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嘘を見破るドラマ「ライ・トゥー・ミー 嘘は真実を語る」は明日の7/26月曜日、23:55からスタート!

 

ここ最近のドラマで私が一押しと言うならこのドラマ。表情や無意識の動作や表情―微表情―から感情を、そして嘘を読み解く男、カル・ライトマン。ライトマン・グループを設立し、FBIや国防総省からの依頼で問題を解決していきます!

ケーブルテレビのFOXで、明日から第1話が開始されます。

このドラマは4月に一度放送されてて、とっても夢中で見てた。また公開されるらしいから、是非とも見てほしい! 魅力は満載なので、いくつかをピックアップして紹介します。

 

感情を読み取り嘘を見抜くという要素

嘘と言えば「ライアーゲーム」を思い出します。ライアーゲームは、戦術としてハッタリや嘘や真実を紛れ込ませてどこが本当の道筋なのかを見つけたくなるところに面白さがあると思います。

「ライ・トゥー・ミー」もまた事件のために誰が嘘をついているのか、そしてどこでそれを見破るのかが楽しいところです。といっても、「ライ・トゥー・ミー」の場合は、演出がうまいので、どこで主人公のカル・ライトマンやライトマン研究所のメンバーが見抜くかがわかりやすく描かれています。

 

「24」で培った演出の妙

表情や無意識の動作や表情、特に彼らが読みとる表情はテレビ中では微表情と呼ばれていて、要するに非常に小さなシグナルです。このドラマでは、その小さなシグナルをフォーカスさせるのが非常にうまい! それがとっても格好よく表現されているのが流石演出といったところです。

それから表情の説明部分についても流石だなぁといったところ。「侮蔑」「憤慨」といったような表情は種族が異なれど同じだと、このドラマでは説明します。それを証明するように、説明する際には実際の著名な人間の表情を持ってきて、語らずして説得するとゆー。ホントうまい。

 

動作の多いカル・ライトマン(ティム・ロス)

このドラマの成功した理由の一つは、ティム・ロスの主人公カル・ライトマンの演技でしょう。

主人公のカルは、無駄そうな動作が何故か多い。他のキャラクターが普通な動きをするだけに、特にその妙な動作がどうにも目につくのです。例えば列に並んでいる時に、上半身を直角90度並みに傾けたり。普通そんな動作しねーよ! と思うわけなんですが、かえってそれが、他の人以上に人間臭さを醸し出しています。

この現象は不思議でした。というのも、演技している人は人間臭くしているので当然人間臭いと思ってたんですけど、カルのそれ以上の動きがあると、「ああこれは、計算された動作なんだ」と思いだしたのです。通常はカル以外の動作で普通なのでしょう。しかし実際はもっと非線形でランダムな動作が人間にはあるんだ、と思い出さずにはいられません。

多分恐らく絶対誓って、図ってこのような動作をカルはしていることでしょう。

 

後半以降が「24」の腕の見せ所

「24」は、1話1時間だったので、24話が1シーズンと長めでした。で12時間で一旦の話がまとまって、残り12時間で後半戦に持ち込む話の構成になってます。

今回の「ライ・トゥー・ミー」もその2ターム構成が微妙に反映されているみたいな感じで面白いです。前半戦は、微表情の読み方の紹介がメインです。後半戦は、微表情が読めるようになったら、次は見る側の予測範囲が微妙に広がってるんですねー。

まぁしてやられたって感じです。脚本うまいなー、ですヨ。13話の構成度合いっぷりに乾杯ですヨ。ま、そんな感じで後半戦も楽しみ三昧です。

 

シーズンラストの終わり方

これから始まるのに今から最終話の話かよっていう感じなんですが、これがもー、額を打つ程の終わりっぷりに、私は言葉も出ません。いやいや今からそんなもったいないネタバレなんてしませんが、とにもかくにも格好良すぎ、これで終わりですか終わりなんですかと、キリのタイミングの絶妙さに悶え狂いそうでした。

いや本当に。

マジで。

 

というわけで、ケーブルテレビなんだけど、見れる人は是非ゼヒ見てほしいというドラマの紹介でした。

 

補足

なお、FOXのサイトでは『ライ・トゥー・ミーを100倍楽しむためのワンポイント心理学講座!』が展開中です。