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GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

【タスク管理】会社のタスク管理にはMicrosoft To Doを使っている件

 個人のタスク管理と会社のタスク管理は分けて管理している。会社のタスク管理はmicrosoft To Doを使ってるんだけど、これが割とよい。

 

Microsoft To Do

 Microsoft To DoはMicrosoft謹製のタスク管理で、最初はOutlookについてたどういう思想で作られたのかよくわからんツールだった。のだが、さすがにこりゃいかんと思ったのか、Wunderlistを買収してテコ入れされた。その成果がようやく最近ツールの方に反映されてきて、Windowsアプリが既視感あるものになった。てか背景まんますぎる。

もともと使い始めたのは会社がOffice365推しなため

 会社のタスク管理は考えあぐねていて、うまくフィットするのが見つかっていなかった。

 今日やるタスクを絞り込みつつ、全体の管理をしたい、日々のカレンダータスクも忘れずにこなしつつ、という考えがあったんだけど、Office365推しの会社だと自然とTeamsとかOutlookとかを使う頻度が高くなる。それだったら、完全Office365依存でもいいんじゃないかと思って、思い切ってTo Doを使い始めた。

 最初はPlannerから利用を始めたんだけど、Plannerはグループにしろ個人にしろ、中途半端過ぎた。あと、何起こってんのか把握しづらいし、周りとタスク共有できるほどには浸透しなかったので、今ではTo Do一本に絞り込んで使っている。

 今んところ、この構成がいい感じってのに瞬間最大風速的に落ち着いたので書き留めておく。

 

前提条件のタスク状況

 最近は、タスク状況によって役に立つツールがだいぶ変わってくるので、対応している私のタスク状況を記載しておく。

  • タスク量:★★☆
  • 会話量:★☆☆
  • 会議体量:★☆☆

  タスク量は、現在の私は作業メインであるが、リソースが足りないというわけではないという量。会話量は、調整役を担っているわけではないので、ほとんどないに等しい。会議体量は、定例等の会議体はあるけど多すぎることはないといった感じの、メンバータイプのタスク状況である。

 

インタフェースはWeb版Microsoft To Doもしくはアプリ版Microsoft To Doを使う

 これ、最大重要なんだけど、Web版のMicrosoft To Doか、アプリ版のMicrosoft To Doを使う。私はアプリ版を使っている。

 「今日の予定」が使えるインタフェースを利用するのがMicrosoft To Doの肝である。

 

 

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 使ってはいけないインタフェースは、TeamsアプリからアクセスできるTo Do と、Outlookからアクセスできるタスク。同じアカウントなら同じものが表示されるけど、俄然見づらい上に、何より「今日の予定」が使えない。

 

1プロジェクト=1リスト

 1リストは1プロジェクト扱いとする。ここにプロジェクトに関係するタスクをつっこんどく。定例などのカレンダータスクも一緒に入れとく。

 

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 上から順に実行するのを置いておくのが常道。だがあまり参照しないので私はあまり気にしていない。

  アイコンが変更できるのでプロジェクトの雰囲気を醸し出しておく。炎はつまり、ちゃんとやっとかないとヤバいやつ。コーヒーとかハートとかはまぁ進捗ゆっくりなやつ、輪になってるのはリピートタスクタイプ。

 事務系は事務系で1個のプロジェクトとしてまとめておく。

 

プロジェクト用に1リスト用意する

 リスト自体に情報は持てない。ので、プロジェクトの情報は、例外的にプロジェクト専用のリストを一つ用意し、そこで、プロジェクトの〆切管理とかを行う。

 

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 ここでのタスクは1プロジェクト=1タスクだ。そして左のリスト名のタスクがセットされている。

 プロジェクトなタスク群を1リストにしておくのは一覧性を確保するため。

 あと、ここでのプロジェクトのタイトルとリストは同一にしておく。これがブレると、同じもの扱いと脳みそが認識しづらい。ので名前が冗長になっても死守する。

 

 ちなみに私のタイトルルールは「YYMMDD-【種別】プロジェクト名」だ。

 YYMMDDは開始日で、いつから始まったプロジェクトなのかをクリアにしておく。いつ頃やってたプロジェクトなのかを後からおっかけやすい。関連フォルダもこの名称で作る。

 ちなみにプロジェクトリストの並べる順は、実行しておかないとヤバそうな順だ。締切日が遠いからって放っておくと後で痛い目にみそうな順番とも言う。

 

カレンダータスクは実行日を締切日にしておく

 Microsoft To Doは残念ながら開始日持ってないので、実行日=締切日にしておく。Plannerは開始日あるからそこはいいんだけどなー。

 

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その日のスケジュールは「今日の予定」で組む

 これが便利。というか、これがあるから使っているとも言う。

 「今日の予定」のペインで今日の予定を絞り込むんだけど、電球アイコンをクリックすると、候補が右側の「今日は何をする?」ペインで列挙される。

 

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 「+」ボタンをクリックすると、メインのペインに表示される。

 「---昼---」タスクは、その名の通り、午前と午後をわけるだけのタスクである。

 

今日実行すべきピックアップ基準

 今日は何をしたらいいの?てなことなんだけど、これが表示通りにだいたい沿っている。私の基準はこんな感じかな。

 

(1)タスクの実行日が今日である(いわゆるカレンダータスク)

(2)プロジェクト/タスクの〆切日が今日あるいは近日である

(3)自分が実行するのに重要だと思ってるもの(★マーク付)

 

 「今日は何をする?」ペインは、締切日が今日→締切日が昨日→締切日が今後→最近追加されたアイテム、といった順番で並んで表示される。これで(1)(2)が自動的にピックアップされているので、今日やろうと思っているものをつっこむ。

 (3)については自分でも重要だと思ってるので、★とかつけてると思う。多分。ので、「☆重要」のペインを開いてそこからピックアップしていく。

 それでも余ってるなら、プロジェクトリストを上から順になめていって、今日やろうと決めたものをピックアップしていく。これで、今日するタスクはだいたい収まるだろう。

 

 ここで、敏い諸氏は、プロジェクトだけ〆切日が入ってる場合のタスクの取りこぼしはないのかっていう心配が出てくると思う。

 でも、プロジェクトの〆切が近づいてくると、やばいと自分でも思ってくるので、タスクに〆切日を入れたり★付にしたりして、自ずとアラームをかけるようになる。

 この自アラーム機能はプロジェクトがクローズに至るまでのタスクが十分に洗い出されているかが大切になってくる。

 

 そしてこの「今日の予定」の強い所は、明日になったら自動的に解散してくれるところだ。

 ★マークをつけて今日の予定にしている人は多いと思う。だが、こやつら、明日になっても解散しないので、忙しくて完了しないままに明日を迎えると、今日の予定の面して入っている。つまり昨日のタスクのお片付けから始まるのがちょっとイヤだったのだ。これがなくなる。ホント大したことない仕組みではあるんだけど、なんとなく新しい気分で始められるのでとてもいい!

 

MSOfficeの予定表との連動はない

 選択制でいいのでMSOfficeの予定がタスクに入ってくれたら便利なんだけど、そこまでは出来上がってない。そうすると、全体の仕事量というのがわかるので助かるんだけどなー、予定表見なくていいし。

 今は予定と同じタスクを作り締切日を設定することでまかなっている。

 

【ゲーム】オブラディン号にしばらく乗船していた話と、攻略にGoodNotes5がいい仕事してくれた話(若干ネタバレあり)

 最近の私はというと、ツイッターで流行っていた「オブラディン号の帰還」というゲームをやってました。

 

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 このゲームは、4年漂流してようやく到着したオブラディン号について、保険員である主人公があくまで保険料を計算するため、船医がしたためた日記と死ぬ直前を見れるメメント・モーテムという機械を使って乗船者の死因を調べていくというもの。

 なんかこの画面見たことあるなー、と思ったら、Switchで色々探した時にいの一番にお気に入りに登録していたやつだった。でもたしか画面が見づらくてやめたんだったよ。

 


Return of the Obra Dinn [Nintendo Direct 2019.9.5]

 

 ゲームの種類は、アドベンチャーゲームで推理物。「ミシシッピー殺人事件」「オホーツクに消ゆ(今北海道でコラボ企画やってるらしい)」とか「ダンガンロンパ」とか「逆転裁判」とか好きならこのゲームが好きだと思う。なぜなら私が好きだから。

 死の直前にタイムスリップして、行動やら見た目やら話していた内容やら前後関係などから、誰が誰によって死亡したのかを推測していく。全てが全て明瞭にわかってる物ではないので、一部は推測や絞り込みから確定していかなくてはならない。

 そこはそれで良いのだが、一つ難点があった。

 

 割とグロい。

 

 それもそのはず、メメントモーテムは死の直前を映し出すものであるから、60回分程度の瀕死シーンを見ることになる。死因も様々だ。圧殺撲殺射殺などなど、足なかったり体半分なかったり。せめて虫系がなかったのが救いか。音声関連も、本来はここもヒントとなる部分なので、とても臨場感が溢れている、つまりこれもグロい。

 

 結果、同居人が気分が悪くなった。

 

 そんなわけで、同居人の機嫌を伺いつつ、なるはやで終わらせるように頑張ったよ!

 そんな中、いい仕事してくれたのがGoodNoteだ。

 

いい仕事してくれたGoodNotes 5(以下ネタバレあり)

  GoodNotes5 (以降GoodNotes)はノートアプリの一つでいろいろな形状で書き込めるのが特徴だ。

 最初は数少ない記憶メモリで頑張っていたがすぐに破綻してしまったので、紙に書いていた。が、これもすぐに破綻した。最近購入したGoodNotesがあったのでこれを投入した。

 例えばこんな感じ。

 

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 これは乗船者どこまでクリアになったかリストだ。左が乗船者のリストで、右が実際の写真。1:1で対応するはずで、明るみになったやつから色をつけて区別するように使っていた。

 かなり後半でのスクリーンショットなので、大分わかった状態。

 

 GoodNotesの何が便利かというと、プレイ画面を写真で撮って張り付けて、上に書き込みできるのがめちゃくちゃ便利なのであった。マーカーとかマーカーとか。

 

  以下のスクショは、あんまりにも情報が少なくて何やってるのかわからない人を行動パターンを見ながら洗い出すのに、登場シーンの写真を撮り集めたもの。iPadから直接写真をとって張り付けるのが一番便利であった。

 

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 画面イメージは、文字ではどうしようもなかったので、こうやってまとめられるのは一番楽だったしわかりやすい。

 これで大分攻略がはかどった。

 

 攻略は完了して、一応最後まで完了できました。攻略サイト見てると、結構声のイントネーションでわかったりとか小道具から推察したり、とかで特定できるみたい。うーんそこは盲点だったな。

 割とひっかけも多い。○○○○着けてるからアイツはこの職業!と安直に考えてはいけない。そういう自分の思い込みとも戦うのが今回のゲームだった。

 

ゲームについてはホントよかった

 ぶっちゃけむちゃくちゃよかった!

 謎解きは謎解きなんだけど、過去固定ってのはある意味新鮮だった。殺人事件は調査と殺人がだいたい並行で行われることが多いので、途中で人が死ぬのがほとんどだ。上で好きだろうと似たゲームを列挙してみたけど、あれらはやはり並行で人が死ぬ。あーそっか、真犯人と対峙するわけではないんだもんな。丁度、「そして誰もいなくなった」状態から真相を紐解くってのがこのゲームの醍醐味ではある。

 かなり込み入った内容だったから同じようなものをまた、となると難しそうだけど、続編は期待したいところ。

 いっそ画素を落とした画面は大胆だった。グロさ軽減、不鮮明さ向上目的なのもわかるが、昔の話だからそれっぽい感じになるので本来の意図がうまく隠されているなと思う。まぁもともとこういう画面が好きなんだとは思う。だってさ、画面の色合いに、昔のモニタ画面の色合い洗濯複数あるんだぜ、このゲーム。誰もそこは求めてないオプション。いんのか?いや誰よここまでこだわったやつ。モニタ名がユニークぅ。。

 

 と、いうわけで、オブラディン号で楽な攻略ツールないかなって時は、GoodNotesのようなノートアプリ使うと便利な話でした。

 

 

【雑記】やり方に問題ないが、前提条件が合ってないことは大いににある話

 世の中にはいろいろ便利にやり方を考えて、それをみんなに教えてくれるやさしい人がいる。しかしながら、教えてくれてもできるできないというのがある。なぜだろう?

 その内容が悪い=実現性がない、ということは勿論ない。なにせ、自分ができたんだから教えてあげたいと書かれているのだから。ではなぜ? それは、このやり方に書いていない、実際にやった人とこれから実行しようとする自分に大いなる齟齬がある。

 それは前提条件である。

 

前提条件とは?

 前提条件てのは、何かを実際しようとする時に、これは必要というような条件だ。言い方はいろいろあって、スタートラインだったりスペックだったり、準備するもの、などなど、それを実行するには、これぐらいはできているだろうというもの。

 

 本なら想定読者だったり、ターゲットだったり表記されたりする。やり方というのは、誰であっても適しているわけではない。最大限の効果が得られる人は、こういう状況の人だろうと、いうものが、前提条件というものである。

 伝える側と受け取る側の前提条件が合わずに、悲しい結果になることは多い。本当に多い。

 

料理本なのに料理ができない不思議

 できるといって書いてあんのになぜかできないとイラっとすることはままあるわけだ。それが特に料理本が顕著に生じる。

 切り方一つにしても、手順一つにしても、もどかしく、これをするために別の料理本を引っ張ってくる始末である。

 料理本程、読み手の前提条件が如実に反映されているものは少ないだろう。私も作りたい!と思って料理の本を買うが、結局一つもつくることなく終わることはよくある。

 なぜだろうと思う。あっちは作ってほしいと思いながら書いてあるのに、それをうまく受け取れてない絶望感に苛む。少しだけ。

 それが、前提条件がだいぶ違うってことになるだろうと、私は最近思うようになっている。

 

手順をどこまで記載するのか

 料理本はまごうことなき手順の本である。だが、3分クッキングのように10分の全工程をしたためるわけにはいかず、その手順の一部は端折られる。その端折り方によって、読み手、料理本の場合は作り手になるのだが、うまく実現できるかどうかが、かわってしまうのだ。

 私がたいがい引っかかるのは、炒めたり煮たりする時間がかかれていない場合。目安となる時間がほしい。もちろん、状況はそれぞれ異なるので一概にこの分数で最適なものに至るというわけではない。承知の上である。

 時間が書いてないかわりに、『野菜に十分に熱が入ったら』、とか到達状態を表示していることもあるでしょ。そう思うかもしれない。しかし、だ。その到達状態がそもそも判断できない場合はどうしたらええんじゃい~~。

 

 私が到達状態の手順で唯一覚えているのは素麺のゆで方だろう。

 お湯が吹きこぼれそうになったらびっくり水を入れ、次に吹きこぼれそうになったら火を止める。

 びっくり水といってもただの水だ。素麺は、タイマーが不要でもなんとかなる数少ない食料である。

 

 だいぶ話はそれてしまったが、言いたいことは、料理本一つを取るだけでも、本を作った作り手が想定しているスペックと、実際の料理を作る人のスペックには大いに差があるものだ。

 

「サルでもわかる」サルのオーバースペック

 何度も言っているけど、この前提条件の設定が、伝える側でも非常にむつかしい。一番ロースペックとして想定される文言に「サルでもわかる」というものがある。これ以上分かりやすく説明することなどない!と思って、細心の注意を払って、伝える側は説明した!という表明である。

 

 プログラミングにGitと言われる技術があって、それをやさしく解説しているサイトがある。それが以下なのだが、「サル先生のGit入門」という。

 

backlog.com

 

「サルでもわかる」どころか「サル先生」じゃねーか!と諸氏は思うかもしれない。しかしながら、このページ、当初は確かに「サルでもわかる」だったのだ。少なくともWebArchiveを辿ると、2018年8月当時はこのような表記だった。

 

web.archive.org

 

 なのに、いつから結構むつかしいかもと思われたようで、読み手想定のサルくんがいつの間にやら教え手側に昇格してしまった。しかも昇格したの、つい最近だ…!(2020/07/07のアーカイブでもまだ「サルでもわかる」だった)

 

 というように、読み手の下克上などそうそうないのだが、そういう恐ろしい例もある。

 

1か月で英語力を劇的に…?!

Image from Gyazo

 

 はてブで1500以上のブックマークがついている、英語の勉強の仕方のサムネイルを見ていて、つらつらそんなことを連想した。

【タスク管理】グループのプロジェクト管理ツールが個人のタスク管理ツールと合わないのか

 なぜならば、管理コストが合わないから。

 

 グループのプロジェクト管理ツールは、例えばガントチャートや関係性などまでにこだわったツールがある。そこで誰をアサインし、どれぐらいの工数をかかるか、そしてこのプロジェクトの子プロジェクトは何か、といったプロジェクトの階層化が行われるのが通例である。

 グループのプロジェクト管理ツールはそれでよい。リソースは自分以外にもたんまりあり、管理すること自体が仕事の一環として認められている。

 

 だが、個人のタスク管理ではそうもいかない。

 Omnifocusを始めた話の中で、プロジェクトの階層化を行わない、というのが私のルールの中にあったが、これはプロジェクトの一覧性のこともあるが、管理コストが似合わないから、というのがもう一つの理由でもあったなと思い出した。

 もちろん、内容によっては、明らかにプロジェクトとプロジェクトの関連性のあるものがある。それをつなげたい、関連付けたい、という気持ちは大いにある。が、階層化すると一気に全体のプロジェクトのボリュームがわからなくなり、結局のところ、このプロジェクトの次にするアクションは何か、というのがパッと見わからなくなってしまうのだ。

 

 そうは言っても、魅力的なプロジェクト管理ツールを見つけると、個人で適用したくなるのが習性だ。githubでタスク管理やってます、とか見てると、ちょっと気持ちわかる。自分もgithub使ってたら、これでタスク管理すればよさげじゃないの?とか一瞬思ったからだ。それに昔私tracでタスク管理やって一週間もたたないうちに頓挫したことも思い出した。

 こうやって昔取った杵柄がありつつも、同じ轍を踏んでいくのだろうなと思うのであった。

【タスク管理】シトリックス、Wrikeを買収

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 シトリックスがWrikeを買収しました。MicrosoftがWunderlistを買収した流れを思い出しますな。


japan.zdnet.com

 

 Wrikeはプロジェクト管理ツールで、日本語にローカライズもされて、割と日本でのビジネスを積極的に取り組んでるみたいです。

 

www.wrike.com

 

 何かの折に見つけなおして再度使い始めてみました。何せ最初のアカウント登録が2007年。その時はすぐに使い終わって、当時どんなツールだったか覚えがない。

 Wrikeがいいな、と思ったのはiPhoneでウィジェットが使える点。タスク管理ツールでiPhoneでウィジェット展開しているのがそれほどなくて、見つけた時はよっしゃ!と思ったのであった。

 が、Wrikeはビジネス用のアカウントとフリーアカウントとを作ってくれて、ウィジェットで見せるデータはビジネス用のアカウントしか見せないとかそういう制限があってやめてしまった。あとiPhoneのメニューが見たいやつじゃないのも大きかった。

 

 そんな思い出のあるWrikeだけど、大きい企業だったんだと初めて知りました。

 

 ちなみに、WunderlistはMicrosoftに買収されて、いい感じにMicrosoft ToDoに変身してました。アプリの背景画像がWunderlistまんまである。Microsoft ToDoは会社が完全MSベースになったので、会社のタスク管理はMS ToDoを使ってます。割と仲良くやってます。

【雑記】海外ドラマのフリンジ祭り(ゆるいネタばれあり)

 

最近言っておきたいことといえば、洋画ドラマの「フリンジ」からの「かぐや様は告らせたい」の衝撃

【雑記】下書きがあふれかえっている - works4Life

 そう、この順番が大切なのであった。「フリンジ」それから「かぐや様は告らせたい」、この順番がとてつもなく大切なのである。

 

海外ドラマの「フリンジ」

 去年、リモートワークになって何をしていたかというと、海外ドラマのフリンジを履修していた。シーズン1から始まり、ようやくシーズン5で終了。100話で完結しており、長く続く海外ドラマの中では比較的見やすいドラマではある。

 


ブルーレイ&DVD『FRINGE/フリンジ<フォース・シーズン>』TVCM

 

 内容はどんなかというと、最近のミッションインポッシブルの監督で有名なJJエイブラムズ版Xファイルと言われている通りの内容で、不思議な現象の捜査を進めていくうちに、本当に不思議ワールドに突入していくのであった。

 ネタバレ半分に言えば、シーズンの途中からは、こちらに似たもうひとつの世界と行き来するような話になっていて、タイムスリップもすれば、超能力も出てくる。ので、実現性とかを考えると、博士のラボからまず否定をしなければいけない所から始まるので、そういう不思議設定はそのままに、キャラクターを楽しむのがこのドラマのだいご味と言われているらしい。

 実際キャラクターはとても立っている。似た別の世界が出てくるので、本人が別の本人を演じることになるのだが、これがまたうまい。

 

人物相関図はこんな感じ

 そんなイカれた世界のイカれたキャラを紹介するぜ!

Image from Gyazo

 

オリビエ・ダナム(主人公からしてヤバい人)

 本編の主人公。下段真ん中。

 FBI(アメリカ連邦捜査局)ボストン支局の捜査官だが、国土安全保障省の特捜班「フリンジ・チーム」に配属される。頭脳明晰で行動力も度胸もありまくり、記憶力もいい。あとで説明する諸悪の根源トンチキ博士ことウォルター・ビショップの実験にも率先して試す、捜査のためなら火の中水の中なイカれたガールである。

 捜査には全力だが、仲間と衝突するのも全力である。フリンジの中でヤバイ人パート1。

 

ウォルター・ビショップ(ヤバい人ランキングベスト)

 オリビエの上。このドラマのすべての発端を作った張本人。

 天才だが問題も多い科学者。ケンブリッジ出身でハーバード大学、オックスフォードとMITの大学院で学び、お前の時間軸はどうなっとるんだと突っ込みたくなること万歳。昔は「アインシュタインの後継者」と呼ばれていろいろ国の研究にも突っ込んでいた。が、ヤバい人認定されて今では病院に収監されてて、事件を解決するために開放される。

 シーズン1の数々の事件になぜか昔の研究が絡んでいることが明るみになる。ぶっちゃけこの時点ですでにやばい人認定。彼の様々な研究はやばさが爆発していて、第一話から披露されている。

 各話の中で昔ラリってた話があり、ものすごくやってそう感が半端ない。

 

ピーター・ビショップ(残念な天才、あるいはチョロ助)

 オリビエの左上。ウォルターの息子。

 IQ190の天才と言われながらも、イカレた二人がいるために天才の割に非常に常識人に見える人。ウォルターのぶっとんだ理論の理解の理解度や、実験の助手としての有能さにIQ190は多分発揮されているが、科学土方のポジションのため、やっぱり頭がいいようには見えない。

 その彼のIQが発揮されるのは、シーズン2の後半なのだが、シーズン3の頭にチョロすぎるのでは?!とまたもやIQ株を落とすようなエピソードが入る。
 このドラマの面子の中では一番苦労しているのでは? 声は一瞬、ジャックバウアーに聞こえることもあったけど、どうやら違うらしい。

 ちなみにこのドラマでは、ヒロイン枠である。

 

アストリッド・ファーンズワース(寛大な才女)

  オリビエの左。

 トンチキ博士なウォルターと対等かつ冷静に付き合える、類まれなる寛大な才女。いくら名前を間違っても、怒らない。やさしい。このシーズンではそんなに活躍してなかったけど、シーズンが進むにつれて、だんだんといい味出すようになった。

 

チャールズ・フランシス(フリンジ最後の良心)

 アストリッドの左の彼。最後の良心。そして不憫。

 主人公オリビエの無茶な要求にも素直に応じてくれ、心のフォローも欠かせない、イカれたキャラが多いフリンジの中でも心優しい人。一緒に見ていた同居人と私の中では最後の良心と呼ばれている。

 名前が覚えられなくて、同居人と話すとき、一時は「最後の良心」の方が通じることもしばしば。

 いろいろ大変な目に合う。

 

監視人/セプテンバー(隠されたイケメン)

 監視人の一人。図では、一番右側のスキンヘッド。

 黒い帽子に黒いスーツを着たスキンヘッド集団の一人。味覚は乏しく、常時持っているタバスコをばかすかかけてバーガーを食べる。首をかしげるのが癖。なんだかんだといろいろ最後まで要注意人物である。

 ハゲでよくわからなかったが、実はイケメンなのが後で判明し、ジェントルな一面も持ち合わせる。声もジェントル。いい声だった(伏線) が、最終シーズンまで見ないとその良さはわからないのがとても残念である。なので、できれば最終シーズンまで見てほしい。

 声に関しては、シーズン1とシーズン5では大分ギャップがあって、それがまた良いのだった。いいキャスティングだった。

 

フィリップ・ブロイルズ(良い上司)

 主人公オリビエの上司。とにかく真面目でとにかくよい人。おちゃらけはシーズン通してないのだが、うっかりトンチキ博士の実験に巻き込まれてラリってしまうシーンは見ものであった。とてもファニーでキュートだった。だがそこだけ見てもたいしたことなくて、それまでの彼の真面目さ故に際立つシーンである。監督のだれか、絶対昔ヤってたに違いない。

 

ニーナ・シャープ(マーサ!)

 声が「マーサの楽しい料理教室」のマーサ。出るたんびに「マーサ!マーサ!」と(我々が)叫びまくったのであった。

 もちろん性格は全然マーサではない。

 

 

 

 シーズンが進むにつれて、敵味方が入り乱れてくるので、関係性を楽しみたい人にはうってつけの作品だし、何よりパラレルワールドをおいしく料理できた話だと思う。

 最近やることない

 

 

【GTD】Omnifocus、始めました

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 年末あたりからOmnifocusに手をだして使い始めている。スタートアップ時は多少の困難もあったけど、割とよいんではないかと思ってしばらく延長課金して使用中だ。1か月もてば、アプリ買いきって課金してもいいんじゃなかろうか。

 最近のアプリの中では一番ヒットである。

 

 ここ最近タスク管理のアプリを流浪していて、NotionやらWrikeやらJootoやらに手を出していた。が、どれも一覧性には欠けていて、すぐに見なくなってしまうのだった。Notionはそれもそうだ、タスク管理がメインじゃないから当然だし、WrikeやJootoはどちらかというとグループタスクがメインである。

 それならそうと、原点回帰かふと目に入ったOmnifocusを使い始めた。

 

 Omnifocusは、実はすでに使ったことがあって当時は挫折した。だから再度手を出すのには躊躇していたのだった。そんなこともあったよなー、とふといつ頃買ったのかと明細を探すと2010年の話である。当然である、MacユーザじゃないからiPhoneオンリーだったし、日本語訳にもなっていたかどうだかもあやしい。PCで見れないストレスと、Omnifocus特有の癖に慣れないまま、利用は頓挫した。

 あれから10年、Omnifocusは2から3にバージョンをアップしていた。日本語になったし、なんとWebサービスもある。サブスクはできれば避けたい、と思いつつも、ものは試しにトライアルログインする。

 そしたら、とても見やすい環境になっていた。

 

 Webサービスもあるー!と思って喜び勇んだものの、まだまだ発展途上だった。検索ができない上、すべての機能をウェブで展開できるというわけではない。というか、iPhoneの方が使いやすいし、iPadの方が使いやすい。どゆこと?!

 

 ここらへんから気に入ってる部分を列挙。

 

気に入ってる所その1、レビュー機能

 プロジェクトには、レビュー日というのが用意されている。定期的にこの日になると、レビューが完了すると、新しいレビュー日が自動的にセットされて、またそのレビュー日になるとレビューしろとピーチクパーチク連絡してくるのである。

 メールとかのいわゆるスムース?機能なのかな。それがレビューとして実現されている。

 Somedayリストの項目とかって、正直積極的にレビューしないので、こういう強制的にレビューさせようっていう機能はありがたいのだった。

 また、レビューのインターバルもカスタマイズできる。自分都合でこれは1か月後でもええじゃろ、と思うやつは積極的に遅延させる。でも忘れない。便利である。

 こういうレビュー機能がついているのは、今まで見てきたうえでは、Omnifocusだけである。

 

気に入ってる所その2、パースペクティブ

 とにかく他のものと俄然異なるのがパースペクティブ全般。もともと用意されているものに加えて、自分でカスタマイズして追加することも可能。

 パースペクティブって何?というと、絞り込み表示ができるもので、前々からほしがっていたスマートリスト(検索絞り込み条件が自分でできるリスト)が実現されているのであった。

 これだよこれ!私のタスク管理ツールに求めていた機能の一つは!

 

 レビュー用のレビューパースペクティブだったり、フラグつきだけさらうフラグパースペクティブがあったりする。後、予測パースペクティブは、近日締め切りを迎えるやつだったりするのをなんとなく漁ってきて作業すべきものを出してくれる。

 カスタマイズも可能、ということでありそうでなかった「NextAction」用のパースペクティブも自分で作った。

 

気に入ってる所その3、「次まで延期」

 日本語ではそう訳してるんじゃよー。内容的には開始日。

 作業的には一年後のやつなんだけど、表示されててうざいってことあるよね。特にサブスクリプションの見直し関連とかそうで、更新月から見えてくれればいいのに、ってやつ。

 それを非表示モードにできる機能がOmnifocusにはある。もちろん、表示切替で全部表示することも可能。

 これで、今まさにすべき事項を絞り込むことができるようになった。

 

不満がないわけではない

 こんなにいろいろ今までの不満を解消してくれるOmnifocusだが、不満も勿論ある。

 

InboxからProjectリストへの移動がわかりにくかった。

 Inboxからの移動には、下にあるアイコンで、意識的にProject化しないことには移動されない。これが最初わからんくって、どう動かせばいいのかわからなかった。

 しかもInboxの階層移動はInbox内だけしかできない。個人的にはInboxからProjectのアクションとして配置させたいとかあったんだけど、これが1手順では用意されてないっぽい。

 Inboxの階層移動がなぜできるのか、ってのは不思議だったんだけど、つまりInbox内である程度作業分解してまとめろ、それで階層化したらProjectにもってけってことなんだろう、というので使い方はわかった。

 

単品ActionものはどうやったらInboxから除外できるのか。

 単品用の任意プロジェクトに移行することで解決。Actionは、Project配下でしか作ることができない制約があるため、どうしても単品用の任意プロジェクトが必要になる。これに気付くまで、Inbox→Project化→単独Action化、という七面倒な作業を行っていた。

 

パースペクティブの条件文字列がわかりにくい。

 パースペクティブのカスタマイズをよくするんだけど、この条件文字列が何を示しているのかわかりにくい。多分これかな~と思いながら設定している。個人的には「親プロジェクトに期日がある」っていう条件がほしいんだけど、それはないんだよな。作ってほしい。

 

Omnifocusで迷子にならないためのマイルール

 管理ツールもいろいろ渡り歩いてきたので、よいツールも使い方によっては破綻することも重々承知している。今回でも破綻をまぬかれるため以下のルールを自分に課している。

マイルールその1 プロジェクトは原則1階層。プロジェクトの中にプロジェクトは作らない。フォルダも原則作らない。

 プロジェクトの中にプロジェクトを作ることは、個人のタスクレベルだと、管理に煩雑さしか生み出さないやり口である。ツールが実現できるからといって、子プロジェクトなど作ってしまうと、破綻の末路しかない!

 一階層で確認可能という意味での厳密な一覧性を保つためには、フォルダを作ることも論外である。似た作業だからといって安易に作ってはならない。

 

マイルールその2 SomedayリストはプロジェクトにSomeday用のフォルダを用意し、そこにすべてを突っ込む

 マイルールその1の例外が二つあってそのうちの一つがSomeday対策。Somedayリスト的な項目は、Someday用フォルダを作ってそこにプロジェクトとしてつっこんどく。

 Somedayリストは期限のないProjectとしてつっこんどく。が、それだとプロジェクトパースペクティブを見るのに不便なので、Someday用のフォルダに入れておく。そうすると、フォルダとして非表示になるため、標準のプロジェクトパースペクティブで見るでも問題ない。

 

マイルールその3 1アクションは専用のプロジェクトを用意し、そこに突っ込む

 マイルールその1の例外が二つあってもう一つが1アクションで終わるものの扱い。これは1アクションで終わる用のプロジェクトを一つ用意しておくことで細かい作業はまとめられる。

 

※ 

 

 そんな感じで、話したいほどには、結構真面目に使い込んでる感があるOmnifocusである。ここしばらくの管理体制としては合ってるんじゃないかなーと思うので、多分アプリを買うのではないかと思う。買い切りバージョンだとウェブインタフェースが使えないデメリットがあるんだけど、割としょぼくてしばらくは買わなくてもいいんじゃないかと思っている。

 

 ツールの見直しをしたのは、iOSがバージョンアップしてウィジェットができたからだった。その話は今回入れてなかったけどまたの機会にお話ししたい。パースペクティブについてももうちょっとまとめたいので、これもまたの機会に。