[caption id="attachment_525" align="aligncenter" width="640"] Unsplash / Pixabay[/caption]
生きにくいと感じるのはままあることだが、冬の寒さがいつも辛くて常春や常夏の国に移住したいと思うこともしばしばである。抹殺したい――どんな気持ちで冬を思いますかと言われると、そう答えてしまうぐらい、冬というものが苦手である。 だからといって、冬から春のような暖房に揃えるのかというとそうでもなく、応対が中途半端なのはなぜだろうか。それはお金の問題だからだよ。
・・・。
上記は、一時期あまりにも寒さがひどくて書きなぐっていた文章なんだけど、確かにそうなんだよね。あんなにつらいつらいと言っておきながら、暖房対策については甘目になってしまうんだろうかと思うのである。で、結局のところは、お金の問題に行きつき、そして冬が3月を過ぎるとだんだんと和らぐという事実。これが、暖房対策を怠る所以である。
例えば去年の秋口、私は家のデロンギを早々に捨てていた。なぜなら、新しい機械を買うためだからだ。これが家にあるとそのまま使ってしまって結局買わなくなるからだ。
で、実際どうだったか? 買わずにそのまま去年2月下旬に至った。あれ?
暖房器具を買いたい人の気持ちの変遷
おかしいな。あんなに冬がつらいと言っておきながら、石油ファンヒーターのほかほかぬっくぬくの世界を夢見ていたというのに、結局去年の機器購入は見送りになっている。そんな私の気持ちの変遷はこんなだった。
11月。エアコン暖房でなんとかしのげる。炬燵もあるし。
12月。そろそろやっぱり買おうよ。デロンギ新品たけー!また今度。。 ※多分ここが購入意欲max時
1月。寒い。つらい。保湿機がいいらしいからつけよう。。 (あまりの寒さっぷりに体調を壊すこと1回) 冬め・・・ (寒くてあまり何もしたくない) ※ 寒さ期間突入。ただ、購入意欲はなぜか下がる一方。ピーク時を過ぎると使い損ねた感があり、買う気力が下がる一方に。 ※ 上記の文章は多分ここらへんで書いた。
2月。寒い。つらい。多少ましになったような気がしなくも・・気がするだけだった!(あまりの寒さっぷりに体調を壊すこと1回) おのれ冬め・・・(ときたま暖かくなる季節にごまかされること数回) ※ 2月に入るともう後は2月を過ぎればいいという気持ちになり、買う気はない。
現在に至る。と。
買いたい気持ちは12月にピークを迎えたが、実際につらい気持ちになったのは、1月以降である。12月はまだなんとかしのげるから、という理由で買うのを見送った。ところが1月に入ると、つらいはつらいがあと一月二月ほどのことだからと思って耐え忍んだ。。のではなく、つらさに対応する方に集中してしまい、買うまでに至らなかったのが事実である。
実際、今回も辛くはないことはなかったし、あまりの寒さっぷりに、私の肩は冷えこんで調子を崩した。リンパマッサージや鍼灸の新しいお店をここぞとばかりに開拓したが、効果は短い割に高価であり、結局落ち着いたのは友人に紹介してもらったなじみの鍼灸院であった。
家用に湯たんぽも買った。肩用のサポーターも買った。そんなに対策立てるなら暖房機を買えばいいじゃないのと思うわけだ。しかし高い。体が寒くなるのはつらいが、財布の中身が寒くなるのもつらい、しかも電気代は高くなるしこれであんまり効果なかったら泣くしかない。
そういった諸所の理由が立て並ぶと結局は買うのは先送り、という中途半端な対応になってしまい、上記のような感想に至るわけである。かくもつらい世間の理である。先立つものはいつでも金である。
また冬がやって参りました!
というのを書いていたのが今年の2月下旬の話である。早いもので今年ももうすぐ12月になろうとしている。昨日は極度の寒さにより早速体調をこじらせた。ついでに言えば花粉症くさい症状も出始めている。また薬漬けの季節である。
書くものに迷うと下書きから何かいいのがないかなと探してくるわけで、丁度自戒も含めて投稿することにした。自戒とはつまり、「今年こそ買えよ」ということである。暖房機器。コタツ布団を新調したら、ちょっと危うい感じになりつつある。。
今年は気合を入れて暖房費にお金をかけたい。そして冬でも快適に暮らしたい!!