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言葉亡き世界は終焉を遂げた

随分文章を書くのが途絶えてしまった。

私は中学生の頃から今まで、何かしら文章を書くようにしていた。それはノートだったりブログだったり形状や媒体は違えど、何かしら文字にして、私自身をサイクルさせるようにしてきた。それがここ2年程全くもって文章という文章を書いていなかった。私が文章を書いていないことは、つまり、私の中で何かしら思考するサイクルというものが途絶えていたことになる。

これがようやく最近、ブログを書こうという気になった。そう思い至って実際に書き始めるまでには時間がかかった。ツールが揃わないせいか、書くネタがないのかなど当初は思っていた。それらも一因ではある。しかし何より私は、何も考えたくはなかった。

生まれてこの数十年、思い詰め悩み患うことは多々あったが、思考を放棄したいと思ったことなどついぞなかった。そんなことすら、今まさに書く段になってからようやく気付いた程、私は思考の欠片を拾う作業が厭わしかった。

そうなってしまったのは、仕事の多忙による人間関係含めたストレス過多だ。今はこの通り書いているのだから、環境改善して順調に回復している。とはいえ、そんな状況下だったのは丁度一年程前の今頃であり、書けるまでに一年を要している。なんたることだ。

なんたることである。

何がなんたることかというと、私はそれまで、自分は回復したとばかり認識していたのだがそれは間違いだったことだ。一年も気づいていなかった。昔と比べて異常だったことに気づいていない。とんだマヌケだ。

そして、文章を書いて咀嚼することが、自分にとってかなり重要な行動であることを、今はじめて知った。確かに私は、物事の状況を書かないと、なかなか理解しにくいところがある。だからと言って、思考すら文章に書きとめないとままならないなんて思いもよらなかった。

今から一時間前まで、私の世界は言葉亡き世界であった。この文章を書くことで、私は言葉を取り戻した。我思う故に我あり。この言葉をまた身を持って体感するとはね。

おかえり私。ようこそ私。