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【雑記】ワールドトリガーが面白いので見てほしい件

 最近の楽しみといえば、土曜日の夜にあるアニメ「ワールドトリガー」だ。

 

 

www.toei-anim.co.jp

 

ワールドトリガーとは

 ワールドトリガーは、少年ジャンプから移籍してジャンプスクエアで連載している少年漫画で、Wikipediaによると、異世界からの侵略者・ネイバーと防衛組織・ボーダーの戦いを描くSFアクションである。

 以前紹介したフリンジもメンタリストも履修を終えて、最近観るものがないなーと探して見つけたのがワールドトリガーのシーズン1だった。


 ワールドトリガーはその時丁度、シーズン2が始まる祭りが開催されてて、オンラインでマンガが150話ほど無料でみて面白かったので、アマゾンプライムでも観れるからというので観始めた。何より話数が多いのがいい!

 ちなみにメンタリストもおすすめの洋ドラだ。メンタリストも丁度アマゾンプライムで観れてたのだが、今では有料になってしまった。ネトフリとかHuluとかで対象作品だったらぜひ見てほしい。だいたい1話完結する、名探偵コナンのように平和で安心な洋ドラである。

 

 トリオンというエネルギー

 さてワールドトリガー。この世界でポイントになるのはトリオンと呼ばれるエネルギーのようなものだ。この世界では、このトリオンをいかに使って戦闘していくかがポイントとなる。

 このトリオン、むちゃくちゃ設定的には面白くて、魔法のようではあるが、魔法ではない。

 特に異なる点は、トリオン体と言われる、トリオンエネルギーを使った疑似体を作れることだ。他にもトリオンを使って仮想空間とか仮想機体とか、武器やらブロックやらいろいろと変化できたり、自動ロボット的なものも作れるのがトリオンの特徴である。

 で、ワールドトリガーでは、地球っぽい玄界(ミデン)と他の惑星と、トリオンを巡って戦闘する。もともと玄界にはトリオンという概念自体がなかった世界だが、他の惑星(ネイバー)からなぜか襲撃され、それを防御したこれまた別の惑星の人間(ボーダー)が滞在して、ネイバーを迎え討つ体制になった。

 そんな体制になったといっても、1巻の時点から数えて4年前のすごく短い歴史であって、トリオンで戦える人間も少なく、ボーダーは玄界の人間で戦える隊員を絶賛募集中という状態だ。

 主人公のオサムは、幼馴染のチカが隊員になりたいという願いをかなえるべく、自分も防衛組織に入隊するのであった。

 

 が。

 

 このオサム、主人公なのに、キャラの初期パラメータとしては不遇もいいところだ。トリオンは人によって保持する量が異なるんだけども、このトリオン量はかなり少ない上に、そんなに運動神経もいいとは言えない。

 だから、入隊するまでにも実は補欠で入ったりと、割と危うい立場にある。

 いろいろ弱いオサムは、かなり頭を絞りに絞って、チーム戦で戦力を上げていく、いわゆる参謀型キャラで、そこの頑張り具合が面白い。で、この頑張り具合が面白い方向に進んだのだった。

 

オサムは真面目故にエグい

 参謀型キャラというと、腹が腹黒でいけすかないから、その戦略もやっぱり腹黒いみたいな感じのキャラなんだが、オサムはそのこっちが持っている偏見と大分異なる。

 オサムは先ほどにも言った通り、弱い。とにかく弱い。幼馴染のチカが寧ろ強大だ。なんだけど頑張るしかない。その頑張り度合がどう出たのかというと、戦略系、しかも方向性がエグい方向に出たのだった。

 この、真面目が必死になるとエグい戦略を考える、というのがなんともいそうでいなかったキャラクター性だなと思う。一直線だとか、裏をかかないだとか、そういう風に取られがちな真面目さであるけれども、それは戦術・戦略に対してであり、オサムが真面目なのは、目的に対してである。だからこそ、戦術・戦略さにはエグい部分が出るようになったんだと思う。

 もちろん、オサムが普通程度の能力だったら、ここまでのエグさはここまで出なかったように思う。標準よりそれ以下の能力なところが、オサムのエグい戦略を作り出した理由に納得感があった。

 

とにかく面白いのはチーム戦

 そんなオサムの戦略が活躍するのがチーム戦だ。

 

 主人公のオサムは、防衛組織・ボーダーに入隊して、そこで頑張っていくんだけど、組織の中では基本4人一組のチームで動く。遠征とかいろいろあるため、順位決めと実践練習も兼ねたチーム対抗戦があって、これが面白い。

 トリオンで作られた仮想空間に、トリオン体になった3チームが配置され、そこで総当たり戦をするというのがチーム戦の中身。

 つまり、これっていろいろできるサバゲ―に近い。人によってはMMORPGとかに当てはめられるかもしれないが、私はやったことがないのでなんとも言えない。

 

 で、このチーム戦は俄然アニメが面白い。

 マンガだといまいちピンとこなかった動きも、アニメで実現しているので非常に分かりやすく、格好いい。動きがわかるといっても、こう三次元の中でどういう軌道を描いて動いているのかが想像できる感じがする。いい所だけを再現したわけじゃなくて、いろいろ時系列的に動いている中のこの部分だけを切り取りました、ていう感じの動きになっている。

 

 キャラ数は多く、今でも誰がどれやら覚えきれない。とはいえ、キャラの特徴はかなり明確だ。キャラの個性自体も、チーム戦での動きに反映されているところがあるし、あのキャラだったら、戦力外退出時には必ず巻き込み爆発を狙うとか、そういう特徴も出してくる。なんで、キャラによって、力技でくるか、細々動いてくるか、戦略的に動いてくるか、などなど違いが出てくるのであった。

 

 また、上位チームと下位チームのチーム対抗戦も、極端に異なる。上位チームは複雑な戦闘シーンになって、曲線系の動きが多いけど、下位チームの戦闘シーンだとやっぱり直線的な動きが多い。こういうレベルの上下の違いもくっきりわかるように原作の時点から表現されてて、なんというか、キャラのレベル感想の整合性が半端ないのであった。

 

秀逸なオープニング

 そのキャラ数の多さを一番うまく取り込んだのがオープニングである。正直アニメ見なくてもいいから、とりあえずオープニングだけは見てほしい限り。

 


アニメ「ワールドトリガー」2ndシーズン オープニング ノンテロップ映像(曲:TOMORROW X TOGETHER「Force」)

 

 43秒あたりの見せ方が本当に良い。ちなみに、一番最初の花びらっぽいのは、漫画の単行本の背景と合わせている。