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【食べ物】買いたい煩悩が止まらない!(同居人の) クリスマスシュトレンの陣!!

クリスマスと言えばプレゼントもさることながら、同居人と暮らす我が家ではシュトレンとパネトーネが目下の注目になる。

シュトレンとパネトーネは、クリスマス時期に食べる外国のお菓子である。シュトレンは小麦粉に干し果物をまぜまぜして焼きしめ、最後にバターと砂糖でまぶすというちょっと固めのドイツのお菓子。パネトーネは同じく小麦粉に干し果物をまぜまぜしてふんわり焼いて食べるやわらかめのイタリアのお菓子。アドベントカレンダーと合わせてちみちみ食べつつ、クリスマスを迎えるおつなお菓子である。

のだが、それは各本国での話であって、我が家ではどこそこのパネトーネがおいしいとか(同居人が)、どこそこのシュトレンがおいしいとか(同居人が)、アドベントカレンダー消費中にフィーバーすることになる。

去年は、クリスマスパネトーネの陣

去年はパネトーネに躍起になっていろいろ買っていた同居人。

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去年は三つも買ってたんだっけ(同居人が)。

去年はカルディで扱っているパネトーネがうまいらしいとどこからか情報を仕入れてきては買ってきた。それ以外にもなんかどでかいパネトーネとかも買ってていつの間にか気づいたら家にはパネトーネが3つもあったという。

その頃、丁度ケーブルテレビで「いたずらなキス」のアニメの全話放送があって、いたキス祭りと称して全話見るというイベントを実施してて、それに参加していた友人にしこたまおすそ分けをしていた。ちなみにいたキス祭りは、なんというか、入江君の成長譚みたいな感じになってた。

今年のパネトーネは自前で

今年は、どうやら去年で満足したらしいのか、パン作りも再開したこともあって、パネトーネは自前で準備することとなった(同居人が)。この週末パネトーネ焼いてた。すばらしい出来。

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切るとこんな感じ。

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上の図だとまだ白いまんまだけど、これがちょっとほうっておくと、干し果物達がいい仕事をしてくれて、ふんわり匂いつつ、生地にしみこんできておいしくなる。

今年はシュトレンの陣。。

じゃ、今年はシュトレンも自前かー、と思ったらそうでもなかった! 今年はシュトレンフィーバーの年の模様。。

伊勢丹やら百貨店のシュトレンのチラシを見ては、あそこがいい、この店気になるとあーだこーだといろいろ悩んで、一個選んで予約購入していた(同居人が)。

「も一個買いたい!」

でもほかにもどうせ買いたくなるからやめといた方がいいよ、といってなだめて1個で押しとどめた私、偉い!

 

「オーボンビュータンのシュトーレンの予約終わってた!(><)」

と思ったら早速別のを買う算段がついてたんかい!

オーボンビュータンは東京の尾山台にある有名なお菓子やさんで、いろいろお菓子のある中キッシュが激ウマでおススメである。そんなオーボンビュータンもクリスマス用にいくつか出してて、高島屋で予約受付してたらとっとと予約数に満たしていたんだそうだ。

http://aubonvieuxtemps.jp

 

個人的には予約できなくてほっとした。

だってさ!シュトーレンて一個のカロリー大変なんだよ!!100グラムで350キロカロリーとか半端なくって、だからシュトーレンはクリスマス前にちみちみ食べれば毎日50キロカロリーで済むとかそんな話もしている。

けれどもそれは、シュトーレンが一個の場合だ。

繰り返す。

シュトーレンが一個の場合である。

これでシュトーレン買いが終わりますように、と心の中で念じていた。

大穴、カフェ中野屋

その後は特に不穏な空気もなく、これでシュトーレン祭りもおちついたかなーと思っていた矢先、同居人からはたまた危険なメッセージがやってきた。

「今週末町田に行くよ!」

ちょっと待って!

なんでいまさら町田浮上なの、どこに行くというのよ町田に!

「カフェ中野屋だよ!!」

 

運の悪いことに、同居人は、カフェ中野屋のシュトーレンがまだこれから販売するというのをどこからか仕入れてきてしまったのだ。。終わってなかったのかシュトーレンフィーバー。。

http://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13022620/

カフェ中野屋は、老舗の和菓子屋が始めた饂飩とパフェのお店。アーティスティックな盛り付けのパフェが有名で連日待つのが必至である。どうして饂飩でどうしてパフェなのかは、いまだ謎の組み合わせであるがそこは素通りしておこう。それはさておき、そんなカフェ中野屋もこの時期シュトーレンを出している。通常のシュトーレン3種類に加え、スペシャリテといって特別品が今年はなんと!3種類も作ったらしい。毎年1種類だというのに、よりによって何故今年だけ3種類も作ったというのだ。いやなフラグである。

そもそも今までノータッチだったカフェ中野屋が浮上してきたのは、フォションのシュトーレンを見たことから伏線が始まっていた。今年のフォションのシュトーレンは、ピンクと毒々しいことこの上ないシュトーレンであった。へええ、ベリーなシュトーレンなんだー、珍しいね! と同居人と話していたんだが話はそこで終わらなかった。

「違うよアレ、カフェ中野屋の2年前に出してたのと同じやつだよ」

……なんで知ってんの。

そこからだ、同居人がカフェ中野屋のシュトーレンを調べてきたのは。今年3つもスペシャリテがあるのは、もともといちじくを半干しするお店が日本にひとつしかなくて、そこで仕入れた半生干しいちじくでスペシャリテを作ったんだった。が、値段が一粒900円ぐらいする代物で、シュトレン一個ででかでかしい値段になる。

ついでに言えばこのイチジクも希少であるので、それで途中の経過であまってしまったワインがもったいなく2つ目のスペシャリテ作成。これまたいちじくを使ったので値段も同じくいってしまった。

でもさすがにお値段高いとお客さん厳しいよね、普通のねだんのスペシャリテ作ろうよ、といって作ったのが3本目。

しかし実際フタをあけてみると、以下の通り。

 

店の人「みなさん、高い方から買っていかれるんです。。 一番売れているのは一番高いやつです」

同居人「私も一番高いやつから買うわ」

店の人「僕もです」

 

……。

えー、さて。

結局、同居人が調べてくるものにおいしくないものはないので、ついつい釣られて町田に行ってしまった週末。開店30分程前に行って並んで買うという用意周到さである。というのも、同居人がお店の人に確認したところ、こんなやり取りがあったそうだ。

同居人「いつもだとどれぐらいでシュトーレンってなくなっちゃいますか?」

店の人「そうですねー、午前中ぐらいはあると思いますよ、いつもですと、開店から30分ぐらいまでは」

同居人「30分?!」

店の人「30分」

注意。午前中といってもここんち、開店が11時なので、午前中に相当するのは1時間しかそもそもない。そんな話を聞きつけていたので、念には念をといって開店前から並ぶ羽目になったわけである。

今回のカフェ中野屋は、通常版3種、スペシャリテ3種の合計6種あるところ、「今回はがんばって2種類にする!」と同居人がのたまっていましたが、結局3つ買ってました。

最初の決意はどこへ行った。

 

現在の家にあるシュトレン

で、同居人のいろいろな煩悩と葛藤のすったもんだの末、家にあるシュトレンは4つ。

 

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ちなみに我が家の食費人力は約1.5人力程度。

私一個も出資してないからとやかく言いません。おこぼれに預かるのでとやかく言えませんとも。でもね、これだけカロリーの塊があるとなると若干憂鬱になるのもわかってほしい。

今回このことを記事にするつもりはなかったのだが、同居人の下記のセリフを聞いて、これはブログに書かねばなるまい、と思い至った気持ちを少しでもわかっていただければ幸いである。

「カフェ中野屋、まだシュトーレン残ってるって!!」

シュトーレンの陣はまだ終わってないらしい。