あとで新聞経由で知ったWIRED VISIONの記事で、注目を浴びているEvernote。1ヶ月程前にも記事はいくつか流れていて、その時に私も申し込みをしていて2008/03/19に届きました! きゃー!!
前バージョンのEverNoteと比べてどうなの?
webサービスとして展開されているEvernoteですが、その前段階はWEBサービスではなく、windowsクライアントツールのEverNoteとして開発されてきました。今回のプレビュー版は"Evernote"、それ以前のwinクライアントツールは"EverNote"で区別しますね。
何が何でもスクラップ!は前からの通り
もともとなんでもスクラップしよう!という意識は、前段であるEverNoteでもありました。なんで、キャプチャするためのインタフェースは、いろいろなツールの中でも特に強力でした。IE、Firefox、OutlookやThunderbirdのプラグインは勿論のこと、Universal Clipperといって、ありとあらゆるところからコピペでEverNoteに登録できるように、EverNoteはインタフェースを整えてきました。
また、簡単にコピペするといっても、MSOffice関係だと、どのファイルからコピペしたのか、というソース場所についても同時にEverNoteに登録されます。だから、どれがコピペしたものか、それとも自分が書いたものなのかを区別しやすいのです。
コピペの対象も多種多様です。webページは当然のこと、画像もOKですし、リンクも勿論です。この対象範囲の多様さも、EverNoteに欠かせないものでしょう。
EverNoteは画像でも検索できるんだぜ
がんがん登録すると、項目が多くなってきます。なので、本来必要なデータを見つけるには検索機能が必須となります。でも、画像データが多くなってくると、画像の中の文字も検索したくじゃありませんか。それをできるのが、EverNoteなのでーす!
もともと、開発者の方が画像の文字認識のスペシャリストだったとかなんとか、それはどこかのページで読んだ気がするのですが、ソース元が見つけられませんでしたのでもしかしたら違うかも。2008/3/18のWIRED VISIONリリースで埋まっちゃってさっぱり見つからん!
オイラ、デスクトップの世界にもう飽き飽きだよ。
さて、気になったらコピペ、というデスクトップ環境はEverNoteで既に実現可能になってきました。そうなってくると人は欲深いもので、どこでも何でもスクラップをしたくなるものです。
で、これとは別にEverNoteは自動インポート機能もいくつかありました。あるフォルダにあるものは自動的にインポートする機能もありましたし、特定のメールアドレスからインポートする機能もありました。私は、どうにかして取り込む場所をEverNoteに統一したいと考えて、このメールアドレスインポート機能を使いました。これは、EverNoteを買った時に説明したとおりで、特定のメールに送ればEverNoteに入ってくれるんだぜー! という機能。でも、この機能を使うには、プライベートなアカウントを用意する必要があるので、場合によっては作業コストも費用コストもかかるという難点がありました。
後は、どうせだったらネットワークにDBファイルおいて、syncかけられりゃどこでも同じDB見れて便利じゃーん、て思ってたわけですよ。したらば、その通りを実現してくれる新しいバージョンが出てきたのです!
そ・こ・で、Web版Evernoteの登場だー!
それが、Evernote! ひゃっほぅ!! 多分私のこの嬉しさはあまり人には伝わらないと思う。とても嬉しい本当に嬉しい非常に嬉しい! 嬉しいったらこの上ない!! DBバックアップ機能を使えることを期待してお金を払ったけどもそれができないと知った時の落胆のことを考えたら、それを実現してくれるツールを用意してくれるなんて、Evernoteってなんて太っ腹!
だいたい私がEvernoteに移行する前のEverNoteのノート数が650程度で、Evernoteにマージして今12.5M。画像がこれから増えるし、使用頻度もあがっていくだろうから、このサイズはもっともっと膨れ上がる。それをEvernoteはウェブサービスで保存させてくれるんだから、素晴らしいことこの上ない。ウェブストレージも兼ねてるんだからね!
しかも、上記で話したメールインポート機能も、Evernoteは用意してくれている。アカウントを登録したら、インポート用のアカウントも一緒にもう一つ用意してくれる。万一ばれてもすぐにリセットして別にアカウントに変えられる。それに、一時期はオープンにして取り込むような使い方だって可能だ、便利だ、最高だーー!!
あ、画像検索機能も健在です。残念ながら日本語検索にはまだ対応してないのはしょうがないにせよ、それでもこのインタフェースの良さはもう使う価値ありです!
動いている時はメール、デスクトップの時はクライアントツール。とりあえずスクラップだ。後から選べ。そっから考えろ。よくわかんなかったら放っておけ。
というのが、Evernoteの本来の使い方だと私は思ってます。なんで、アカウントを持った人は新しいカメラを手に入れた時のように、写真を撮ったらEvernote、思いついたらEvernote、デスクトップでもEvernote、といった風にどんどん使っていってほしいと思います。
私もそんな風に使っていく予定です。どんな風にノートが作られるかは、しばらくしてレポートできたらしたいなと思います。
あと、Invitationメールが私の方からでも10通送れるみたいですので、下記宛に連絡くださいでーす。先着順で送ります。
あて先:ContactFormからお願いします。
Subject:Please give me Evernote Invitation mail!
(2008/03/23 追記)上記は締め切りましたです。
Evernoteについてのエントリはもうちょっと続きます。
今回は、Evernoteにとりあえず一言言わせろ系な内容でした。EverNoteと比較してのクライアントツールや、カラーやアイコンについても一言言いたいのでもうちょっと
続きます。