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『モチベーション3.0』のまとめ

本書ではモチベーションとはやる気を促すものだと想定している。会社が社員に対してモチベーションを出させるには、次のような観点でのアプローチがある。今まではモチベーション2.1までのアプローチをしてきたが、より社員を快活に働いてもらうには、会社は今後、モチベーション3.0についてアプローチしていく必要がある。

  • モチベーション1.0 生きるために
  • モチベーション2.0 報酬のために
  • モチベーション2.1 MOT2.0+行動の規制緩和
  • モチベーション3.0 自分のために/社会のために

このうちモチベーション3.0を実現するためには、以下のような観点で働きかけるのがよい 。

  • 自律性
    (対象、時間、手法、チーム)
  • マスタリー(熟達)
  • 目的

 

自律性

会社の中で、人が自律的に行動するのを許可しよう。自律的に行動するには、活動する対象を自由にしたり(フェデックスデーや15%ルール等)、活動する時間を自由にしたり(完全フレックス)、作業のやり方については個々人に任せたり、ある活動について活動するメンバーを個別に作るのを許可したり、といったものが考えられる。

 

マスタリー

会社の中で熟達することも、社員の大きなやる気の一つになる。新しいことができるようになったり、同じことをうまくできることが、次に向かう大きな力となる。

 

目的

今の仕事が何のためにしているのか? その目的が具体的に示された場合、人は大きなやる気になる。

 

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク
講談社 ( 2010-07-07 )
ISBN: 9784062144490
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

 

自分コメント

・省察パターン:概要