works4Life

飯と酒と時々GTD

私が手帳をうまく使いこなせない理由

11月になると手帳の季節だ。

私も一般よりは若干文房具好きなので、この頃になると手帳コーナーが大好きになる。だからといって買うのは一つで、だからといってそれを手堅く運用できているというわけではない。

私の友人は、それこそ手帳の達人といったようにうまく使っている。少なくとも私はそのように見える。「去年の今頃は~」「前回はこんぐらいだから~」という比較検討をしながら計画を立てたりしている。うらやましい。そんな友人に憧れる前から、手帳を使いこなせる人に憧れていた。自分を律するという姿を現しているからだ。ちなみにここでは、Weekly型の手帳をこなすのを想定している。

大学生の頃から手帳を使うようにがんばっては見ていたが、長年満足に使えたためしがない。先日の休日にも文房具屋に立ち寄っていそいそ手帳を見ていると、先ほどの手帳番長な友人から一言言われてしまった。

「君は手帳を使いきることはあきらめた方がいい。絶対無理だから」

ガーン! 絶対無理とまで。去年は一部はものすごく書き込んでいた時もあるのにそれでもダメなのか?! しかし、その次に続いたご信託に納得せざるをえなかったのである。

「ちょっとした合間に、手帳を開けるのが楽しいって思わないでしょ。だから、やめた方がいい」

タシカニ!! 電車に座った合間に見たり、とか、友達との待ち合わせの間に見たり、とか、がんばるんだけど、条件行動しておかないとすぐ忘れてしまうんだった。一応、使い始めの目的としては、昔どういうことがあったのか見てみたい時に見るんだー、とか思ってたりするんだけど、なぜか続かない。それに、一応手帳は保管しているけれども、一度も見直したことがない。

それに、友人の言葉以外にも思い当たるふしがある。

まずGTD。GTDでよかったのは日付の概念をごっそりとっぱらったことだ。私はイベント単位でものごとを考えるようので、日付にぶら下がってやることを管理するのは非常に苦手だった。

次にトラッキング。Weekly型の手帳をほしがる理由は、一重にその日何をしたかを書いておきたいかである。しかし、今日はこういう風に活動したからといって、正直別にどうでもよかったりする。締め切りに間に合えさえすれば、人様の迷惑でなければ、使い道は正直よしとする。終わりよければ全てよいのだ。なので、作業をトラッキングするにも重きを置いていないので微妙だ。

次に取り扱いの単位。先のトラッキングには、どんな映画を見たとかそういうデータも残しておきたいと思っていたりする。でも、正直半分どうでもいい。そのデータについて、使う予定がないからだ。使い道がある場合ならちょっとは考えるかもしれないが、やっぱり残す方が面倒だ。それに、仮にそれぐらいのデータとしても、日別単位にデータを思い出せるほど記憶が精巧というわけではない。何年の秋、とかそんぐらいにしか出て…こないだろうな。誰とどうして食べに行ったかは覚えていても、いつそれを実行したかは忘れやすい。

斯様なこともあり、納得したくない気持ちと委ねたい気持ちの狭間に揺られながら、今年の手帳の形態をどうしようか迷っている。手帳を使いこなしたいけどうまくいかない人は、ちょっと自分に聞いてみるとよいかもしれない。「手帳を開くのが嫌じゃない?」

結局、今回の立ち寄りでは何も買わずに後にしようとした。ところ、友人が私をとめた。

「君にぴったりな手帳の紙を見つけた! これこれ!」

友人の指差した先には円形ロール紙が鎮座していた。ロールはEvernoteで十分です。