鈴木氏も「互角に戦える技術力はあるが、残念ながら人員や資金ではかなわない」と力の差を認める。
最大の課題は総合力だ。日本では鉄道事業者の発注に従い車両や制御システム、信号などをそれぞれのメーカーが納入する分業スタイル。「単なるサプライヤー(部品提供者)の歴史が長かった」(鈴木氏)。
対するビッグ3は一括で受注し、保守点検まで手がける「垂直統合型」のビジネスモデルだ。鉄道建設計画にまで踏み込んだコンサルティングやアフターサービスの提供力は大きく見劣りする。CTRLで初の保守業務も手がけ、ノウハウの蓄積を急ぐ。
世界は広い。
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