■まとめ
メモを手帳に張ることで一括管理を行おうという方法。
■よい点
・どんなメモをとったらよいかのサンプルがいろいろある
・メモ魔になろう
■よくなかった点
・メモデータをどうやって回しているかの説明はなくて、そこで運用までには展開しづらいというかイメージがつかない。
・各メモを取ったとしてそれをどうやって使っていくかがイメージがつきにくい
使える方法としては、各メモデータの内容。どういう風なメモをすればいいかの、ユキビダスキャプチャのサンプルデータとしての情報が取得できる。
■VIP人脈メモ
「情報の発信源となる人にも何タイプかあります。専門家、専門家をよく知っている人、情報をたくさん持っている人、それをうまく書く力を持っている人、そういう人をたくさん知っている人もいます。どんな人材がいるかを調べます。
私は、知らない分野の情報収集は、もっぱら専門家やマスコミの人に紹介してもらい、その人の紹介する情報源や人にあたっています。
それでダメなら、本です。」
■会議発言メモ
会議の中で効率よく印象よく発言するための予定メモ。
どのような順序でどのように話されるか想定しておき、このタイミングで話したいことを予めメモしておく。その際に事前データとして、会議に関係する人物、その際の話題に出てくる数値、議題等をメモしてから言いたいことを洗い出しておく。
■BOSSメモ
会社の社長の以降に関するメモ。自分が社長の代わりに話せるようなデータを事前にメモとして用意しておく。そしていつでも確認して、いつでも説明できるような資料を用意しておく。「自社の経営者の思想をどういう形で理解して、どのように自分のことばで取り入れているかは、大きな力となっていきます。」
■会いたい願望メモ
会いたい人やその人の会社名をメモしておく。そしてことあるごとにメモしてあるものを見ておくと、それを見た人がなんとなーく心にとめて、なんとなーくつてが出てくるセレンデピシィみたいなもの。
横軸に世代、縦軸にジャンルを作って、その枠を会いたい人でうめると満遍なくてよいらしい。
■プロフィールメモ
自分の紹介メモを用意しておいて、自己紹介をする時にちょっと見る時に便利。なかなか自分をデータとして持つことはあまりないのでこれは役に立ちそう。
履歴メモをどこかに用意していてもよいかも。
項目の全部を書き出す所はCollectionステップで同じだけれど、データをサイクルさせるシステム部分の説明がなく、それが導入しずらい。各メモの種類はかなり具体的でユビキタスキャプチャをブロック化したような感じ。会社で他の人とやりとりする資料すらメモ化されている。