具体的なユースケースを作ってから、作成されることを激しくお願いしたいです。
世の中デザインファーストとか言われていますが、ぶっちゃけその通りです。使われてナンボのこの世界。格好良さや速さなんてのは使い勝手の前では儚いものです。それに格好良さや速さが何のために存在するのか? そんなもん一言で言えば、人が使うのを速くするためです。
しかし、一つ一つのアクション自体が速くなっても、サービスがよってかかって攻めてもどうにも難しいことがあるのも事実。それは何か? 人の動きとゆーものです。画面の前にいるその操作をしてくれる人は、結構簡単にあっちへうろうろ、こっちへうろうろしてしまいます。そこに特効薬はあるのか? あると思います!
ユーザビリティとかそーゆーもんです。
私がサービスを使って手がわなわなとなるのはどんな時か? こうしたいと思った時にその機能がない時です。「飲みたくなったらお酒、眠たくなったらベッド」とは昔の流行曲のフレーズで私の好きなフレーズベスト10にも入るわけですが、まぁサービスにもそんな次から次へと差し出すサービスを求めるもんです。少なくとも私は求める。
でもさー、ユーザは好き勝手にするから、ユーザビリティっていっても一概に決められないじゃないかー
何を言ってますですか、動作を決めるのはユーザではありませんよ、サービスです。サービスがちょちょちょと誘導させてユーザがどう使うか決めるんです。誘導です。牧場と一緒です。迷える子羊ばっかりなんです。牧羊犬よろしくがんばるのです。それができてこそのサービスです。しかし、ユーザビリティといっても、これが決まってなくてはユーザビリティも発揮できないんです。一番初めに決めてないこと、あるじゃないですか。
それはユースケース。
ここで言うユースケースとは、そのサービスを使ってユーザがどんな風に振舞うかを決めること。ここでボタンを押して遷移したりとかそういう奴です。一番上で言ってるデザインファーストは、私はここと同じことを指し示してます。いやいや作ってるよと言われるかもしれません。
しかしですよ、その時にボンビラスなみのいやーなユーザーにねちねち文句を言われても大丈夫なようなユースケース、作られたとですか。自分が頭の中でイメージしたその画像になるようにユースケース書けたですか。んな無茶な! と思われるかもしれませんが、こんぐらい気合入れないとユースケースの意味はありません。
こんな売り文句よく見かけます。 「可能性は無限大です!」 そんなもん嘘です。作ったところで使い方がわかってないだけです。作った方がわからないのにユーザがすぐには理解できるわけがないじゃないですか。
こんなこともよく聞きます。「いいサービスだったら使われるに違いない!」 いつまで白馬のユーザ様を待ってるんですか。世界は変わりました。ユーザ市場の世の中、サービスからアプローチをしなきゃいけないんです。
使いにくいのにがんばって、使い方を見出すようにがんばりたくなるツールなど、ないわけないですが、超稀です。そしてそんなサービスは効果が出にくいので、ぶっちゃけメジャーになりません。
作るサービスを愛してください。
そのサービスが好きなら、どういう風に使われることを望んでいるのか、教えてください。他のサービスと違ってどんなことができるのか教えてください。どんな風に使ったら快感なのか教えてください。少なくとも私は、バカでドジでのろまなユーザです。使って30分以内にそれがわからなかったら、次のサービスに行ってしまいます。
さよならだけが人生です。
それでも、私はそのサービスに良さがあるなら、共有したいと思います。できないなら言いません。できるからこそ言うんです。開発者さまさま、良いサービスを提供してください!
以上、口うるさいユーザからでした。
自分コメント
- 勢いに任せすぎてどうしようもない。。