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GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

GTD Japan Review(8) これから私がしたいこと(野望編)

前回までのあらすじ

前回まではここ最近私がやってきた内容をもとに見直しをかけて、今後近い将来(1年以内レベル)にどういう方針でやっていくべきか、について方向性を見直した。で、今回は、そういうのはもうちょっと取っ払って、本当はやりたいことを書いてみる。夢見るはロマン、言うはタダ、行うはGTD。

 

1.会社でトップダウンで全社員に導入する

会社で公募した内容だが、まだ諦めてない。トップダウンで全社員はちょっと…と言われるかもだが、社長および部長課長クラスだけ導入ぐらいがトレードオフ。

これは、会社の実績がほしいためのアプローチ。

本当は全社員に展開してほしいんだけれども、トップがその効果を理解しない限りには、適当に放置されてそんなに浸透できない。とにかく頭もしくは部長クラスの一人ぐらいを引き入れられれば、GTDで制圧するのにはかなり時間が短縮できると思っている。

だいたい社長や部長クラスが必要なのは、そういう技能がないからという問題じゃない。彼らの場合、エネルギー効率の問題だ。体力・記憶力・発想力を今まで以上に発揮することができる。少なくとも私は信じている。で、彼ら自身のメリットはそれで、彼ら以外に対するメリットは、GTDの効果を体感し、それがいかに実用的かという点だ。

これができてようやくGTDを他の社員に全展開する下準備が仕上がる。ちなみに、私が全社員にGTDを適用したい理由は、進捗の考え方が一律化ができて、進捗管理等など説明するのが簡易できると思っているからだ。社員関連の今の大問題は情報処理の問題が数多い。特にメール。及びプロジェクトの進捗。ここら辺がもう、今のツールでは情報量と合ってない。けれども、今までなんとかなっているし、新しいツールを探している暇もないしで、とりあえず今の状況に合わせている状況だ。しかしながら、もう全世界自体が情報処理の転換期にさしかかっているように感じる。そのためにこそ、新しい処理方法のGTDを、プリインストールしてほしい。

私が個人的に募集していること

会社でGTD適用してみたく、一緒に全展開プロジェクトを考えてくれる、男気あふれる会社様。は、流石に難しそうなので、部長クラスレベルでGTDのモルモットほしいなーって思います。フルでインストラクチャさせてもらいますのでやってみたい人いたら、問い合わせからご連絡ください。本気で!

 

2.手取り足取りGTDの本を書く

ターゲット層は、GTDをはじめてみたいと思っている人、GTDをはじめたけど困っている人、GTDやったけどわかんねーよ!と思っている人、GTDやってるけどいまいち理論がよく分からず知りたい人、というGTDがビギナーレベルで理解がもやもやしている人。

この人たちに対して、GTDをはじめて、対話方式で困ったことに対して答えていく内容の話。できれば軽い読み物がいいので、マンガ方式だとなおよし。

GTDの方式は私の中では大別すると二つあって、頭の中身だけを対象とするベーシックと、頭の中身と物理物を対象とするフルスペックがある。このうち本で書くのは、ベーシック→フルスペックに展開するという方法。GTDは物理物に対象を広げてようやくフルスペックな考え方に等しくなる。その人の今後の概念はフルスペックであることが重要なので、フルスペックまでを説明するのは必須。

 

GTDには習熟までに段階がある。

GTDの本の副題は「The Art of Stress-Free Productivity」といわれているように、GTDには「技術」が含まれているのであり、このうち、本に書かれているのは最高峰の「技術」であり、フルスペックなGTDはこれをさしている。

最初の頃からフルスペックなGTDを見せておくのには、どこへ向かって習熟すればいいかの基準とするためだ。北極へ向かいたいのに南極へ向かうことはスタート地点から避けたいものだ。それを避けるため、フルスペックなGTDは最初から見せておく必要がある。

ちなみにGTDの考え方は、情報処理及び意思決定及び行動管理をまじめに効果的に効率的に行おうとすると、どうしたらいいのか、を書いているだけだと思う。これはGTDだ、これはGTDではない、というわけではない。ただ、人によって掃除の度合いが違うのと同様に、処理の度合いが異なるだけだ。

素人の飯と玄人の飯は美味さが違う。

 

 

3.GTDに関して論文を書く

これはInboxレベル。そもそも何のために論文を書くのか、何を証明したいがために論文を書くのか、論文で証明できるGTDの要素は何があるのか、証明するための実験にはどうすればいいのか、ということなどを考えないといけない。

 

4.David Allenにレクチャーを受ける

David Allenが死ぬまでにこれだけはやっておかねばなるまい。ここで言うレクチャーとは、David Allen直々にインストラクチャ―してくれる方。

 

5.GTDを学問化する

私はGTD自体は何がしかの体系化ができるんじゃないかなと思っている。Davidは学校でGTDが学べるようになったらいいねって言った。それならまずは、GTDが永らえるための装置が必要だと思う。つまり、GTD自身が自立して存在するための方法だ。その方法として学問化がある。学問化はその概念を俗人化から外部化することで実現する。その人の中で育った木を切り離して土地に植え直し、今度は反対に人間がその木の添木となって成長を続けていく。

情報が分散し、エントロピーが広がる一方で、GTDという情報処理システムは今後も必要になる技術だろう。そうならば、私はやっぱりGTDは末永く伝わってほしいと思う。

 

6.GTDの会社を日本で設立すること

続けるためにはまずは実績なんだよなー。

 

7.David Coに就職すること

何も言うまい。

 

次回について

次回はようやく最終回だ。もうちょっと短くまとめる予定がなんだかんだと長くなってしまった。次回はこれらの内容を全く踏まえるかどうかは別として、言い残した内容などをだばだばと書いて終わることとする。多分。