GTDがなじむのには、約束を押し付けないことがひとつある。
仕事術なりなんなりに、区別すべき部分がある。それは、その人がするかどうかを約束すること。この約束するしないは、かなり重要で、しいていうなら、その項目を自分の実行に移すことをコミットするかどうかの瀬戸際だ。
数多くの仕事術は、この各個人がもつ王国への侵入を図らずも行ってきた。しかし、GTDは侵入することをしなかった。ただ、王国の外から、誰かが下りてくるのを待つだけだ。そして人がやって来たら、きれいに並べたてられたメニューを静かに差し出す。
多くの仕事術は、暗黙のうちに、私に約束させることがある。それが、多分苦手であり途中で放棄したくなる理由だ。
だって私はそんなことを了解したなんて、一言も言っていない。
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