! そうか!順番じゃなくても、全部終わりさえすればいいんだって。

 

clmemo@akaでよかったtips集

web記事中で特によかったtipsは以下の通り。

  • 方眼紙を使用→サブタスクのインデントがしやすい
  • サブタスクはインデントする→眼鱗。サブタスク作っていいんだ!インデントでいいんだ!なんというか新鮮だった。
  • 1日1ページ→区切りができて気持ちがよい
  • 関連タスクの繋げ方→ポインタ展開
  • 項目の粒度→もっと細かくてもいいんだ!
  • みっしりな書き方→開けて書かない。みっしりだとなぜかやる気がでる。
  • 時間取らない→時間ログとらないというのが私にしては画期的だった。だらだらしがちなので私は時間を取るのが癖になってたけどちょっと緩和させるようにした。とにかく早く終わらせたいというかどれだけ時間かかってんのか調べたいとかそういう時には書いておく。
  • アナログツール!→というところを強調。これぐらい細かい項目だと確かにPCで画面切り替えすんの面倒だわ、と思った。

一番感心したのが、関連タスクの繋げ方。これによって、分解しづらいタスクも、別の行でタスク分解すればよいことが可能になった。このタスクの粒度を展開できる、というのが今まではなかった考え方なので、ものすごくDoingリストの意味が広がった。

それから実際に実施しているルールでのサンプルのページがあったので、その点もどうやって実行しているのかが明白なので、自分自身も実行しやすかった。

1日1ページはAutofocus利用時に同じように1日1ページ単位にしていたので、ものすごくしっくりした。

それから高速化を狙うための工夫。アナログツールだとか、時間計測を必須としない点は細かい点だけれどもわかる。時間計測に関しては、確かにとった方がいい時もあるけれども、そうもいってらんない時期もあるわけで若干バランスのとり方にこまねいただけあって、なんだか嬉しかった。

私が追加しているtips

で、clmemo@akaルールをベースにして、私が追加で使っているルールは以下。

  • 1ページ1区切り。Doingリストの項目もこのページのみ有効。
  • 1ページ単位でなら、メモページを挿入してもよい

1ページ1区切り。Doingリストの項目もこのページのみ有効。

Doingリストの項目。これはそのページにのみ有効であること。つまり、ここから別のツールに移動する際は、ここから項目削除をする必要がある。私の場合「→nzb」などとして、引っ越し先を書くことで処遇をはっきりしておく。で、全部チェック済みだったら、ハンコを押して「このページは全部チェックしてあります」ていうのを明示する。

1ページ単位でなら、メモページを挿入してもよい

DoingリストというかDoingリストのあるMoleskineの使い方になってくるが、1ページ1区切りという感覚で使っている。その1ページを何に使うか、というのをはっきりしておく。なので、DoingリストならDoingリスト。検討メモであればその旨をタイトルにすることで、そのページが何のために費やされたかをクリアにする。

どーしてもメモする部分がほしいので、Doingリストとメモを同居するためのルールがこれになった。

 

私のDoingリスト=その時にする漏れがないことリスト

最近のDoingリストを見ていると、今まさにしていること以外にも、その日に実行するのを忘れないようにCalendarリストの項目も棚卸をしてくる。それから作業が必要な項目も。そうして、実際作業する際は、サブタスクを展開して、そちらで実行作業は管理する。んだけど、これってどうみてもプログラムコードにしか見えなくなってきた。

clmemoさんのDoingリストがプログラムコードにしか見えない件

で、clmemoさんの記事中にある実際のメモを見るだに、そして自分で倣ってやって見るだに、このDoingリストは、プログラミングコードを自分で実行しているような錯覚に陥る。そしてこうも思う。これぐらい具体的でない限りには、自分はやる気にならないんか、と。

と思ったが、その心当たりが私にはある。楽譜だ。14年程楽譜とのお付き合いはある。楽譜は実行可能な状態の手順書だ。練習する必要があるけれども、ピアノがありさえすれば、弾くことは可能である。

 

もちろんうまくいかないこともあるが、それは本当にうまくいかないことなのか?

極力Doingリストを書いて実施しているが、全く役に立たない場合もある。例えば、何か考え事をしながら作業を進める場合は、Doingリストが利用できる限りではない。Doingリストなんぞ書きながら作業をしていると、ふんわりした感覚が逃げてしまう。

けれども、すべてがすべて、Doingリストに倣って行動することに準拠しなくてもいいことを最近は覚えた。そういう浮つく時間を取れるためにするのが、多分私にとってのDoingリストの目的の一つのような気もする。

今日は何をすべきか、やり残していることはないか。作業はどこまで進めているか。どういうことをしたのか。そういったことがDoingリストには残っている。それが明記されているから、私は安心して心を浮き立たせることができるのだと思う。