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『できる人の直感力』出版記念セミナーに行ってきました

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先日、ライフハックス心理学で有名な佐々木正悟さんのセミナーに参加してきました。佐々木さんの今注目していることは、今私の気になっている部分とちょうど合っていて、ライフハックス心理学もたくさん参考にさせてもらっています。

セミナーの後の懇親会に、佐々木さんから読書サイクルについて、どうやったらあんなやり方を考えられるのか、という質問がありましたが、今回のセミナー自体が回答そのものでした。

ところで直感力って何さ?

今回のセミナーのメインテーマである「直感力」ですが、セミナーの中で、直感力とはどういうものかをわかりやすく説明してくれました。それは、誰かの顔を見たら、知っている人は知っているし知らない人は知らないとわかります。別にこれは言語しなくても、感覚的にわかります。その感覚が、「直感力」なのだと説明されました。

この説明はとてもわかりやすく、どこで作用するものを「直感力」と称しているのかが、よく理解できました。

そんなわけで、知ってる知ってないという感覚は誰でも持ち合わせているわけで、その感覚は、脳の中の「扁桃体」というところがシグナルを出しているようです。この部分が病気でない限り、誰しもが直感力はあるということです。

ビジネスで直感力を活かすには?

次に、その直感力を活かすにはどうしたらいいのかについて説明されました。まずは、直感を無意識から意識できる所に引き上げることが必要であり、そのためには以下のようなステップが必要ということでした。

  1. 直感の働きに気づく
  2. 直感の内容を明らかにする。
  3. 直感した原因をつきとめる
  4. 直感を検証する

直感が働いたことにより、何らかの違和感などが結果としてあるが、そもそもその違和感というものが曖昧なので、2番目のステップで「直感の内容」を明らかにする、その因果関係となる因を調べるのが3番目のステップであり、4番目で再現性があるのか比率的なものはどうなのかを調べることで、直感で導かれた結果に有用性があるのかを確認する。

端的にまとめると、「思いつきは裏をとれ」ということでしょうか。でないと、Dr.HOUSEが病人を治すアイデアはあっても、それを病院側は受け入れられないようなことが起こってしまうわけです。

読書サイクルは直感様の思し召し?

さて、今回のセミナーを受けて、要するに直感力とは身体機能での第1指令系統だと私は思いました。第1シグナルが扁桃体で発し、それが体の神経細胞を伝って、無意識な行動や意識的な行動へと変遷していくのだろうと。大きな船の頂上に立って、前方に問題はないか確認するような、扁桃体にはそんなイメージがあります。

前回話題にした読書サイクルの処理の仕方についてですが、どうやったら考えたかというと、特に何も考えてないのです。気持ち的には楽にしたいという不満だけは明確ですが、それ以外にこうやって作業をしようとかを意識的に思ったことは、あまりありません。

via works4Life season V » Blog Archive » 2008/05 読書サイクル(1/5) 概説

最近ようやく本のサービスが出るようになったのと、GTDでサイクル作りができるようになったのとで、サイクルがだいぶ固まってきました。最終形態のデスピサロにまでは程遠いですが、勇者達にお目見えできるぐらいには育ったかなと思います。

第1回の読書サイクルで、「勇者達にお目見えできるぐらいには育ったかなと思います。」という風にサイクルのことを説明しました。ここで「育つ」という言葉を使いましたが、「意識的」にサイクルは考えていなかったことの現われです。、実際は私が動作を担っているものの、無意識的な淘汰によって所作がだんだんと固まっていくのです。その無意識的な淘汰に大きく関わっているのが、今回のセミナーで言うところの「直感力」に促されて出てきた行動ではないのかな、と思った次第なのです。

今回のセミナーでは主に感情的な直感を注目していましたが、上記の読書サイクルででしゃばった直感力は無意識な動作として現れています。それって、過大解釈しすぎなんじゃないの?と思うかもしれませんが、セミナーで紹介された直感を無意識から意識できる所に引き上げるステップは、私には馴染んだやり方でもあったのです。私自身がいつもよくわからん行動に出た時に、その行動の源を探ろうとするステップとほぼ一緒でした。

ほぼ一緒というと、じゃあどこが違うのというと、4つ目のステップが違うところです。別にビジネスに活かすわけでもないし、次の機会に出るとも限らないので、それを検証すること機会にまず恵まれません。

また、今回のセミナーで言うところには、"「脳の解釈」に「再検討」を促す感覚"ともありますが、何もこの感覚が待てのシグナルだけを出すとは到底思えません。促進させるシグナルもあるだろうし、何も反応しないというシグナルのない状態もあることでしょう。

しかし、この「意識に出すまでもなく動作することが直感力である」という推測自体が直感から導き出されたものであるので、今後いろんな情報を取り入れてその仮定で問題ないかどうかは、確認していく必要があります。そして、これが直感を意識的に引き上げるところの4番目のステップになるわけです。

上記の考えは、私の都合勝手な考え方なのですが、私にとっては上記のように考えると通りがよいため、そんな考え方を今はしています。

だからといって直感が万能というわけでは勿論なく

じゃあ、全部が全部直感に頼ったら何でもオッケーじゃん!という考えにも飛躍しそうです。が、直感様は結構ミーハーなので、すぐに状況に感化されやすいという特徴があります。

現に、セミナーの中では直感を頼りに隣の人の職業を当てるワークショップをしましたが、ものの見事に私は失敗しました。というのも、時間が遅れてセミナーに参加したため、私の隣に座った人は更に後からでした。そうすると、この時点でその人の可能性は絞られており、主催者側の関係者の誰かだろうという目星がついてきます。そうすると、その意識に縛られてしまい、職業を当てることはできませんでした。

牧羊犬のような直感、さすれば無意識的な行動や意識的な行動や言動はもごもご動く羊のような

直感はどんなものかと、更に続けて考えてみる]]