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飯と酒と時々GTD

fitzNOTEを使ってみて

GTDのツールは何を使っていますか?

 私は、3月の中旬あたりから、fitzNOTEを使っています。大分gtdスタイルへ最適化できたものの、それに合わせてどうしても適用できない部分もわかってきました。  とはいえ、GTDツールを見たり、今までのアウトラインツールを見ても、これ以上にフィットするソフトを見かけなかったので、当分このソフトと付き合っていくことになりそうです。fitzNOTEのGTDとの適用性についてまとめてみました。

gtdと合っているところ

 fitzNOTEとgtdと合っているのは、このソフトの基本思想が似通ったものがあるからです。データ・アイデアの収集を一つの場所に統一するように設計されています。そのため、項目の抽出に使う際には、freemindに似た使い勝手を感じるところもあり、随分私も考えを搾り出すに役立っています。

他のソフトよりgtdにフィットしている部分

 gtdに扱えそうなソフトの中でも、fitzNOTEがよい理由があります。

行動すべき部分と行動の不要の部分が区別できるところ

 fitzNOTEの最大の特徴ともいうべき部分ですが、その項目が行動するべきかどうか、他の項目と区別することができます。それはノードのラベルを使って区別するので、検索で今行動できるものを簡単に洗い出すことができます。  fitzNOTEを使う前にTaskPrizeを試用してみましたが、どうしても最末端の項目は、全てやるべきことと扱われ、すべて行動すべき項目となってしまい、区別することができませんでした。  もちろん、チェックすれば作業完了としたことになり、行動不要な項目ということでデータ的に扱われますが、やってもいないのにチェックされ、あたかも行動し終わったかのように見えるのと、実際の行動は何も不要であるイメージがかち合いません。そこが大きなネックとなって、TaskPrizeはやめてしまいました。

データ構造が構造化であること

 nanaTreeを使っていて、つねづね思っていたことがありました。このアウトラインにチェックボックスさえついていれば問題ないのに、と。それで探した結果、見つかったのがTaskPrizeなわけですが、紆余曲折の末にfitzNOTEに行き着きました。  TaskPrizeとfitzNOTEは、画面構成は似た感じです。もちろんデータの扱いも似ています。つまり構造化のデータ扱いというところです。

 また、xtmemoを使っていて非常に困ったのは、WeeklyReveiwを行おうと思った時に、項目を扱うのが非常に不便だ、ということです。終わったらもちろんチェックは必要なので、□を■に塗りつぶしたりします。項目がおおいとわからないので、タブを利用して階層化チックに表示します。正直面倒だった。

詳細部分が、基本画面に組み込まれているところ

 多くのGTD用のツールがそうであるのですが、GTDのノードとしての扱いは、どうしてもtodoの延長で扱っているものが多く、その詳細の部分は別途画面を表示したりしないといけないような構成です。  fitzNOTEはそうではなく、ツリー部分で対象となっている詳細画面を右側の部分で全部表示し、スムーズに詳細内容を追記できるようになっています。  もちろん、詳細部分を多用するか、というとそうではないです。項目によっては、ツリー部分で十分な項目もたくさんあります。しかしながら、書こうと思ったがその時に、1画面表示しなければならないかどうかは、大きな障壁になります。

 最近のgtdツールは、基本画面構成で詳細部分も見せるようにしているツールも見かけるようになりましたので、もっと活動にフィットしたソフトが出てくることが期待できそうです。

ゆるい項目指定

 ThinkingRockを使った時に思ったことです。ThinkingRockは、GTDの考え方を踏襲したよいソフトなのですが、各属性ががちがちに書かなくてはならないため、非常に項目を埋める作業が面倒でした。  項目があるにしても、場所もそんなにとらなくて表示されることが重要です。画面いっぱいに存在すること自体で、うんざりすることだってあるのです。 

gtdと合っていないところ

 もちろん、fitzNOTEとgtdと合っていない部分があります。ノード数も、大量に作られ、パフォーマンスが若干落ちている気もします。

項目移動が不便

 項目の移動が不便です。fitzNOTEでは、一番上のノードを、各カテゴリリストとして扱っています。そのため、ツリーをカテゴリからカテゴリへ変更する際には、非常に面倒です。項目が多いため、展開しているツリーを閉じて、一番最上階層のリストが見れるように変更しなければなりません。項目を整理する際には非常に苦労します。  他にも、複数項目を一度に動かせなかったりといったこともできず、一つ一つを移動させる必要があります。

項目をかくせない

 今作業を行っている項目のあるツリー以外は、表示されないようにしたいのですが、残念ながらそういった機能はfitzNOTEにありません。他の項目が見えてしまうと、ちょっと油断している隙に、別の項目に興味がわいて、違う作業をし始めてしまうことがあります。  こういった、カテゴリ単位で項目を表示することが、fitzNOTEではできません。使い方を変えればできなくもないのですが、そうすると今度は項目の移動が不便になるため、なかなかうまくいきません。

nextActionをコンテキスト単位ですぐに確認できない

 Action,WaitForの各リストには、プロジェクト、もしくはサブプロジェクト単位で移動させているため、本当に行動可能な項目はツリーの奥深くにあります。  簡単に見つけるためには、本当に実行可能なことだけにactionラベルを貼るようにしているので、そのラベルを検索することで見つけることができます。  とはいえ、検索用のダイアログを開くため、これが億劫で仕方がないのです。この時ばかりは、OperaのメールソフトのM2のフィルタ概念がとても恋しくなりました。

他のgtdソフトについてはどうか?

 fitzNOTEにも、だんだんとストレスを感じてきていたため、使用と並行して、他に合うツールがないか探してみました。  gtd関連のツール、それからアウトライン系のツールを中心に探してみました。結果を言うと、ありませんでした。

メモとactionを同じノードで扱えるものがほとんどない

 gtdでは最終的に分割されるものは具体的なアクションですが、gtdの過程で行動を具体化させる時には、それ以外のメモ書きやリファレンス等の項目がどうしても出てきます。しかしながら、大半のGTDのソフトでは、行動の必要のない項目を包括するようなつくりではないようです。

 また、各項目は一つの行に収まる程度の扱いであり、その項目に多くの情報が必要ではないような画面の構成になっています。しかしながら、具体的なアクションは、いろいろな経緯の中から抽出された項目であり、それを捕捉する情報が他にもあります。けれども、多くのgtdのソフトでは、そのような項目の詳細を確認できるインタフェースはあまり見かけませんでした。

 gtdのリストは、整理整頓した結果のデータになるのですが、Inboxから項目を追加する場合は、その限りではないと思います。具体的な行動を洗い出すまでの間に、いろいろな情報がぽこぽこ出てくるのですが、そういったものも拾ってくれるようなタイプのソフトはあまり見かけなかったというのが印象です。

今後のツールについて

 今後についてですが、多少難はあるものの、使い勝手としては非常に合っているため、今のところは、fitzNOTEを使っていこうと考えています。  とはいえ、これ以上ソフトとしてのバージョンアップはないことを考えると、将来性はありません。だからといって、他のツールで近いものを満たされるかというとそうもありません。  もっとよいツールが出てくることを期待しつつソフトウォッチに励みます。