たすくまを導入する前にasanaの記事をよく見かけたので、一瞬導入検討したのだがやめた。やめたのだが、全体管理にはよさそうだと思ったので導入したという顛末。
- Trello使わないという事実
- Trello見づらい
- asanaいいじゃん!
- asanaのいい所(1)タスク毎にコメントができる
- asanaのいい所(2)プロジェクト単位にいろいろある
- asanaのいい所(3)タスクのプロジェクト重複設定ができる
- asanaのいい所(4)タスクリストに「セクション」を追加できる
- 出だしは順調(どのウェブサービスでも最初はそう)
Trello使わないという事実
Trelloはいろいろインタフェースがあって便利よー、という記事を見かけて導入したんだけれども、あのインタフェース、実は自分にはとても合わないことがわかった。
Trelloはもともと、タスクの全体管理用に導入した。あれやこれやを検討するのに丁度いいと思ったんだよな。けれども、すぐに頓挫した。
というのも、見づらい。
Trello見づらい
どこがどう見づらくていまいちなんじゃろ、と分析にかかった。
まず(1)カンバン方式のあのラインのやり方。あれがとてもカードが小さく見える。
次に(2)各カードが可変で表示されるということ。
おおよそこの二つが私にとって大問題であり、結果的に、「プロジェクトを検討するには非常に入り口としての場所が狭くて合わない」という結論になった。
カードが可変であるがゆえのストレスは、何がどこにあるかを見るのを毎回調整する必要がある、ということに起因する。カードが増えると、確かここにあったはずだが、それがずれている。それが実質的なデジタルでの場所を示しているのだ――だったら私もそれでOKなんだが、そうもいかない。何せTrelloは、カードすら可変だからだ。
カードが可変なために、展開すると大きくなり、展開したまま他のカードを見ると場所も移動する。プロジェクトを検討するには、あのカードのサイズは非常に小さく、なおかつどこを見ようとするかのインタフェースはストレスがたまる。
というわけで、私はそうそうにTrelloを開かなくなってしまった。
そんな折、asanaがいいという記事を見かけた。
asanaいいじゃん!
実はasanaは既にアカウントを作っており、そして当時一度は実際に使ってみようと試したことがあった。その当時のインタフェースは私はどうにも面倒くさかった覚えがある。
だが、今回見たところ、大分も大分、え、前のインタフェースってもっと酷かったよね? と疑うぐらいにインタフェースがとてもとてもよくなっていた。
思わず昔のインタフェースのasanaを探したぐらいだ。そうそうこの青いロゴだった時期だ。googleで「asana old」で検索したら出るわ出るわ、うん、私のしってた面倒くさそうなasanaだった。
いいデザイナーが入ったおかげか、画面がものすごくすっきりして非常に使いやすくなっていた。
とはいえ、asanaの他サービスとの連携はあまり少ない。Trelloと比べると懸念事項ではあったが、Trelloから見たら一つのプロジェクトの画面の広さに惹かれて導入した。
最近はどのツールでもCtrl+Vで画像を導入できるようになっており、asanaも勿論できるようになっていた。それが出来ることも、今回の導入の要因の一つだ。
プレミアムにならないといろいろ出来ないことは多いが、それでも無料でも基本的に一連の作業はできるので、とっととデータ移行して使い始めた。
asanaのいい所(1)タスク毎にコメントができる
Todoist、Trelloも実装されていたタスク毎のコメント仕様。これはとてもよい。世の中そうそう簡単にタスクを完了できるとは限らない。タスクを実行している中で、個人でやっててもいろいろ考えることは多い。思った以上にでかいタスクということもある。
タスクがコメントできると、そういった部分を補足することができる。
asanaのいい所(2)プロジェクト単位にいろいろある
asanaよ、マジで超わかってんじゃん、昔の頃と大分ほんと大分違うんだけどどうしちゃったの?! というぐらいインタフェースが変わってたのがここ。
数あるタスク管理サービスで、グループで使えますよー、というコンセプトでいろいろ作られてきた。でも、いくらプロジェクトっつったって、プロジェクトの部分にプロパティなどを詰め込むことはあまりされてこなかった。プロジェクトにいろんなものがぶら下がることはなかった。
が、asanaだとそれができるようになっている。
- タイムライン(プレミアム機能)
- カレンダー
- 会話
- 進捗
- ファイル
タイムラインはプレミアム機能で使えないものの、「会話」「進捗」がとてもよい。
「会話」は掲示板みたいな仕組みになってて、プロジェクト全体に関するコミュニケーションを取れる。必要な全体情報ならここに記載できる。
「進捗」はその通りに進捗がかける。わかる!わかるわ~毎回これがほしかった。ほしかったけど、どのサービスでも見かけたことがなかった! ちなみに、ここの「進捗」を記載すると、最新の情報がTodoのある「リスト」で見れるようになる。
「ファイル」はタスクなどで添付した画像一覧が見れる。
asanaのいい所(3)タスクのプロジェクト重複設定ができる
asanaよ、よくわかってんじゃねーかと思うことの一つが、タスクが複数のプロジェクトにまたがって登録できる点。これ本当にわかる。こっちのプロジェクトとあっちのプロジェクトのどっちにも必要なのよ!ていう場合はよくある。なのにできない時のもどかしさといったらない!
これは、全体プロジェクトがあって、一部絞り込んでプロジェクトを作るときとか、買い物プロジェクトとこのプロジェクトで使うからそのプロジェクトにもつっこんでおきたいとか、そういう場合にとても役立つ。
asanaのいい所(4)タスクリストに「セクション」を追加できる
タスク管理でよくあるドツボパターンの一つに、延々と階層化されるツリー現象というものがある。これは、私は意識的に作らないようにすることで今まで回避してきた。代わりにプロジェクトが無駄に増えるのだが。。
asanaでも、この現象は回避したいために、プロジェクト配下には1階層のタスクリストしか許可されていない。かわりに、タスクリストと同じ階層に「セクション」を作って区切ることができるようになっている。
これはうれしい。
階層はいやだ、かといって区分けはしたい――そういうところにセクションはとても役に立つ。だいたい階層化するとそれはそれで見るの面倒だから、セクション(というか見出し)レベルの区分けで十分なのである。
出だしは順調(どのウェブサービスでも最初はそう)
というわけで、母艦を引っ越ししたasanaであるが、一旦身ぎれいな状態で使っている。ここからちゃんと使いこなしていきたいところ。すでにプロジェクトが半端なく増えているが、、それはまあ今後の課題である。