2010/12/18 念願のUstreamでGTD勉強会を開催しました。
UstreamでGTD勉強会をするのって、プレイフルリストの一つの項目でした。友人がUstreamの配信を手伝っていたり、私も岡山でつまみぐい勉強法を紹介した時に既にUstreamデビューをしていたり、ということで、動画配信が身近なものになってきていました。
それで、チャットルーレットでWebカメラも買ったし!(結局使わずでしたが)ということで、Ustreamで配信する熱がますますあがってきました。でようやく実施にこぎつけることができました! 参加された皆様、どうもありがとうございます。本当に楽しかったです!
Ustream配信、簡単のようにみえて結構難関
Ustream配信ですが、今回はWebカメラを使わず、以下のような方法を行いました。
- 私が聞こえる音を配信
- 司会の友人とはスカイプ経由で声取り
- Ustream Producerを使用
- 自分の声を自分で聞くには、SB X-fi インタフェース使用
Ustreamでは、友人の克さんに司会をお願いすることにしています。で、その際の音とりですが、私はウェブカメラで取れればいいやー、と思ったんですが、当日「いや、skype経由でしょ? そっちのやり方の方が馴れてるし」ということで、慌ててskype経由で音を取りつつ配信する方法を探した次第です。結構やばかった!
その音に関しては、SB X-Fiインタフェースというのを用いることで解消できました。このインタフェースは、同じようにUstream配信していた友人から丁度譲り受けていたもので、これがなかったら今回のUstreamはドタキャンになっているところでした。本当にどうもありがとう!
それ以外の画面切り替え等は、Ustreamが提供しているUstream Producerというのがあってそこで大抵のものは切り替えができたのでするつもりでした。
が、話しながら画面の切り替えは無理!
で、Ustream Broadcastで切り替えしながら~と思ってはいたのですが、正直言って無理! 話すだけで精いっぱいだし、話す+チャット部分を確認するぐらいでしか対応が終わってしまいました。これに、配信トラブルが入ってくるので、配信中の作業としてはこの3つをこなすだけで、私は精いっぱいでした。
なので、コメントを確認したり、声でフォローすることに集中して、せっかくの画面は、途中から使わずに終わってしまいました。
話した内容は、概要と収集ステップ
第1回目のUstream配信で話した内容は、GTDの概要と収集ステップについてでした。概要自体は何度も説明する形をなっていますが、結構繰り返すことで頭や体に馴染んできます。また、GTD自体は枠はクリアなのに実体が曖昧な印象もあるので、それで、何度も説明するようにしています。
配信中での概要は、3つの原理原則に関して説明しました。これが5つのステップへとつながるわけですが、ちょっとそこまではお話できませんでした。
その概要が終わると、収集ステップについてお話しました。
GTDの第一の難関は収集ステップです。私も正真正銘の最初の処理ステップを、1カ月ほどずーっとやり続けていたことがあるので、収集ステップの心もとなさというのは理解しているつもりです。なので、そういう体験を話したり、ツイッターラインで困っている話をきいたりなどして話してたりしてました。
ツイッターではその片鱗を見ることができます。
収集ステップの難関
収集ステップで一つひっかかりやすい点は、「収集してもすっきりしないんだがそれで大丈夫なのか?」ということです。個人的には「すっきりしなくても次のステップに進んでもOK!」と回答しています。
GTDは言わば、頭の中を掃除するようなイメージとも似ています。というか私自身は全くその通りだと思います。
その掃除で、ものすごく汚い部屋と、とてもきれいな部屋。どちらが掃除をした後スッキリするでしょうか? 答えはいわずもがなですね。ものすごく汚い部屋の方が掃除をした後の方が、爽快感はあるでしょう。しかし、もともときれいな部屋では、掃除をすることだけで、そういった爽快感を感じることは難しいでしょう。
GTDをしようと思っている人の中には、頭の中が「きれいな部屋」の状態の人もいると思います。それで、「すっきりしなくても次のステップに進んでもOK!」ということにしています。
伝えたいこと=GTDはもっと気楽に続けていこうぜ!
GTDは、外国ではともかく、日本では随分ストイックなツールのような印象があるような気がします。が、そうではなくって、GTDは、もっと気軽に使っていくことで、細く長く付き合っていってもらいたいと、私は思ってます。
私も最初から全部うまくいったわけではありません。知ってから実際行うまでに半年かかり、最初の処理ステップでは収集ステップで書き終わってすっきりした! という感覚のないまま1カ月かかり、それからようやくGTDを会社のタスク範囲に絞ることで回すことができました。
これまでの数年間、途中でやり方を変えてみたりもしますが、結局のところ、それってもうGTDのやり方でいいじゃん! と戻ってしまいます。
GTDは頭の掃除の仕方みたいなものです。ですから、家を掃除するのと同じぐらいの気楽さで、GTDも続けていっってほしいです。そのために、GTDができない問題を解消するのに、私がお役に立てれば嬉しいです。
GTDって結局何ですか?→夢を実現させるためのツール
あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい――私たちの欲望、そして夢は限りありません。しかし、その夢を全面的に受け止めて、実現できるかどうかを現実的に考えることのできるのが、GTDです。
何度も収集を繰り返すことで、自分のしらなかったやりたかったことを知ることが出てきます。私はGTDを知る前では、そんなことできない、と思って試す前からあきらめてました。けれども、GTDを続けることによって、実行することで自信をつけたりして、やりたいことが見つかったら、物怖じせずに、そのやりたいことと正面から付き合えるまでに成長しました。
したいことがしたい――そういうことに近づける道となるのが、GTDではないかと思います。
最後に、配信中で紹介した歌で、今回の記事はしめくくりたいと思います。
配信に参加いただいた皆様、本当にどうもありがとうございました! 1月もやります!! 楽しみにしてくださいね。