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読書メモ 「超」手帳法

 

前ふり

ほぼ300ページで、図解が1ページ程度しかない濃度の濃い本だったので、目が滑りながらとりあえず読んでみました。

本のスタンス

自分のワークスタイルを押し出して、自分のやり方を説明しています。が、そのワークスタイル自身の細かい部分についてはあまり書かれていなかったので、わかりにくいかなぁと思いました。

おおよそにわけて、野口さんの場合、執筆などのアイデア型ロングレンジと、講義等のミドルレンジ、公演・取材型のショートレンジと各学校のイベント対応による作業がだいたいのようです。私はあんまりピンと来なかった、というのもこういう中期なレンジがフォーカスではなく、1週間以内程度の短いレンジの方にフォーカスが置かれているからでしょう。

まずこの本を読むには、自分のワークスタイルとどういう違いがあるのかを確認してから話を進めないと、つらいかなと思います。

スケジュールについて。

彼のワークスタイルの中で重要な部分というのは、執筆作業です。それ以外に、アイデアを出すのに注力している。そのため、執筆の時間を用意するために、スケジュールを白くするようにしています。スケジュールは、彼にとって、他の人と共有する時間がどれほど存在しており、自分自身に対して割ける時間がどれぐらいになるかの目安となっているようです。スケジュールの白い部分=自分に割ける時間なので、執筆が入る場合は、この白い部分が必要となると。

全体としての内容的には、整理系を読みつくしている人にとっては、行き着く先は一緒の内容になっています。

メモ。

いつでも、どこでも、なんでも、メモしましょうということ。

ToDoリスト。

全てを網羅しましょう。そして難しいときは分割しましょうという感じ。

IT。

得手不得手があるので、お互い仲良くしましょうという話。

スケジュールについては紙がよろしいとのこと。これには同意。スケジュールは携帯できて尚且つ瞬発性が高い。

IT系については、編集が容易、コピーが便利、検索が可能。

若干気になった点

リスケはあまりしない。

彼のワークスタイル上、割と時間的にもスパンが長いようなので、約束をリスケするようなことはあまりないらしい。相手の気持ちを損なうからやめた方がいい、といっているが、確かにお偉方と約束をするのであれば確かに問題かもしれない。いずれにしても、面子と人数とmtgまでの日にちの問題だろう。相手の都合が悪ければ、問題なければ移動してもかまわないと私は思う。だって、時間が大切なのではなく、ミーティングをすることが大事なのだから。

変化があれば長く感じると書いてあって、それは時間の区切りが多くなるとあるが、これは違うんじゃないかなぁ。明らかに、変化を対応するために頭がよく働くからなんじゃないかなと思う。

いつものパターンであれば、頭を使わずとも対応が可能で、やったかどうだか認識するのすら難しくなるという。

これについては、頭での温度の発生度合いを観察しながら、新しいことといつもすることの違いをやっていたテレビ番組があったはず。

インデックス

本の最後に、困ったインデックスがあります。これこれ困った時にどこを参考にしたらいいのか、といった部分がのってあります。これはよいです。便利