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百式の田口さんとBiz.IDとの協賛でDavid Allenさんの来日記念イベントが開催されました。開催されたのは2008/6/13で、書かなきゃ書かなきゃ、と思っているうちに後続ランナーになってしまいました。書こうと思っていた内容は、だいたい書かれていたので、今回は趣向を変えて、イベント関連の、ブログエントリまとめ+コメントという構成にしました。
イベントの構成
大きくは以下の流れでイベントは進みました。
(1) David Allenさんの紹介及びDavid Allenさんからのコメント
(2) 多かったQ&Aの回答4つ
(3) その他の質問
(4) 交流なぞ
エントリ前に自分の感想
質問したこと
正直言って、今の私には、イベントをまとめるどころではなく、ずっと騒がしい状態です。というのも、David Allenに会えたことの方が大きすぎて、全然まとまらないのです。それに、(3)のその他の質問のしょっぱなで、前から聞きたかったことを質問できたことの消化が追いつかない状態でもあるからです。
(3)での質問した際の玉砕っぷりにはおいといて、(3)ではスルーしてもらって(4)で、Lifehackin.jpの堀さんに翻訳してもらって説明してもらいました!(贅沢!)
質問の内容はこうです。今回、質問の焦点になっているのは収集する対象についてで、頭の中の理想の状態と現実の状態のギャップが、質問の対象になるのではないか?
これに対するDavid Allenさんの回答は次のとおり。「あなたがコミットするかそうでないかで、収集の対象とするかどうかを決めればいい」とのことでした。
もともと、私がこの質問をしたかったのは、PoICやライフログに関係する、全ての私のアウトプットを収集の対象にしていることに起因します。diigoでブックマークしているwebページや、twitterでコメントしていること、そして日記の内容、Doingリストに代表される作業ログなどなど。ユビキタスキャプチャに代表される、全てのデータ情報についてです。
というのも、これらの情報には、実行したいことの片鱗が見えたり見えなかったりするからです。それらの内容を、なんとか全部をまとめることはできないだろうか、と以前から思っていたからです。それで、いつのタイミングにか忘れたのですが、GTDとPoICの流れが、私の中で融合し、尚且つDoingリストの内容も融合していき、今のスタイルに落ち着きました。
GTDは主に実行するしないをクリアにするために用いるけれども、全体像を追っかけていけば、そういった自分の行動に関係するログなども、GTDのサイクルで取り扱うことは可能ではないのだろうか? と言いたかったのです。
彼の言った言葉はとても示唆的でした。「コミットするかしないか」という言葉は、私には「自分にとって必要でないかそうでないか」というようにも響いてきました。自分の世界に取り入れることを、収集ステップの対象とするならば、今まで収集してきた上記のものは、確かに必要であり、コミットすべきことでした。
私の今のGTDの全体像については、いつか話したいですが、未だバギーでまとまらずにいます。そのうち言葉が降りてくるでしょうから、そこまでお待ちください。
紹介された!
今回のイベントは、実はシゴタノ!の大橋さん経由で田口さんからご招待されての参加でした。わーいわーい!
他には、シゴタノ!の大橋さん、ライフハックス心理学の佐々木さん、eXtreme Gadgetの太田さん、Lifehacking.jpの堀さんも招待されたようで、イベント中に、田口さんの方から、皆さんに紹介してもらいました。
この時ばかりは、本当にブログをやっててよかったです。田口さん、大橋さん、ありがとうございました!
今回の開催について
今回の開催は、田口さんがDavid Allenさんにお願いしたことから開催されたイベントです。やはり実行こそが全ての始まりだな、と改めて思いました。
改めて、主催された田口さんとBiz.IDの皆様に、感謝します。
エントリまとめ
以下よりエントリまとめです。なんか自分まとめでおなかいっぱいな感じにもなったんだけど、ちょっとまとめたくなったんでやってみます。
主催者関係のエントリ
百式田口さんとBiz.ID関連のエントリです。
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GTDとは何か? ~ デビッド・アレンさん来日記念イベントレポート ~ | IDEA*IDEA
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GTDの真髄とは?
GTDはシンプルな手法なので「まぁ、理解しているかな」と思ってはいたのですが、やっぱりデビッド・アレンさんと話していると「あぁ、そういうことか!」ということがいくつもありました。
詳しくはBiz.IDで書こうと思いますが、GTDは「うまく行く考え方」であり、その原理原則は組織にも、どの年齢層にも当てはまるのだな、と再認識しました。
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Biz.ID×GTD!:デビッド・アレンさん来日イベント始まる! 「GTDは我々のような“怠け者”を助ける」 - ITmedia Biz.ID
(1)まとめ。David Allenさんのコメントがまとめてあります。
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Biz.ID×GTD!:デビッド・アレン氏が答える、GTD Q&A - ITmedia Biz.ID
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GTDをマスターしたといえるのはどういう状態?
頭の中に全くなにもない状態か、頭の中に今やるべきことだけがある状態だね。今、気になっていることを頭から取り除く方法を知っている状態だともいえる。 -
週次レビューができなかった
週次レビューはわたし自身も苦手だよ。頭の中がゴチャゴチャになったり、タスクの数が多くなったときにレビューをするようにしている。わたしが我慢できるのは7日くらい。それがレビューを週次でやっている理由なんだ。
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参加者エントリ(1):感想レポート
以下は、参加者された方々のエントリです。それぞれによって、どの部分をエントリしているか異なっていて楽しかったです。ちょっと私なりのカテゴリをわけて、まとめてみました。このエントリでは、感想レポートをまとめました。イベントの雰囲気や、自分が気になったことなどが見れます。順不同です。
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『Biz.ID×GTD!GTD創設者、デビッド・アレンさん来日記念セミナー』に参加してきた - while(life)i++;
- Q:GTDは短~中期のアクションを取るためには有効だと思われ
るが、長期的なことからブレイクダウンさせるときにはやりにくさを感じる。長期的なものからアクションを起こす方法はありますか?
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長期的な目標といつかやることは違います。
その違いは、次にやるアクションがあるかどうかです。
- 私は、そういう質問があったときには、決まって、じゃあ、その目標に対して次にやるべきことは何ですか?と聞くようにしています。
- ただ、どうなりたいかという思いや夢、ビジョンがあることはいいと思います。
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モリヨシキのモバイルビジネスブログ2 仕事が出来る人はinterruptionをinterruptionと捉えてない
- 仕事が出来る人はinterruptionを
interruptionと捉えてない。
機会と捉えている。
by David Allen
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GTDのデビッドアレンさん来日記念イベント参加レポート - パソコン環境快適生活
ゆきおさん。GTDを携帯電話にたとえて説明しています。イベントでは子供の片付けの話が気になった模様。
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ただひとつ大事なことは、あなたが気になるタスクを全てこのリストに加えることです。
「携帯電話の電話帳に必要な人の連絡先が全て入っていなかったとしたら?」そうです。
それでは安心できませんよね。
こころファンタジア - 楽しい人生を: Biz.ID×IDEA*IDEA「GTD創設者デビット・アレンさん来日記念セミナー」にいってきた
創深 優さん。どうしてGTDが普及したかの考察もあり。ちなみに私は、以下の言葉がとてもひっかかりました。
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・頭の中を空っぽにすればいいよ。不安じゃなくなるよ。
・頭にあるやること全部書き出して、後で見てやればいいよ。不安じゃなくなるよ。
- しかもしかも、もっと驚いたことが起きて……なんと、最後にあったプレゼント・ジャンケン大会で商品が当たってしまいました。
David Allenさんのセミナーに行ってきました。 | CREAMU
- GTDについては田口さんの本を読んで、頭の中にあるものをすべて紙に書き出すというのがなかなか面倒でやっていなかったんですが、紙に書き出すと現実との関わり合い方が違ってくる、という言葉が印象に残りました。自分と考えていることを客観視できると。
- その後飲み会にも行かせてもらったんですが、David Allenさんを見ていると、昔何となくイメージにあった高貴な紳士を思い出します。穏やかな目をしていて話をするときは相づちを打ちながら相手の話をよく聞く。
OTOSHIMA BLOG | GTD創設者デビッド・アレンさん来日記念イベントに行ってきた
- デビッド・アレンさんのGTDに関するお話は、とてもシンプル。
つまりは、「頭の中から全てを取り除け」ということだったと思います。
しばさん。まとめとその感想。ちなみに私が気になった内容は下記のとおり。ツールが定まってないから説明しにくいってのは同意です。うむ。
Sio’s Gadget Blog: [まとめ] David Allen さんが教えてくれたこと
- 私が一番印象に残ったのは、頭の中にある心配事を全部外に出して、頭を空っぽにする(David Allen さんいうところの "Mind like water" ) ことが重要であるということです。
- 空手は「その状態」を得るための "self training" (自己鍛錬)をするのに非常に役に立ったと David Allen さんはおっしゃっていました。これは非常に示唆的なように思われます。なぜなら「その状態」はフォトリーディングで言う所の「高速学習モード」に入ることであり、それはすなわち、「次のアクションに備えて、心を落ち着かせる」ことに他ならないからです。
- <div class=“conten
t">結局のところ、どんなことであれ、達人のみなさんが言っていることは、
「"Mind like Water" の境地に達すれば、いかなる Next Action であっても対応できる、あるいは対応する心構えができる」
という事らしいのです。