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時間感覚を左右する要素を考える via 脳が加速するとき:「恐怖の時」はなぜ遅い? | WIRED VISION

言い換えれば、われわれの時間の感覚は、単に知覚が作り出した幻想というのではなく、実際に脳の情報処理速度を制御していると考えられるのだ。体内時計の進み方が速くなれば、それだけ多くの情報を処理できる。それはまるで、より高速なマイクロチップを大脳皮質に埋め込むようなものだ。以下は、その研究からの引用だ。

引用元: 脳が加速するとき:「恐怖の時」はなぜ遅い? | WIRED VISION.

時間の感覚は、長期的に持っているテーマの一つだ。

  • 集中してても早く感じるときと遅く感じるときがある

最近の印象では、時間感覚が作用する要素には以下を私は考えている。

(1)単位時間における処理情報量 (2)フィードバックを受けるインターバル時間 (3)全体の注意量のうち、意識に割く比率(能動的比率)

CPUで考えるとわかりやすいかもしれない。

(1)単位時間における処理すべきデータ量 (2)CPUクロック数 (3)ユーザからの操作処理量

で、この(2)と(3)から、時間が長いとか短いとか感じるようになるのかなと思っている。

この記事では時間間隔は記憶の密度と関与しているとあるけれども、個人的にはどうかな、と思っている。記憶の密度ゆーても、短期記憶と長期記憶がある。どっちを想定しているのかがわからない。その単位時間でのコンマ数秒分の記憶保持も範囲に含んでたなら、記憶の密度もありかもしんない。

けれども、記憶するには、記憶するかどうかのジャッジ量の方が問題じゃないのかと思うわけだ。今まで記憶するかどうかがざる検閲だったのが、砂金用検閲になった結果、記憶量が多くなったんじゃないかと。

最終的にこの2要素が時間の感覚に関係するんじゃないかと思う。

(2)CPUクロック数 (3)ユーザからの操作処理量

(1)単位時間における処理すべきデータ量――これは、(2)が変動する要因となるから、(2)に抱合してもいいだろう。他にも(2)CPUクロック数は、興味の度合いだとか、締め切りだとか、身体状況とか、SCADジャンプするとかいった外的状況とか、によっていろいろ変動するんだと思う。

(3)はオートパイロットではなく、マニュアルパイロット分の作業のことをいう。オートパイロット分は、固定作業なので、意識が不要で、意識が必要なときがマニュアルパイロットの時。ちなみに、半オートパイロット(作業は固定なんだけど、マニュアル操作が必要になる場合(タクシーとか))のマニュアル操作分もカウントされると思う。

意識が明確であればあるほど、時間感覚は延びるように思うし、意識が途切れば時間感覚は短く感じる。ウィークリーレビューのように、意識的に時間を認識しなければ、時間が過ぎたことなども分からないのだ。

差分をもって時間が変わったことを認識する、と言うのが私の現状の時間の意識である。

自分コメント:

  • 個人的には「脳が加速する」というより「脳が認識する単位時間のスライス数(上でいうフィードバックと同様)が多くなる」という印象。あんまかわんないか。というか、脳の何が加速するのかがイメージできない。血流量? シナプスの経由速度??
  • 光の速さと意識が同等になる時には、どうなるんだろう?
  • フローあたりも同じ話にいきつくと思うんだけど。