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GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

東ラ研タスク管理分科会Vol3に行って、目標を決めてきた!

【満員御礼】東京ライフハック研究会 タスク管理分科会Vol3を1/23(日)に開催します


スタッフのヨシナです。

ライフハックの中でも極めて実用的な部類に入る「タスク管理」、この勉強会は仕事やプライベートで成果を上げるための方法、失敗しがちなポイント、そして実践方法やツールなど、これらに注目し参加者同士楽しく情報共有できる場です。

Vol3のテーマは、「年間目標をたてよう!」です。

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そうだ、目標を決めよう!

あっという間にもう2月です。前年度を振り返ったところ、私、そういえば目標設定をしていませんでした。設定をしたところで振り返りをするのかどうかと聞かれると微妙なのですが、それでも目標を決めた時はすっきり感があったのは確かです。

なんで、今年はきっちり目標をつけようと思いました。

 

駄菓子菓子、目標設定の気になる点

とはいえ、目標設定をつける際に気になることがあります。たとえば以下のようなこと。

  • その目標で現状に沿った内容なのか
  • 前回の設定の延長線上なのでは

特に気になったのが、目標の妥当性です。妥当性の中でも、今の自分、今私が気になっていることや、今後どうしていきたいのかの状況、そういうことに対して、立てた目的に沿ったふさわしい目標となっているのか、というのが設定する上で最近納得がしにくくなっています。

それを、今回の科会では納得しつつ、目標を設定することができました。

 

科会で行ったワーク

科会で行ったワークはGTDのステップを用いて目標を見つけるという方法でした。つまりいろんな気になることを収集してそこから目標を見つけるという感じ。具体的なワークフローとしては以下の通り。

  1. ロディアを使って、トリガーリストを使いつつ、気になることを収集
  2. GTD+Rに従って分類する
  3. そのうち、Someday項目から一つピックアップし、目標と決める
  4. 目標で次に実行する項目を決める

個人的には上記に若干アレンジを加えて以下のようにやってました。

  1. ロディアを使って、トリガーリストは全く使わず、現状思いつく気になることを収集する
  2. 3つにわけて分類する
    雑事系(実行がはっきりしていたり、事務処理系のもの)
    資料系(指針や事実の指摘等)
    曖昧系(上記2つ以外の曖昧にやりたいことなど)
  3. 曖昧系の項目をなんとなくグルーピングする
  4. グルーピングしたうち1グループを選ぶ
  5. そのグループから洗い出せる共通目標を作る
  6. 次に行う行動を決める

 

1.ロディアを使って、トリガーリストは全く使わず、現状思いつく気になることを収集する

今の気持ちに即しているかどうかを知りたかったため、科会で提供されたトリガーリストからではなく、その場で思いつく思い連なることを収集するようにしました。

どちらかというと、自動書記みたいなイメージですね。なので、途中の紙には、タスクじゃないようなものも含まれています。

 

2.3つにわけて分類する

で、そういった中から、目標になりそうなものを分類します。

今回提供された分類方法はGTD+Rに則ったものでした。要は、Somedayリストのような、曖昧なやりたいことを洗い出せばよいわけです。

ですから、Today+Weekly+Monthlyをいっしょくたに、雑事系にとりまとめ、Holdあるいは行動に落としこみにくい指針や資料的なものを資料系としてとりまとめてます。そしてそれ以外のものを、曖昧系として、見つけるようにしました。

 

3.曖昧系の項目をなんとなくグルーピングする

科会では、この曖昧系から一つチョイスして目標にするわけなのですが、ここにひと手間を加えて、曖昧な内容を曖昧にグルーピングします。グルーピングの基準は、自分がそれらについて、共通するような何かがあるんじゃないか? とおぼしき感覚に従ってまとめます。

 

4.グルーピングしたうち1グループを選ぶ

で、グルーピングしたグループの中のうちから、一番自分が気に入ったものを選びました。

 

5.そのグループから洗い出せる共通目標を作る

そんでもって次。グループされたシートに共通される項目を見つけ、それを共通の目標とします。

グルーピングした理由はここにあります。シート自体にかかれた内容は、まだ本来の目標や目的にたどり着くまでの中間地点しかでてこないことがあります。

この中間地点を目標などにすると、どうにも自分は違和感がある。それをなんとか解消するために、今回のようなグルーピングをしてから目標設定をする、といった方法を採りました。

 

6.次に行う行動を決める

まぁ言わずもがな。

 

決めた目標

で、上記のワークフローで決めた目標が次のようになります。

  • プレイフルを1ヶ月中1回以上する
    +プレイフルなことを収集する

 

決めた目標の妥当性や納得感

こうして私は目標を決めたわけですが、とても納得しています。

最初、プレイフルという言葉を知ったのは1年以上にもなります。次に、その言葉が自分のキーワードだ、と気づいたのはそれからまた別の機会です。そして更に、自分の行動基準や好ましいと思っているものに、プレイフルがある、と気づいたのもそれからまた時間の経過を含みます。

けれども、私はその全容を掴んでいるわけでもないし、どういう体験が自分にとってプレイフルだと見なしているのか確たる確信はまだありません。

今までGTDを日本に広めようという目的のつもりで行動していましたが、それすらも私の目標でした。

 

GTDを広めてどうするの?どうなりたいの?

単に私は、楽しくおもしろおかしく日々を過ごしたいだけです。日々の実に不愉快な仕事から解放される、その手段の一つとなるであろうと確信しているのが、GTDなのです。

 

はじめに戻る

かくして、今年の私は、はじめに戻り、収集ステップを1から始めることになりました。私がプレイフルだとおぼしき何かに関して体験する感覚を収集するーーそれが、今回決めた目標が満たすべき目的です。

これはまるで、ゲームのように新たなステージのように来たような感覚に陥ります。実際その通りなのでしょう。かように何度もこの感覚を味わいながら、自分の世界を広がるのを体験しながら、私たちは前を進んでいきます。

宇宙は広がり続けるように、私たちの世界もまた広がり続けるでしょう。

 

参考図書

プレイフルという言葉を知ったのは、この本からです。

プレイフル・シンキング
上田 信行
宣伝会議 ( 2009-07-03 )
ISBN: 9784883352203