works4Life

GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

GTD導入時にありがちな傾向

GTD導入第1期

GTDを最初使い始めたころ、さくさくと進みます。今までの苦労はなんだったのか、GTDサイコー!とか思っちゃったりします。

これがGTD導入の第1段階です。

GTD導入第2期

が、だんだん慣れてしまうと、すぐに取り掛かれない仕事の率が高くなり、スムーズに仕事ができにくくなります。仕事がしにくい状況になると、上記のような症状が邪魔をし始めます。自制心ですぐに仕事に取り掛かれなかったり、すぐに気がそぞろになる傾向が出てきたり、夢中なものがあればそちらに向かったりします。

で、ここら辺で、そもそも残っているのが難問ばかりが残っている状況が相まって、このぐらいの時期から、「結局GTDは何もしてくれないんだ!」と叫びはじめます。GTD信仰にヒビが入るのは、この頃でしょう。それを受容してそのままGTDを続けていくかは、別れどころです。

これが、GTD導入の第2段階です。

GTD導入第3期

とりあえず不満に思いつつもGTDを続けたとします。ここ以降の成長プロセスは人によってかなり異なると思います。しかし共通して感じるだろうと思うのは「あれ? オレってGTDやってんじゃん」と何か腑に落ちる感覚です。この感覚があれば、導入第3期に入ったと考えてよいでしょう。

この時点ではGTDの有用性は体に浸み込まれているだろうと思います。GTDへの導入期はこれで終了し、循環期へ突入することでしょう。

GTD導入第2期は混沌状態

導入第2期というのは、手元に残る問題が難しいものが多くなってきたりするので、GTDが軌道しないように見えてきます。導入第1期がスムーズに作業ができていただけに、落胆が大きいのも事実です。

しかし、GTD導入第2期の最大要因はGTDから発生するものなのです。それは、昔より比べて余裕ができること。

どうして暇になるかというと、それは一重にGTDによることが高いです。瑣末な問題についてはGTDで処理するようになり、精神的な負担も少なくなります。そうすると作業に余裕ができてしまい、GTDが一番稼動しやすい状況から外れてしまいます。

GTDが稼動しやすい状況は、自分の把握できる量より手一杯な量がある場合です。

自分コメント

  • 初出 2009/05/19