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GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

【日記】同居人が占いをしはじめたらあっさりウェイティングリストができる

 同居人が、占い師でやっていこうと話を進めている。

 

 

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いろいろ伏線は多い同居人

 同居人が占い師を目指すという話は、ふって湧いたような話ではある。が、それにしてもその選択肢もありなんでは、と思う伏線は多い。気になる点を列挙しても以下のようなことがある。

  • 占ってもらったインド占星術の先生から、珍しい程オススメをされていた←ここが一応起点
  • 上記の先生に同居人が占ってもらった時、同居人が占いのカードを扱ったら場が熱くなったらしい(マジ?!)
  • その後私が同先生に、同居人の占い師としての今後を(勝手に)占ったところ、ものすごくいい結果が出た(ガンジス川の最終形態という、カードをあんまりしらなくてもいい状態なのはわかる)
  • そもそも、同居人が大学生の頃、占いで昼飯をまかなっていた

 だいたい、最後の「占いで昼飯まかなってた」ってどうよ。ヒキの強い過去実績である。しかも、学生時代は、口コミで広がってて客が続いた結果飯が食えていたと同居人は話していた。ということは、学生時代、同居人は、既に継続的な顧客需要があったということだ。

 同居人のことを「占い師でもええんちゃうん」と私が思うのには、この学生の頃の経験があるからだ。これがなけりゃ、占い師の先生の推薦も、ただの世迷い事だとも判断していたと思う。そして実際、同居人の占いは面白い。

 

 同居人にはとりあえず顧客新規開拓のため、気軽に誰か占っておいてね、とお願いしておいた。すると、同居人が早速実践して占ってみたところ、思いの他効果があった。

 

コミュニティで占った当たっているらしい友人の占い

 

 早速同居人、とあるコミュニティにて、仲良くしている人に占ったそうだ。

 

 占いの内容としては、ふつうに今後の仕事運について。占いをするのは初めて~ということで初々しい感じで始まったそう。ところが、話を進めていくにつれて、「え、当たってる」「え、当たってる。。」「え、当たってるんだけど。。」とまあ、顔色がだんだんと悪くなってきたらしい。

 「〇〇さん、顔色悪いっすよ」と、周りで見ていた人にも指摘されていたようなので、かなり明らかに顔色悪くなったらしい。

 

 同居人の場合、あんまり前置きで情報収集しない。ので、その状況の中現状こう思ってませんかと話をしてくるため、それで「え、なんで知ってんの?」という感じになるんだと思う。自分が占ってもらう場合、割と前提状況を相互に認識しているために、現状確認になるので私はそこまでは驚かないので新鮮である。

 結果、最後の結論あたりを同居人が説明する際には、相手は神妙に聞き入っていたという。

 

 で、それを見ていた女子大生が、ノリノリで「私もお願いしますー!」とすかさずお願いしてきた。内容はざっくりと、今後の進学などについて。

 最初のカードを引くと、なぜか恋愛関係でうまくいってないよーというカードが出てきた。

 同居人の行うカードの展開では、最初のカードは、自分の状況を指し示す。ところが、進学などについて占ってほしいというにも関わらず、どうやら恋愛関係の問題が全体の影響に関わっているらしいと出たそうな。相手にも確認してみたところ、「え、実はそうなんですよ~」ということで、どうやら思い当たる節はあるようだ。ちなみにこの時点で、もちろんのことだが恋愛関係については特に情報はなかった。

 結局、本格的にするのはまた今度ということで、その場は解散したようだ。

 

 ついでに言えば、見ていた男子学生も占ってほしいと言って、占いの予約が二人追加になっていた。

 この後、別のところで同居人が占いをしたところ、やっぱり次回に占いしてほしい人が出てきていたという。

 

 あっさりウエイティングリストが出てきてビビるのである。

 つか、展開早くない?

 

無料だからといってウエイティングリストがあっさりできるわけがない

 同居人が、占いしはじめたところ、あっさりウエイティングリストができた。

 

 いくらその時は無料だからといって、簡単に占ってほしいと思うわけではない。とまあ思ったんだけど、最初に占った彼の反応がよすぎたと思う。

 

 世の中こんなに安易に需要がつくわけではない。けど、そういえば同居人はもともと占いで昼飯を賄えてたぐらいには、占いうまいんだった。

 

 さらに言えば、それまで続けていた仕事自体も相談的な業務が多かったので、こういうカウンセリングスタイルは、同居人の得意中の得意分野ではあるだろう。

 それにしても、恐ろしいぐらいにやってほしいって人が、湧く。

 

 うーん。。

 

同居人の占いは、カードを通じてヒアリングのショートカットをしている感じ

 

 実は、同居人の占いに、こうもみんなが食いつきがいいのか私も不思議に思っている。それで、こういった感じで状況をまとめていたりする。

 

 最近の同居人の占いやってるところを見た限りでは、カードを通じて、その状況を相手が説明するまでもなく把握する、という手法になっている。細かい話をするには、相手の話術も、相手が説明するのにも大変である。それを、同居人がカードから読み取って言語化することにより、内容の把握を短縮しているように思う。

 問題に対して、最終的な話の落としどころをつけるのもうまいので、カードを引くだけで、自分が問題と考えている部分の整理をしている感じに、私には見受けられる。

 カードは、なんかしらんが、空気読んでちゃんとそれっぽいものが出てくる。こればっかりは、不思議なんだけどちゃんと出てくる。ちなみに、カード自体は占ってもらう側が選んでいる。

 

 だから、当たる当たらない、というより、相手を紐解く、というのが同居人の占いの本質なんじゃないのかと思っている。そしてその実際の事例を同居人はその経歴柄よく知っている。

 

 同居人自身、占いは、相手の奥深い底まで話をするのがエキサイティングだと言った。そしてそれは、今までしてきた仕事とあまり変わらないとも言っていた。ただ、その深い底に潜ることができるのが、カードか、それとも仕事の立ち位置との違いだけだという。

 

 ちなみに、同居人の占いは、一般的に言われる「スピリチュアル」系、という雰囲気ではない。私もそういうスピリチュアル系だったら、全く興味がわかなかっただろう。

【タスク管理】今日するタスクはどう絞り込めばよいのか?絞り込むことすら惜しいくらい忙しい場合は??

 今日実行するタスクを絞り込むには、優先度をつけよ☆とかMITとか決めよ☆とかよく説明されている。

 これ、結構難しいよね。

 

 数が少なかったら優先度とか付けるまでもなく実行できるし、問題ない。

 だが徐々にタスクが多くなってくると、どれから手を付けたらいいのかちょっと戸惑ってくる。

 そんな時に、優先度付けたりMITを決めて絞り込みましょ!といったアドバイスはよく見るだろう。

 で、実際つけたら優先度高が全体の6割とか占めてて、全然絞りこめなくて頭抱えたりする。

 MITも、それが決められるんなら今困ってないのよとか言いたくなる。

 

 優先度が今いまタスクを絞り込むのに難しいってのはまあ当然だ。用途が異なるからだ。

 

優先度はどちらかといえば長期計画向けで、数多い中から絞り込む用途

 優先度は、いろいろあるタスクの中から複数個絞り込むためのものだ。ついでに言うと、優先度は長期計画をする時に用いるのが有効だ。

 数的に言えば、100の中から10個絞りたいとかそういうような感じ。

 例えるなら、優先度は選抜のメンバーを決めるようなものだ。

 

 が、個人のタスク管理でしたいのは、「数多い中から今(もしくは今日)すべきことを絞り込みたいいや決めたい!」ということだ。

 選抜メンバーからベスト3決めるとかそんな感じ。だから優先度だと少し足りない。

 

 そこで、MITで3つ決める方が効果的だね!

 MITとはMost Important Taskといって、最も重要なタスクだ。数あるタスクの中から1番重要なタスクを3つとか決める方がいい、という考えだ。

 

 しかしちょっと待ってほしい。

  直感でMITが決められないから優先度つけてたんじゃい!と思わなかろうか?

 

じゃあ、今日やるタスクはどう決めるのか?

 優先度はあんまり効果的じゃないことは分かった。だがMITも難しいということもある。

 そんな中、私が選んでいる基準を紹介しよう。

 

 私が優先したいタスクは締切が直近か、もしくは不確定要素が高いものだ。具体的には以下3つ。

 

  • 締切が直近なもの → 破るとヤバいから
  • 後続の作業に他の人にお願いするようなもの → 時間がよめないから
  • そもそも何するのかよくわからんもの → いつまでたっても手につけないから

 

締切が直近なもの → 破るとヤバいから

 これは自明だろう。締切が今日とか明日のものとか。こういうものは、今手をつけた方がいいというのは異論はないと思う。

 締切が先でも間に合わなさそうというものも、手をつける。

 

後続の作業に他の人にお願いするようなもの → 時間がよめないから

 不確定要素が高いパターンその1である。

 例えば、誰それさんに作業お願いするとか、お客さんに問い合わせするとかそういった作業がこの後控えているようなものがこれに当たる。他の人に確認したところ、休暇でお返事こないとか、想定外に時間がかかることはよくある。直ぐに返事は返ってくるに違いない、など楽観的な見積もりは極めて危険だ。

 なぜ、これを先にしておいた方がいいかと言うと、自分で潰しが効かないからだ。自分の作業なら時間をかければ何とかなる。しかし、他の人に任した作業だと、早くしてたも!と思っても催促しかできない。だから早々に手をつけるのがよい。

 

そもそも何するのかよくわからんもの → いつまでたっても手につけないから

 不確定要素が関わるパターンその2である。

 何が不確定要素かっていうと、今後のタスクが明確じゃないという状況。

 残念で当然のことながら、こういうオバケのような、やることが明確でないというタスクは、手をつけない限りいつまでたっても明確にならない。

 この先放っておいても、何したらいいのかよくわかんないので明日がんばろ☆といって後回しするのはよくある光景だ。だから、まずは手をつけて、どういったものなのかを最初に明確にしておいたほうがよい。

 そうすれば、思ったよりも簡単に終わるタスクだったり、思った以上にてこずるタスクだったりするのがよくわかる。もちろん、自分の手には負えないという場合もわかる。

 そしたら、次にすべきアクションが明確になる。

 ゴールまでの道がすべてわからなくてもよい。霧の向こう1メートルぐらいがわかるだけでも、次へのアクションはできる。それが重要だ。

 

 

今日することを決めることすら惜しいくらい忙しい場合は

 今日何をするか決めることすら惜しいくらい忙しい状況にまみれることがある。

 そういう場合は、GTDで紹介されていた以下の「行動を選ぶための4つのモデル」で毎回選ぶのがよい。

  • 状況(コンテクスト)
  • 実行できる時間
  • 気力の確認
  • 重要かどうか

 状況(コンテクスト)。ミーティング前なのかとか、いまどの場所にいるのか。
 実行できる時間。ミーティング直前なら10分しかないとか、エンドが決まっているのかの確認。
 気力の確認。午前中でやる気十分なのか、こってり話し合いして疲れてへとへとなのか。
 重要かどうか。どれが一番重要なタスクなのか。

 

 余裕がある場合は、時間(今日するタスク)で絞り込むことが出来ればよいが、忙しい場合はそれもままならないと見てよいだろう。

 これもできない場合は、精神が病み始めてるので上司にエスカレーションだ!

【映画】落下の解剖学

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 曖昧で不確か、事象があっても確定することは難しい。見えるものは一部であって全てではない。

 ある事件の真相を確かめようとするが、記憶はあやふやで、検証してもそれを伝える人に偏りがあったり、視界が錯綜し、事実に向き合ったかと思えば次の瞬間には目の前から消えている、そんなもどかしい、歯がゆい内容だった。

 だが、私たちの見ている世界も同じく、このようにうろんな世界であり、そうは見えないように、碓氷のクリアな世界の一辺をなんとか見ているに過ぎない。

 

 ギャラリーは面白がり、真実は横において、より面白い物語を視界に置きたがる。ついさっき見たはずの映画も既に朧気だ。だが、こうだろうと決め、決めたそれらを何度もなぞっていくことで、私たちは現実という線をなぞっていく。

 

 最後は「本当にそうなのか?」という疑念に私の印象は落ち着いたし、それは映画の方向性として、正しい着地点だっただろう。どんなに事実を重ねても、確証性につながるわけではない。昨日の私と今日の私が同じだと言い切れない。そんな柔らかい世界の中を、私たちは生きているのだと、思い出した映画だった。

 

 そんな中でも本物はあった。息子に会わずに暮らしたいと言われて泣いた母親、ラストに彼女に寄り添う犬のスヌーズ。

 

 

 

 

 

 

 

 と、しんなりした話はおいといて、脚本賞とかいろいろ賞を取ってるこの映画だけど、すっごくわかる。そしてプロ受けするのもよくわかる。これらの賞からは、「自分が撮りたいと思っても絶対に撮れない映画じゃないのさ」という匂いがとても醸し出されている。

 映画の着地点。「え、結局どうなったの?」と思わせるのがこの映画のゴールだったと私は認識しているんだけれども、まさにそのゴールに着地するように導くことに成功していた。難着陸もいいところである。

 次に映画中の心の揺さぶられ感。これもまぁぐらぐらに揺らされて凄いものである。この人やっぱりいい人かも、と思った次の展開でまた悪い情報が出てくる。そういう感情の引っ張り合いをするのが絶妙にうまいし、「この人物は絶対良い人!」という感情に確定させそうでさせないところがうまかった。だから、この映画を見て大概の人は煮え切らないというかストレスのかかった状態になっていると思う。

 と、いうような所を意図して設計された映画である、と言う点を評価されたのがこの映画なんだろうなと思う。思うが、供給と需要は違うわけで、観客の方に「なんでこれが評価が高いのかよくわからない」というのもよくわかる。

 何せ、よくあるスキャンダルなすったもんだを目の当たりにした映画なのであって、烏合の衆というのはおおよそ、その上澄みをニュースで見るぐらいなのである。

 

 

【アート】ゴッホアライブでゴッホの心象を旅する

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ゴッホアライブ行ってきたんですよ~。

 

ゴッホアライブとは、「没入型展覧会」と呼ばれるもので、大きなハコにところせましにある大きなスクリーンにゴッホの絵画が映し出されて、音楽とともに絵画が映し出されて楽しむ展覧会である。

 40分ほどかけて、ゴッホの初期時代から最後の時代までかけて見ていくという、映画っぽい作りになった展覧会である。


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 入口は、ここは勝手口なのでは???みたいなところから入っていく。

 

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 ハコの中には下記のような、キャンバスを模したようなスクリーンがあり、そこに絵画が映し出される。この色合いがものすごく絵画っぽくて、油絵の凹凸を感じられるような、色の出し方をしていて、一緒に行った友人と感心していた。


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 館内はもっと多数のキャンバス(という名のスクリーン)が置かれていて、大人数が楽しめる仕組みになっている。

 音楽によっては時間差で現れたり消えたり、そして絵画自体も一部は動画のように動く仕組みになっている。

 

 とにかく壮観である。


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 展覧会の一部には、あなたもゴッホの絵画の中に入れるぞ!みたいな展示もあった。

写真で見ると、ほんと絵画のようだが立つことができる。斜めってない!


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 近くにカフェがあって、そこでもコラボをしていて、カフェを楽しめる展示もあった。カフェだけに。


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 展示は、私はこれはこれで好きだなぁ。絵画を見るのはもちろんいい。現物はやはりそれだけで存在感というか、エネルギー量が大きい。

 

 だけれども、絵画を通して、ゴッホの心象を旅するような構成になっていたのは、非常に興味深かった。特に、ゴッホの精神歴史は劇的すぎて、残念ながら、こういう展示をするにはもってこいの内容なのである。すばらしい時期とそうでなかった時期の落差、精神が不安定になるにつれて、絵筆のタッチが激しい絵画が多くなっていく様、また、ゴッホの心象がそのまま絵画にも表れ出ており、そのシンクロニシティさも半端なかった。

 東京最終日もあって、人がわんさかいたからよかったものの、これが少人数で空いています、みたいな状態で見ていると、割と胸に訴えるものがあるのではないだろうか。色彩が豊かなので、そうとは見えないけれども、割と物語る内容は、厳しめだ。

 また、その精神状態の危うさを表現するための、音楽、そして絵画の動く部分の選択がうまい。渦がうごめいたり、不穏な雲があやうく流れていったりしており、不穏さを盛り上がらせてくれる。

 そしてラスト。

 詳しい話を知らなくとも、その音が聞こえさえすれば、何がどうなったのかはわかるであろう演出。これによって、ゴッホがどうなったか分かるのだ。

 

 ゴッホの好きな色は青と黄色だ。星月夜の3シリーズは言わずもがなだが、亡くなる手前に麦畑をよく描いており、その中でも青の空と黄色の麦畑が描かれていた。

 

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 もうすぐ福岡展が開催される。旅行がてら行くのもオススメ。

 

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【タスク管理】私のタスク管理の基本的な方針

 いろいろタスク管理を考えてきたが、おおよその大方針がある程度決まってきている。なんというか、自分が話す時の基本となるものである。これを一旦整理しておく。

 

(1)タスク管理の考え方は、ケースによって効くものが異なる

 巷にいろいろあるタスク管理の考え方は、タスク量・タスク配分率によって効くものが異なる。薬が頭痛用・腹痛用と分かれるのと同様、タスク管理の考え方も効用が異なる。

 例えばよく聞くタスク管理の重要度・緊急度を2軸で考える4象限などは、長期的なタスクを検討する結果に有効だが、直近のタスク管理で摘要すると、時間が取られるだけの邪魔の何者でもない。

 

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 いろいろ出てくるタスク管理は、各々細分化された問題の一つを解決するために生じているのは確かである。

 

(2)タスク管理は、状況によって実装は変わるものである

 (1)を踏まえると、考え方が変わるのだから、いわんや実装も変わらないわけがない。たとえどんなによいタスク管理だったとしても、状況が変わったら合わなくなることはよくある話である。

 人によっては、セキュリティが厳しくて、携帯すら仕事環境に持ち込めない人だっている。そんな人に、「ウェブサービスが必須!」と言われてもどうしようもないのである。

 

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(3)タスク管理の管理システムは、ストック型とフロー型の2種がある

 ストック型とフロー型のタスク管理は、冷蔵庫と弁当の関係に似ている。

 ストック型はいわゆるタスクを保管するシステムであり、よくあるタスク管理ツールがこれにあたる。

 ならフロー型はというと、作業ログやらノートやら、タイムライン的な時系列に記載して利用するようなもので、これをちょうどストック型のタスク管理に定期的に反映するといい感じになる。

 

 忙しい時は、フロー型のシステムで処理するだけで手いっぱいである。忙しくない時でも、適度なタスク量を分配するために、フロー型のタスク管理ツールを導入するのが望ましい。

 

 今私はストック型としてはTickTick、フロー型としてはスパイラルリングノートとたすくまを用いている。

 

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(4)タスク管理のシステムは、仕事配分によって異なる

 仕事の状況は、大まかに4パターンで考えるとわかりやすいという話。

 我々の日常というのは、この4パターンを行ったり来たりしている。そのため、(2)のような事象に陥り、従来のタスク管理が合わなくなることがままあるということになる。

 

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 仕事配分は、上記のブログから抜粋すると、大まかに以下のタイプのものがある。

 

1.メンバー型仕事配分:穏やかな川の流れタスクタイプ
2.研究職型仕事配分:ロングターム仕事で夏休みの宿題タイプ
3.管理職型仕事配分:ミーティング割り込みタスク入り乱れタイプ
4.デスマーチ仕事アセット:ミーティング割り込み入り乱れに乱れてわけがわからないタイプ

 

 上から順にやさしく、下に行けば行くほど厳しいタスク配分になる。

 仕事というのは、これらの配分が徐々に移行され、水の表面張力のごとくがんばるのだが、その張力が限界を超えると、仕事の仕方が崩壊する、という塩梅になる。故に「なんだかいきなりうまくいかなくなった」というような印象に陥りやすい。斯くいう私も大概その感想になる。

 

(5)タスク管理のフレームワークはGTDである

 忙しい時も、そうでない時も、基本的にはGTDの考え方がベースに存在する。

 (4)のように仕事の状況がいったり来たりしたとしても、GTDの仕事のステップのどれかに分類される作業を行っている。

 仕事が発生して完了するまでに、我々の仕事というのはGTDの5つのステップのいずれかを実施している状態、という認識である。

 ただ、取り扱う数だったり状況だったりで、仕事のステップをまとめてやったり、通してやったりする。

 何が言いたいのかというと、GTDはほかのタスク管理とかち合うものではなく、フレームワークであり、理解するための物差しの役割があることだ。

 

 

 以上が、私のタスク管理について考える上での基本的な方針?というか考え方である。

【レシピ】美味しいキャロットラペのレシピを探しに旅立ったが、すぐに終了した件について

 私はキャロットラペが好きなんだけど、おいしいキャロラペのレシピが見つかっていなかった。ので、探すことにしたところ、早速伊勢丹FOODIEのレシピが美味しかったので、終了しました。

 

 これね↓

mi-journey.jp

 

リピートできるレシピ

 数あるレシピの中からコレだ!と思うレシピを探している。

 

 私が、リピートしようと思うレシピの条件はいくつかある。

 ざっくり言えば、作ったものが美味しくて再現性の高いものがベターなのだが、その「再現性」というものを細かく分解すると以下のようなものになる。

  • 作ったものが美味しかった(当然)
  • 材料がそこそこ揃えやすい(あの場所でなきゃ買えないとか、極端に高いというわけではない)
  • 比較的作りやすい(難しい工程があっても代用できる)
  • 時間がそこまでかからない(初回で1時間前後かかる程度)

 再現性は、美味しい結果もそうだが、もちろん工程にも関ってくる。むしろ再現性は工程の方が重要である。

 

 例えば、作って美味しかったけどあまりに手間がかかるので、食べに行った方がいいと思ったのはオクシモロンのカレーだ。できなくはないし、実際美味い。美味いが手間が大変過ぎて、2度目を作る気にはなれなかった。それに、お店で提供されてるんなら、どう考えたってそっちの方がお得である。

 

 そんな再現性にも一過言あるわけだが、伊勢丹FOODIEで見かけたキャロットラペのレシピはなんとかリピートできそうだったのでうれしい。

 

 が、結構再現性となると、リピートするには気になる部分はいくつかある。それをちょっと見直した。

 

材料:くるみ、ドライクランベリー(あれば)

 くるみ、ドライクランベリーは、あればおいしいがそうでなくてもなんとかなる材料。できればあるとうれしい。が、くるみは容量が多くて困るし、ドライクランベリーもなぁ。。

 というわけで今回は以下のように対応した。

 

くるみ→ロカボナッツで買ってくるみだけ使う。残りはお菓子で食べる

ドライクランベリーは200円以下であったので買う。残りはちまちまお菓子で食べる。

 

 くるみは湿気るのがネックだったけど、最近は小袋のナッツにまざっているので調達しやすくなったのでよかった。ドライクランベリーは思ったより手ごろな値段で買えるので、これはこれで普通に買うのでよいだろう。余力があればでよいし。

 また、残った材料が消費できやすいかどうかも、やはり気になる所である。

材料:ディジョンマスタード

 家にあった粒マスタードで代用。

材料:クミンパウダー

 カレーを作るので家にある。なくても手ごろに買えるので問題なかろう。

作り方:1 にんじんをチーズグレーターの粗い面でおろす

 チーズクレーターない。。普通にスライサーでする。するけどふんわかな感じにはならないので、正直チーズクレーターはほしいと思う。

作り方:4 泡立て器で混ぜながら、オリーブオイルを少しずつ加える。仕上げにクミンを加え混ぜる

 出た! キャロラペ最大の難関。このドレッシングの作り方がほんと無理。何度かトライしてみてるけど、周りが油まみれになるわ、そこまでおいしくできんわ、その割に工数きついわ、である。

 むしろキャロラペこの工程あるからリピートできなかったとも思う。

 しかし、昔探していた頃の私と今の私とでは一味違う!

 

 文明の利器を使うことにした。

 

 イワタニのクラッシュミルサーで混ぜる。

www.iwatani-i-collect.com

 

 準備の時間は多少かかるが一瞬で終わる。

 

 通常、この混ぜ方、ビネグレットソースなんだけど、ほかのレシピで何度かトライしていたことがある。が、なんか思った味にならんのでyoutubeでいろいろ検索してほかにいいやり方ないか探していた。したら、どこかの店の仕込みでミキサーで仕込んでたので、私も同様に文明の利器で頼ることにしたというわけである。

 三国シェフは軽やか〜にやってるけども、なんか雲泥の差なんよね。。あと、ソース。最初は乳化しててもしばらくすると分離はするらしい。やっぱり分離するんだ。。

 


www.youtube.com

 

 

 それ以外の材料や工程は許容範囲内であるので、なかなかいいのではと思う。

 このソースが美味しいので、他のサラダに転用するのもありだと思う。

 

どこらへんがおいしさの秘訣か

 様々なレシピがある中、このレシピがおいしいと思われる所は、リンゴ。リンゴの酸味が丁度いい塩梅になっていると思う。食感も、ニンジンと比べてさっくりした感じがあって、そこもニンジンだけだと一辺倒になりがちな食感のバリエーションを作ってるのではないかと思う。

 実際、ニンジンだけで作ると、なんかコレジャナイ感が大きい。特にドレッシング量が合ってないと、あぶらっぽい感じが全面に出て、誤魔化しもできない。味自体も、ニンジンです!油です!二人合わせてニンジンと油です!! みたいな合体もしていない代物ができてしまう。

 が、リンゴがあるとそのあぶらっぽさが中和される感じがする。リンゴが油すってるんじゃないかとか、やっぱり酸味が中和してるんじゃないかとか、そんな感じを受ける。

 クランベリーとナッツはあれば入れた方がいいとあるが、私も入れた方がいいと思う。クランベリーは見た目もあるし、味のアクセントになる。ナッツは食感のバリエーションとまろやかさを多分足してくれる。

 とにかく、ニンジンオンリー&ドレッシングだけだと、油にまみれたニンジンという残念な印象になりがちだ。それが、多少分量があってなくても、リンゴが追加されるだけで及第点を出せるようになるので足した方がいい。

 さすが伊勢丹の総菜に並ぶお店のレシピであった。

 

 しかし。

 自分の作ったのはリンゴが多いね。。精進精進。

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【ゲーム】「かがみの特殊少年更生施設」にまつわる物語の考察【ネタバレ】

news.denfaminicogamer.jp

 

 実在するWebサイトを舞台とした体験型ミステリーゲーム『かがみの特殊少年更生施設』というのがある。なんかあやしい施設があってあやしいことをやってるらしいんだけど、そこにあるウェブページを発見していって、詳らかにする、というゲーム内容だ。

 基本的にゲームが好きな私は、プレイして最後までクリアした。

 クリアしたが、物語自体は謎が深まるばかりで、結局どういう話だったの? という疑問に陥った。なので、物語の考察をしたのでまとめておく。

 なお、下書きを一回間違って消して2回目の記載なのだが、全体的にまとまっていないがご容赦願う。

 ご存じない方はさっぱりわからん話になっているし、ゲーム途中の人には割と重要なワードが頻出しているので見ないことを推奨する。

 

 

 

 

 

 

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