asanaに乗り換えたわけだけど、Trelloは、うーんやっぱり、といった感じでやめてしまった。最初からあまりいい印象はなかったのだが、詳細画面がよさげだったので、ちょっと気の迷いがしてしまったのだな。
この前、シゴタノ!の大橋さんとタスク管理セラピーに参加した後でご飯を一緒してもらったんだが、やはりTrelloについては死屍累々らしい。
アイツのどこがいけないのかって思ったんだけど、通常ページで、全体リストと詳細ページが一緒に見れないっていうのがもうキツいんだと思う。
全体リストと詳細ページが同時に扱えない
asanaしかりTodoistしかり、割と大半のタスク管理サービスは、全体リストと詳細ページを同居するようなページになっている。左が全体リストのペイン、右に詳細ページが展開されるというのが、よくあるフォーマットだ。
一方、Trelloはそうはならずに、カンバン方式。全画面、レーンが用意されてて、そこにカードが羅列される。
詳細を見ようとすると、その全面に詳細ページが表示される。詳細ページから別のカードに飛ぼうとすると、(1)一旦ページを閉じ、(2)全体リストから探す、ということになる。
この些細な2アクションなのだが、これが、毎回毎回発生するとなると、鬱陶しくなってくるのだと、思う。
といってもこの鬱陶しさはあまり意識にはのぼってこない鬱陶しさだ。というのも、Trelloはそうするのが普通だから。けれども、いろいろ使っている我々から見たら、通常別のカードを選ぶってのは、(2)全体リストから探す、という1手順で実現できるのだ。
カンバンレーンのサーチが面倒
なおかつ、(2)全体リストから探す、であることのサーチが面倒。リストならば、1レーンをサーチすればいいが、カンバン方式だと数レーンをサーチすることになる。いやいやたかだか数レーンでしょ、と思うのだが、詳細ページを開くのと同様、毎度毎度となるとやはり面倒なのである。特にサーチは頭使いたくないので、移動することなど面倒にも程がある。1次元が2次元になるのだ。毎度カーソルを合わせる作業が嫌になるのだよ。。。
このサーチが2次元になるのもTrelloが面倒くさいと思うことの一つだろう。
KanbanFlowはよくてもTrelloはダメなのは、対象が広いから
同様のカンバン方式を取り入れていたのがKanbanFlowだ。一時利用していたが、こちらについてはあまりカンバン方式についてはあまり気にしなかった。
というのも、Trelloで使っている程には、詳細ページを使うことがあまりなかったからだ。それに、項目数もこなす作業だけで、さほど多くもない。何より今日のタスク程度の粒度の小さいものばかりだ。
だがしかし、Trelloがそういうものではない。
粒度は今日のタスクから未来の希望まで大小入り混じっている。
また、タスクの内容も細かく設定したりすることも多く、KanbanFlowとは格段に詳細ページを参照する。
それに、細かいことだが、詳細ページの浮いた感も性に合わなかった。
ならなんでTrello使い始めたんだYo!
全くもってその通りである。確かになんで使い始めたんだろう。第一印象は確かに無理だろうはずだったのだ。
が、Todoistに限界を感じて、何がなんでも引っ越したい!という勢いによって、そこそこ同様のことができるTrelloにいっちゃったんだ、確か。
同様のことができる、とは、主にタスクの詳細で以下のことができること。
- コメントできる
- クリップボード経由の画像コピペができる
- サブタスクが設定できる
生活の全体管理を任すには、Trelloはやはり合わなかったのだと思った。そもそもKanbanFlowみたいな使い方から始まってたはずだもんね、Trello。