自分はそう思ってないのになんでこんなことをしてしまったんだろう。あんなに衝動的にやろうと思ったのに次の日になったらやる気にならなくなったのはどうしてだろう。
高校生の時分、私は自分の衝動さとそれをうまく付き合えなかった。ちょうど無意識の自分と意識の自分とがいて、顔を合わさずに一つの家で暮らしている、そんな感じがしていた。それは、あとから自分への理解なり、思考分析なりで、それなりの決着をつけてきた。今でこそ脳には無意識と意識の動く部分があるのだからとかいろいろ理論的に今の自分の心の動きを説明してくれるものは多い。
果たして、昔の人々はどのようにそれらの気持ちを説明づけてきたのだろう? おそらくインド占星術がその説明の一端を担っていたんだろうと思う。
私の好きな仕組みの傾向
私の好きな仕組みには傾向があって、大きくわけて以下の3つが備わっていることが多い。
- 効果性
- 再現性
- 応用性
効果性。効果性は、自分にとって効果があった役に立ったことだ。
再現性。その効果が何かしら、別のタイミングで、二度あることは三度あるみたいに何度も同じ効果をなすことができることだ。一時的な内容ではないよ、ということである。
応用性。これは、ちょっと言葉が説明しづらいんだけれども、その仕組みを覚えたら、門前小僧みたいに、ちょっとなりなんなり自分にもうっすら使うことができることだ。このなんとなく自分でも使えそう感がとても重要で、ちょっと内容を覚えると使えそうな雰囲気を醸し出すことが重要である。
というのもMBTIは私にはちょっと苦手で、どうしてかと思ったらこの応用性を感じられなかったからだと思う。つまり、自分の属性はわかったからといって、他の人にはどんな属性があるのかという分類があまりわかず、またそれをどう利用するかがイメージがつかないからだ。と思ったけど、MBTIを知ったからといって、その後それを利用した何かが何もなかった、というのが苦手の理由だろう。
思考分析のおススメはエマジェネティックス
申告分析ではいろいろあるが、その中でも私が推しているのは、「エマジェネティックス」である。エマジェネティックスは、脳科学で4つの思考スタイルと3つの行動スタイルで、その人となりを理解していくものである。
4つの思考スタイルは大脳と小脳、右脳と左脳の2軸でわけた4つの思考スタイルだ。右脳はアイデア重視のコンセプト型とコミュニケーション重視の社交型、左脳はまずは理論重視の分析型、こつこつ実績重視の構造型の思考スタイルがある。
行動スタイルは、自己表現性・自己主張性・柔軟性の3軸がある。自己表現性・自己主張性はアウトプットの癖で、柔軟性はインプットの癖を表している。
あの人はホントに人に相談するばかりで、アイデアをポンポン考えるのはうまいんだけど実務はちょっと…、などといった状況において明解に特性を言い表してくれるため、ちょっと自分の脳の癖を知りたい、と思ったら是非入門ワークショップを受けてプロファイルを作ってみてほしい。値段はちょっとはるが、興味深い体験になると思う。
インド占星術という思考分析の守備範囲
で、インド占星術ってどうなの、と考えた結果、昔の時代での思考分析がこれにあたるんだろうなと腑に落ちてきた。ただ、勉強していると、ちょっとその守備範囲が異なることは確かだなと思った。
ざっくり表すと以下。
脳科学=どのように考えるのか+どのように動くのか
インド占星術=どのように考えるのか+どのように動くのか+どのような目的をもっているのか
インド占星術では、必ず「目的」があり、その目的に対して人間は動いているとされている。その動く因果の「因」とされるものは、神様である。
インド占星術では必ず神様が出てきて、神様をして私たちを動かしむる、という形になっている。最初はそんな他力本願な、みたいな感じで見ていたのだが、そうではなく、脳の居所を知らないのだから、どこから自分たちの思想が生まれいずるかわからなかったがゆえの、神様があたえたもうたのであろうという結果になったのだと思う。
そう考えると、インド占星術に神様の恩恵を私たちが賜っているのは当然で、神様は私たちにとっては、現代の脳に相当するのだからだと思う。
いくら占星術が統計学といってても、どうにも神秘的な雰囲気が今までぬぐえなかった。どうして因果の発端が神様になるのかの理由がわからなかった。が、神様は現代の脳に匹敵する存在のようなもの、と考えると原理は明確だ。
私はインド占星術を勉強していても、神様が、過去の因縁が、というものについてどっぷり浸かることはできない。とりあえず思想はどうあれ、ひとまず仕組みについては理解していこうと思った次第である。
インド占星術については、私は仕組みについては信用しているが、思想概念については、入門書を開いたばかりである、というスタンスである。思想概念についてはずっと入門書を開いてばかりで一向に進められるかははなはだ疑問ではある。
とまあ、インド占星術には興味はあるけど、すぴりちゅある気味でどう消化したらいいのか困って自分なりの落としどころを探した結果が上記である。
インド占星術には以下は備わっているだろうか?
- 効果性
- 再現性
- 応用性
効果性。ある。自己分析は割と当たっている。
再現性。これは当然。友人を占ってみてもその通りである。
応用性。ぶっちゃけ最初はなかった。何せ星座と部屋と惑星の特徴を覚えないことには、あの人それっぽいとかそういうのは出てこない。最近はだいぶ勉強して覚えてきたので雰囲気はつかめるようになってきた。