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【映画】スーツでアクションがこんなにキまるとは『キングスマン』

 

 

スーツのオジサマが格好よくアクションをやってくれる比類なきスパイ映画。全然隠匿感はありませんが、っていうか最近のスパイは全然隠れてないけどね!

 

監督はキックアスのマシュー・ボーン、主人公ハリーは英国王のスピーチコリン・ファース

もともとこの映画を見に行きたいと思ったのは、何よりスーツでバトってるシーンが格好よかったからで、「古くからの紳士服専門店が実はスパイのアジト」というなんとも魅惑的な設定もオツである。

それに監督はキックアスの監督だというから、あ、これは大丈夫という安心感もある。キックアスはその昔台湾旅行に行ったとき、あんまりにもポスターが格好よくて、英語はわからなくてもとりあえず見てみようってな感じで台湾で見た映画。で、日本じゃさすがに入らないだろうとか思ったら、R-15指定で来て二回見て、ようやく中身をだいたい理解したといういきさつもあって、感慨深いのである。

だからまぁ彼の好きなアクションシーンというと非常に期待できるもんだし、てことで初日に見に行くことになった。

スーツで闘うってこんなに格好よかったっけ?

で、今回のこの映画の見所は、ラストあたりのえ、そこでB級?!みたいな感じのところもあるんだけど、前半戦の主人公ハリーの乱闘シーン。

とにかく格好がいいんである。

結構乱闘シーンは映画なり見てきたはずなんだけど、その中でも群を抜いて格好いいといえる。なによりハリーの立ち姿が半端ない。

通常、「英国紳士」と「格闘のプロ」というのは両立しないんだけど、この主人公は見事に体言していて、要するに、「闘ってても英国紳士」なんである。

だのにハリー扮するコリン・ファースは今回の映画が30年の彼の経歴の中においてアクション初めて。だからなんじゃろか。体さばきがアクションっぽくないんだよね。アクションになっていても、背筋の伸びとかが麗しく、これはもう一回見なきゃ。

いやもう格好いいね! 若人がやってなく熟した感じがまたそれっぽくっていいよネ!

格好よさ以外にもいろいろ入ってるし詰め込んでいる割には見やすい

主人公ハリーのアクションシーンだけがいい!としか今回説明していないけど、それ以外にも、笑えるところやバカっぽいところやB級なところやほろ苦いところもあってとってもお得感溢れる映画になってて私はとっても良かった。いい映画。

突っ込みどころも結構ある。

例えば、その紳士服展の財団がそれなんてナイト財団(注:ナイトライダーのドリームカーKITT2000を作った組織)だし、両足が武器になっちゃってる女の子の動きはなんだかクレイモアのクレアを思い出したりして、オマージュもあったりなかったり。

途中の話の展開は正直ついていけないところがあったりもして、でもキックアスも似たような展開もあった気がするので、でもちょっと余韻なくて受け入れるまでに時間かかっちったよなーとかそういう不満がないわけではない。

でもそれを上回って満足できるんで、今回はドンとオススメする。

ただし、体の破損をばっちり見るのでそういうのはちょっと覚悟必要。

ところで

友人「サングラスとかで見える画像とかはなんで荒いの?」 私「あれは、甲殻機動隊とレベル合わせてるから」