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【雑記】仕事のオンライン会議がオフカメラが大半であるのはなぜだろうか?

 最近、仕事のオンライン会議では、カメラはオンにしていますか?

 私はすっかりオフです。

 

 Video Call, Video, Conference, Zoom, Online, Skype

 

 

仕事のオンライン会議でオフカメラにするのが通常になった

 なんやかんやとリモートワークが通常運用になってしまい、気が付けば1年近くリモートワークを行っている。

 会議はオンライン会議でするのが通常モードになり、Zoomがいいだの他の会議がいいだのあったが、うちはMicrosoftをどっぷり利用しており、オンライン会議といえばTeams会議である。

 オンライン会議といえば背景はどうしようかと騒がれていたが、ここ最近、というか早い段階で、我が会社はほとんど画面を映さず音声だけでのオンライン会議をするようになった。

 今ではよっぽどメインな会議ではない限り、部長クラスも画面を映さない。オンライン飲み会ならそこそこみんな顔を見せるけど、会社の仕事会議では、ほとんど顔を見かけなくなった。

 会社全体そうなのだろうか、とは思うが、他のあんまりかかわっていない部署とときたま実施する会議も総じてカメラはオフなので、おそらく会社全体としてそういう傾向にあるだろう。

 

 他の会社はともかく、自分の会社の仕事会議は、カメラオフでオンライン会議をするのが、通常となっている。

 なぜだろう。

 

機材がへぼいから?

 人によってカメラが行き渡ってない、搭載されてないから、使えない人に合わせたのでは? と、思うかとそうではない。

 自分の会社提供のノートPCは、既にカメラ搭載型で、最初のころはなんなく画面を映してオンライン会議をしていた。

 このカメラ機能は、わが社では標準的な仕様である。また、コロナによるリモートワークでなくとも、オリンピックによる影響もあり、リモートワークもできる環境にシフトしつつあったところである。

 だから、一部のメンバーにカメラ機能の不利益があり、それなら合わせてカメラを使わない、というわけではないのである。

 

メールやIRCといったフェイスオフのコミュニケーションに慣れているから?

 自分の会社は、昔からメールを多用している。メールはエビデンスが取れるため、言った言わないバトルを回避するためにも頻繁に使われている。

 他にもIRCやらのチャットツールを部署によっては利用している。つまり顔を見なくてもコミュニケーションをとることには、慣れている会社だと思う。

 だからオンライン会議で顔が見えていなくても、そんなに問題はないのかもしれない。

 

画面共有ばかりして顔を見ていないから?

 オンライン会議で顔が見えていなくても、と上記で言ったが、そもそも自分が参加するミーティングでは、画面共有ばかり利用していた。

 画面共有機能は、オンライン会議にとっては、むしろメインはこっちといっても差し支えないレベルだ。自分の会社ではほとんどの会議で利用しているだろうし、これが使えないとなると、オンライン会議の最大メリットが消えるのではないかと思う。

 顔は見えなくてもよい、画面が共有しさえすれば。

 

オンカメラだとそもそもネットワークに支障をきたすんですが・・・

 顔は見えなくてもよい、画面が共有しさえすれば。

 オンカメラで動画を配信するとなると、その分ネットワークはひっ迫する、そうすると、音声までもひっ迫してしまい、ロボット声になったりして、会議そのものに影響が関わってくるのであった。

 しかるに、まずは最初にカメラをオフをするようにした。

 

 そして、私たちは気づいてしまったのである。

 カメラオフでも、オンライン会議に全く問題ないことに。

 

ネットワーク回線だけはどうする術もなし

 リモートワークになって、このネットワーク回線状況というのは人によって大分差異が出てきた。自分なんかは、家で回線契約をしているので、そこからWIFIをはって使っている。一方ではネットワークなんか契約していない人もいたりして、そういった場合は、自社携帯のテザリングでPC使っているという場合もある。これはきつい。

 そしてわが社は、ネットワークを仕事にしている会社であり、回線が重いという話については、たぶん他の会社よりセンシティブだし、順応は早い方だろう。

 

 オンカメラにしていておかしくなった話になれば、すぐさま比較的不要なカメラ機能はオフにし、そしてそれを許容する。ネットワークが重いのはしょうがないもんね。

 そして、顔が見れないよりも、会議が速やかに実行されることを優先する。

 このように一人カメラオフしては、徐々にカメラオフが増えていき、そしてカメラオンは誰もいなくなってしまったのだった。

 

 これによって、ミーティング前だけは、背景と自分をとりつくろわなくてはならないという煩雑な作業から解放され、我々は、本当の意味でリモートワークを手に入れたのである。

 

結論

 自分の会社が、仕事のオンライン会議がオフカメラなのかを検討してみたのだが、その一番最初の理由は、「ネットワークが重いのカメラを切る」という考え方の優先度が高いからなんじゃないかなと思う。

 そしてその優先度が高いのは、わが社がネットワーク関連の仕事に従事している、てことが大いにある。ネットワークが重いのはどうしようもない。ネットワークが改善するにはお金がかかるので、自分達でできることがあるならそっちに倒した方が解決するのだ。

 だから、自分の会社では、ネットワークが重いのでカメラをオフをすること、ひいては、誰でもカメラをオフすることに寛容になったのではないだろうか。

 

 それにである。会社以外のミーティングでは、オフカメラにしているのは、私ですらなんだか失礼にあたる、という感じがどうしてもするのだ。だから、特にカメラをオフにする理由がなければ、初期状態ではオンカメラである。

 だが、会社のオンライン会議では、「え、なぜそこでカメラをオンにする理由が?」というぐらいに、カメラをオンにする理由があまり見当たらない。