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d3を併用し始める

 

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EverNoteは、基本的にGTD的処理には向いてない

最近のツールはEverNoteを使っていますが、そろそろGTD一部で限界を感じるようになりました。その一部とは、プロジェクトリストとアクションリスト。References系については非常に優秀なEverNoteですが、プロジェクトやアクションの管理となると、なかなかに許容しにくいようです。

プロジェクトとアクションの管理がどうにもできない

結論から言いますと、EverNoteはDBな使い方をするので、シーケンシャルなデータの並びというものを保持しません。けれども、プロジェクトの中の更に分割したアクションでは、私はその並びの順番がとてもほしい。

まぁそんな状況なのですが、EverNoteでできないかと思い、一応いろいろ試してみました。が、やっぱり無理。
例えば、カテゴリの一つをプロジェクトにあてがい、そこに各ノートをアクションにしてみたりしました。しかしこれだと、管理が煩雑だし、順番が登録時間や名前で、明示的に設定しなければならず、面倒でした。
次に試してみたのが、テンプレートシート。EverNoteでは、テンプレートシートが有志によって提供されています。Project用のテンプレートもあったので、これを試してみました。が、これも無理ー。というのも、1つのノートに付、1プロジェクトになって、次のアクション毎の絞込みが到底できないからです。
他には、各ノートには履歴を取れるので、それを何かできないかと試してみましたが、非常にトリッキーで運用ベースにまで落とし込むことができませんでした。

資料・参照系はEverNote、現在実行中のものはd3で

そんなわけで、プロジェクトとそのアクションリスト、更に制限して会社で使うプロジェクトのみについては別のシステムでまかなうことに渋々決定しました。今までは、まだまだ時間的に余裕だったので、特にシステムが不完全でもそれなりに運用できておりました。が、ここ最近は、取り持つ開ループが多くなってきたので、そろそろ何かしらのアウトソースがほしいな、と思ったので導入に至ったわけであります。

が、如何せんWindows界隈では、私が満足するようなGTDに即したツールがほとんどない。今までにレビューしていたツールにも再度手をつけては使えるかな、と試してみたのですが、やっぱ無理。かといって、今更FitzNOTEに戻る気にもなれないし、ということでいろいろ調べた結果、d3に決めました。

とにかく今回のシステムの選択は、References系はともかく、プロジェクトとそのアクションの、次のアクションリストを抽出できるかどうか、が一番実現してほしいところです。それが実装しているものでありさえすれば、で調べた結果、d3となったわけです。

今回で今更に知ったこと

GTDツールに合ったツールはなかなかないのですが、今回のことで今更に知りました。確かにGTDに適応するツールはなかなかないです。なぜなら、References系と、アクション系でのデータの種類が全く異なるからです。References系では横断的な使い方を求め、アクション系では垂直的な使い方を要求します。

なら、今回のように、References系とアクション系を別々に管理すればいいのでは、と思うかもしれません。でも、GTDのシステムから言えば、単一のシステムでなくては意味がないのです。Inboxは一つであるのが望ましいし、また同じシステムで検索できる使い勝手が大切です。システムを集約することこそが、今後も継続して使っていくための必須条件だといえるでしょう。

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