前回は、GTDを適用する材料である仕事の概要について説明しました。今回は前回を踏まえて、その仕事をGTDでどのように取り扱うかをまとめます。
仕事のパターンをGTDモデルに適用する
さて実際の仕事の概要をGTDのノードとしてはどのように関係付けているのかを以下にまとめます。
前回で、以下のように仕事の関係をまとめました。
システム - 解決すべき事項(問合せ、エラー等) - 作業項目
これを、GTDでは以下のように合わせています。
プロジェクト = システム - 解決すべき事項(問合せ、エラー等) アクション = 作業項目
先ほどのシーケンス図に対応させると以下のような感じになります。
GTDをはじめる前からとその後での大きな変化といえば、今まではシステム等の案件やお客様毎でカテゴライズし、その下で解決すべき事項を展開していたのがなくなったことです。 fitzNOTEを始める前に紙ベースでGTDを運用していましたが、確かに紙でリストを作っていた時には、各システム毎にリストを作りかえる手間はしませんでした。というか、そもそもシステム毎にリストを作ろうとさえ思ったことがありません。それにならって、fitzNOTEでGTDリストを作った場合にも、プロジェクト毎には分けず、リストを一まとめにしています。 紙ではカテゴライズせずに、電子媒体ではカテゴライズしてしまうのか? それは電子媒体だと簡単にフォルダ等でカテゴライズできることを知っているから、そして、紙でカテゴライズするのは、面倒になることが既に知っており、無意識的にカテゴライズする選択肢が排除されてるからだと思います。
次回について
プロジェクトとアクションの対応がわかったところで、次にfitzNOTEでGTDリストを実現させるかをまとめていきます。