最近遊びに行かせてもらっているライフハック横浜。ライフハックを小人数で横浜でやりたい、てことで、いつも10人前後で佐々木正悟さんとベック(北真也)さんが主催でやっている。
最近になって場所は会議室からカフェの一角を借りてやるようになって、大きな駄弁り会みたいでとても楽しい。
第8回の今回のテーマは「ブログ」。
やままさんの発表
月刊PV9~10万PVを誇る食れぽで有名なやままさんに、ご自身のブログについてお話してもらった。やままさんは、最近ライフハック横浜に参加してくれている。
のっけから結論で、内容もどストレートであった。
- セルフブランディングの方向性がわかる!
書きやすいのはどれか、反応があるのはどれか - 承認欲求によるメンタルヘルス改善
- 人脈が広がり、人生の楽しみが増える
特に2つ目の「承認欲求によるメンタルヘルス改善」が眩しい。ライフハック界隈じゃ、ホントはそんなこと思っているのにそんなことないですよという人はよく見かける。そんななので、そういう思惑は隠されていることが多いのだけれど、これが前面に出てくるのが、なんというか自分的には真新しかった。
というより、ブログで承認欲求が満たされる、ということ自体が定着されているのが、新鮮。
あと、アフィリエイトとかのことも教えてくれて、お小遣いは月おいくら万円入ってくる、ていうのはちょっと聞けてよかった。
やままさんのブログを何で書いているのか、ていうのは皆に認められたい!ていうのが大きいということでFAであった。
アフィなんとか協会の定義する「月3万円以上の収入があるアフィリエイター像」
やままさんが聞いてきたなんとか協会の月3万以上収入があるっていうアフィリエイター像(全体の4%)てのが面白かった。
- 毎日4時間ブログに時間を費やす
- 平均4サイト程持っている
- 独自ドメイン代、サーバ代等の経費に月5000円程は支払っている
- 運営は1年以上
- 毎日1000文字以上の記事を3ヶ月以上続けて投稿している
というのが、条件なんだけど、イベント中はどこのブラック企業なんだということで話しが終了してしまった。「バイト行った方が速いじゃん!」それ言ったらおしめえよ。。
ベックさんの発表
ライフハック横浜の主催でもあるベック(北真也)さん。ふと、なんでそんな名前なのときいたら、昔髪の毛がベッカムヘアーだったらしい。それでベックというあだ名におちついたそうな。
ベックさんの方は、PV数のあられもない変遷を教えてもらう。ピーク時のPV数と現在のPV数、ついでに言えば儲かった頃の金額と現在のブログでの収入と。さすがにブログでさらすのはやめて…ということで詳しい数字は秘密だ。
ブログのマネタイズとは
あんまり考えたことのなかったブログのマネタイズについて、大枠をベックさんが紹介してくれた。
- 広告(アドセンス、アフィリエイト)
- 直接(物品販売、情報商材)
- 知名度(セミナー、出版、サロン、有料メルマガ)
という3種類が大まかにわけての金儲けの手段なんだが、その流れるような錬金術については、高知に住んでいる有名な人になぞらえて説明。
最近は1ヶ月に1回程度のブログ更新なんだけど、続けているのは「ベックさんのブログに勇気をもらった」という感想をもらったからだそう。やっぱり他の人からそういわれるのって励みになるよね。
佐々木さんの発表、というか悩み?
ライフハック横浜の主催の佐々木さんの発表。というか最近ブログで何書こうか悩んでいるお話。
ブログをテーマを決めて長年続けていると、ネタがつきて何を書いたらいいのか迷ってくるのがだいたい数年に一回やってくる。佐々木さんもそのループに入っているみたいで、書きたいものはあるが、三方よしじゃないネタなのでどうしようとかなどなど。最近は、湘南の西の方、西湘の方面についてもテーマにしているようで、いつの間にか、タイトルが変わっていた。
とりあえず、心理学系の本のレビューはほしいとリクエストしておいたので、心理学系の本については今後もブログにアップしてくれるだろう。ブログやってる人には気軽に「こんな話ききたいです!」と言ったらきっと応えてくれるだろう。
ブログ炎上事件
ブログの話しはまぁ明るい部分の方が聞くこと多いけど、暗い話題の炎上案件についても教えてもらった。
PV数の大きいブログもやっていると炎上もやはりある模様。低糖質の記事にキャベツを入れたら糖質警察が発動されちゃった事件とか、男子も手帳に気軽にマスキングテープ使えるよって書いたらモデラーガチ勢に俺らデフォで使ってるんだけどって煽られた事件があった模様。前者はやままさんで放置プレイ。後者はベックさんでかたっぱしからあやまり侍の対応だった。
低糖質のプロの佐々木さん曰くは、「たけのこも糖質多いんで含めないほうがいいです」だそうな。
どうしてブログを続けるのか?
だいたいブログやってると、この問題に行きつくことは明白だ。最初は書いてて反応があるだけで嬉しかったりするんだけど、時間が経つにつれて、反応があるのは当たり前になったりする。
私も1年に数度、同じような悩みに行きつくんだけど、最近は「未来の私向けに説明するため」ということで腹が決まっている。
高校生の時分、私は島田雅彦がとても好きだったんだけど、今となっては彼のあの作品のどこが、どういう風に共感して好きだったのか、というのがわからない。そういうのをブログで書いておけば、そういえば当時はそんなことを思っていた、ような? というひっかかりにはなる。
とはいっても、すぐに自分でブログを書くハードルをあげて書かなくなったりするもんだから、まぁ難しいよね。
今回の会では、ブログでもあんまり聞かない内容が聞けたのでとても面白かった。