works4Life

GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

【バレットジャーナル】各々のページがGTDのどのリストに相当するか

 最近バレットジャーナルを取り入れたんだけど、それらのページがGTDのリストに相当するのか考えてみた。

 というか今までの一連の記事は、この話をするために書いたようなものである。バレットジャーナルが、GTD的にも要件を満たしてるんじゃないかな、っていうのを確認したくて、今回の記事を書いたのであった。

 

 


バレットジャーナルのページ

 前回のバレットジャーナルのページ内訳で紹介したのは以下の通り。実際にこれらについてGTDのリストの属性を見ていこう。

(1)全体
 (1ー1)目次
 (1-2)Futureログ
 (1-3)いろいろページ
  (1-3-1)2017年目標
  (1-3-2)Somedayノート
  (1-3-3)読みたい本
  (1-3-4)行きたい店
  (1-3-5)見たい映画
  (1-3-6)クレジットログ
  (1-3-7)プロジェクトノート
(2)4月用ページ
 (2-1)4月マンスリー
 (2-2)4月目標/4月にしたいこと
 (2-3)4月用トラッカー
 (2-4)予備用ページ
 (2-5)日々メモ
 (2-6)プロジェクトノート(任意)
 (2-7)mtgログ(任意)
(3)5月用ページ
 (3-1)5月マンスリー
 (3-2)5月にしたいこと
 (3-3)5月用トラッカー
 (3-4)予備用ページ
 (3-5)日々メモ
 (3-6)Inboxページ(任意)

(1-3)のいろいろページの配下は特に番号をつけていなかったが、わかりやすくするために付与している。 

 

バレットジャーナルのページはGTDのどのリストに属するのか(私の場合)

 で、実際にページをGTDのリストに当てはめたのが以下の通り。

 今回は属性が明確なものについてだけ、記載している。 属性が複数持ってそうだったり、そもそもリストに属するか不可思議といった曖昧なものは記載していない。 

 また、注意してほしいのは、私がそういうページの使い方をしているからであって、使い方が異なる場合は、相当するリストが異なる場合もあることだ。

 

(1)全体
 (1ー1)目次
 (1-2)Futureログ 
 (1-3)いろいろページ
  (1-3-1)2017年目標
  (1-3-2)Somedayノート →Somedayリスト
  (1-3-3)読みたい本 →Somedayリスト
  (1-3-4)行きたい店 →Somedayリスト
  (1-3-5)見たい映画 →Somedayリスト
  (1-3-6)クレジットログ →Referenceリスト
  (1-3-7)プロジェクトノート
(2)4月用ページ
 (2-1)4月マンスリー →Calendarリスト
 (2-2)4月目標/4月にしたいこと →Projectリスト
 (2-3)4月用トラッカー →Referenceリスト
 (2-4)予備用ページ
 (2-5)日々メモ →一部NextActionリスト
 (2-6)プロジェクトノート(任意)
 (2-7)mtgログ(任意)
(3)5月用ページ
 (3-1)5月マンスリー →Calendarリスト
 (3-2)5月にしたいこと →Projectリスト
 (3-3)5月用トラッカー →Referenceリスト
 (3-4)予備用ページ
 (3-5)日々メモ →一部NextActionリスト
 (3-6)Inboxページ(任意) →Inbox

 

 

Referenceリスト

  (1-3-6)クレジットログ →Referenceリスト
 (2-3)4月用トラッカー →Referenceリスト
 (3-3)5月用トラッカー →Referenceリスト

 

 ページの中でReferenceリストに属するのは上記となる。これ以上行動が必要のないものは、Reference属性になるんだけれども、一旦わかりやすいページの中で属するものを列挙している。

 (1-3-6)クレジットログは、私が友人と同居しているため、共通で利用するクレジットがあるのでその精算を確認したいため、どこまで精算が終わっているかのログとなってて、ここのページから作業が発生するというわけではないのでReferenceとして一旦属している。

 

 Somedayリスト

  (1-3-2)Somedayノート(数ページ) →Somedayリスト
  (1-3-3)読みたい本 →Somedayリスト
  (1-3-4)行きたい店 →Somedayリスト
  (1-3-5)見たい映画 →Somedayリスト

ページの中でSomedayリストに属するのは上記となる。(1-3-2)のSomedayノートはその通りで、(1-3-3)以降についてはSomedayに含まれる中でも似たものを集めたリストのためである。そんなん言うと食べログの行きたいリストとかも全部入ってくるし、アマゾンのほしいものリストだって何時かは手にいれたい、という意味ではSomedayリストにあたるのである。

 

Projectリスト

 (2-2)4月目標/4月にしたいこと →Projectリスト

 (3-2)5月にしたいこと →Projectリスト

ページの中でProjectリストに属するのは上記となる。

 

 これは三月分を運用していて最近気づいたことだが、丁度この4月にしたいこと自体が丁度私のProjectリストぐらいに相当する。

 Projectリストは、達成すると決めていて尚且つ手順が複数関わるようなもののリストとなる。そして各々がちゃんと進んでいるか、点呼みたいな感じでチェックするものである。

 4月中にしたいと考えている時点で「達成すると決めて」いるし、時間がかかるようなものがこのマンスリーに入ってくるのだから丁度Projectリストとなるんである。しかも、月が変わるタイミングで自動的に見直しする必要が出てくるのも具合がいいのである。

 

WaitForリスト

 ページの中でWaitForリストに属するのはない。それ程人に任しているものがないので私の場合は作っていない。

 

Calendarリスト

 (2-1)4月マンスリー →Calendarリスト
 (3-1)5月マンスリー →Calendarリスト

 ページの中でCalendarリストに属するのは上記となる。

 このマンスリーには、時間がなかったら明日にでもできるような自分だけの作業予定を、私は含んでいない。このマンスリーには、私以外の人と調整しないと日付を変更してはならないもの、調整が必要はないがこの日のうちに実行しないと大変なことになるもの、といった日付調整が限りなく固定されているもののみを記載している。

 

NextActionリスト

 (2-5)日々メモ →一部NextActionリスト
 (3-5)日々メモ →一部NextActionリスト

  ページの中でNextActionリストに属するのは上記となる。

 とは書いたものの、日々のメモの中にはTODO以外にもただのメモだったりすることも多い。それで、「一部」NextActionリストとなっている。

 現在の私の状態はそれ程忙しくないので、日付に関らず横断的なNextActionリストというのは作っていない。それで、だいたい日々のタスク程度に落とし込む内容にしている。

 忙しくない時に、制限のないNextActionリストを持つのは実行力に欠けるし、そもそもなんか実行しないんだよね。。というわけで今の所は、タイムラインノートには作らないことにしている。

Inbox 

 (3-6)Inboxページ(任意) →Inbox

 最後の記載となったInboxだ

 もともとInboxは、おうちの郵便受けの通り、とりあえずの箱があればいい。私は日々のメモにちょくちょく書いてそれがInboxの受け皿となるだろうから、あえてページは作っていない。

 なのに、この(3-6)はどういったようなページかというと、わざわざ時間をとって何か頭の中を洗い出したくなった場合について、ページをこさえて出してみるのもいい、というためのページである。もちろん、各項目については一つずつどうすべきか判断し、最終的にはバレットジャーナルで言うところの「マイグレーション」でもって、あるべき場所に項目を配置するのである。

 

ビフォーアフターまとめ

 今回バレットジャーナルを取り入れたことで、GTDのリストの記入先が変わった。それを簡単にまとめるとこうなった。

f:id:nomico:20170407140958p:plain

 NextActionリストは直近で行うタスク群にもなる。このうち私がよく頻繁に見るのが一番右側になるノート、つまりここで言っているタイムラインノートであり単なるメモ帳である。

 が、ビフォーの状態だと然程見直さない手帳があったりとかしてほとんど機能していなかった。

  それが、アフターでは手帳の部分が全てノートに集約された形となってすっきりしている。

 

 とまあ、ここまでが今回バレットジャーナルを取り入れた顛末である。Doitの方にもあるSomedayリストとの運用についても検討する必要はあるんだけれども、まずはノートの運用をうまく回していきたい。こなれたぐらいに状況が変わらないよう祈っておこう。

 

 

【バレットジャーナル】具体的なノートの中身

バレットジャーナルをタイムラインノート(単なる日々のメモ帳)に取り入れた。今回はその具体的なノートの中身について紹介する。

 

ノート内訳(予定)

ちょうど試しに始めたノートが終わりそうなので、新しいノートに、最初の全体と4月を作ったところである。これからのノートの内訳としては以下のような感じで進める予定である。ページ順は左上からZ順に進む。見えるかな。。

 

 

ノートの全体像があまり見かけなかったので作ってみた。   

ページの大枠

ページの大枠としては全体にかかるページと、月にかかるページという感じで分けられる。

 

(1)全体(1~2行目)

(2)4月(3~4行目)

(3)5月(5~6行目)

(4)・・・(以下続く)

 

(1)全体

手書きメモのうち、1行目と2行目がこれにあたる。

(1ー1)目次

まずは目次。いろいろページが分散するのでこれは大事。見出しだけ作成。

(1-2)Futureログ

12ヶ月分を2ページで記載。一番下は月が決まらないけど実行するのは決まっていることなど。例えば実家に帰ったらすることなど。

  

(1-3)いろいろページ

  • 2017年目標(2ページ)
  • Somedayノート(数ページ)
  • 読みたい本
  • 行きたい店
  • 見たい映画
  • クレジットログ
  • プロジェクトノート

月をまたがって更新したり参照したいもので、予めわかっているものはここに記載する。プロジェクトノートも月にまたがってかかりそうなものについては予め場所をあけておく。

 

目標ページ。見出しだけ作ってまだ転記してない。

 

左が見たい映画、右が食べたい店リスト。既にページが足りないのが明白である。

 

(2)4月用ページ

手書きメモのうち、3〜4行目にあたる。

(2-1)4月マンスリー

カレンダーのテンプレートを印刷してはって使う。

カレンダーのテンプレートはこちらのサイトのを利用した。アラクネ使いたかったけど横型しかなかったん。。

2017年 ボックスタイプ 2ヶ月カレンダー

(2-2)4月目標/4月にしたいこと

4月の目標はとりあえず枠だけ作ってみた。画像は上記参照。

4月にしたいことは、長らく時間がかかる項目の他に、日々のメモの中で、その日のうちに終わらなかったものも入ってくる。実質GTDのプロジェクトリストになる。

(2-3)4月用トラッカー

いちおう。使わない気配がもりもり感じられるがいちおう作っておく。空白なところが既にやる気のなさがうかがえる。となりのページは一番上部にはったデータの元。

(2-4)予備用ページ

後から書くこともあるだろうと悪あがき的に数ページ空けている。 

(2-5)日々メモ

私の場合、1ページ1日というのを最単元として構成する。あとあと区切りがよいし、目次化しやすい。また、習慣的そういう風に使うようになっているため、1ページに日をまたぐのが気持ち悪くなっている。1日に数ページまたぐのはよし。

(2-6)プロジェクトノート(任意)

途中で検討したいようなことがあったらプロジェクトノートとして展開する。数ページ渡ってもよい。

(2-7)mtgログ(任意)

途中でミーティングが発生してそのログについても記載してもよい。数ページ(以下略)

(3)5月用ページ

手書きメモのうち、5〜6行目にあたる。5月近くになったら追記する。

(3-1)5月マンスリー

(3-2)5月にしたいこと

(3-3)5月用トラッカー

(3-4)予備用ページ

ここまでは4月と同じ。

(3-5)日々メモ

これもその日にやっつけるTODOやメモやらなにやらを書く。

(3-6)Inboxページ(任意)

そろそろGTDのステップ1したいなーと思ったら、数ページをInboxページとして使うのもよしとする。

 

といった感じでページが続く限り、月を追加していくような感じで使う想定である。

 

運用ポイント

 運用ポイントとしては、日々のメモの間にもプロジェクトやら何やら展開したいものがあったらそのページに時系列で記載していく、というところだろう。これが変に後ろとかしてもわからなくなってしまう。悪あがき的に余白のページは作ってあったりするけど、足りなくてもまぁしょうがない。

 どこに何が書いてあるかは、そのために目次ページを用意してあるのでそれを用いる。

 

 あとは、テンプレートというかデイリーだったりウィークリーだったりフォーマットをすごく書き込む手帳もあるのだけれども、私はあんまりやらない方向性で。マンスリーも印刷。装飾もPutit Deco Rushを多用中。べんりー!

 

どのページがGTDのリストに相当するのか

 については次回にて。

 

【バレットジャーナル】バレットジャーナルを取り入れて、手帳が心底合わなかったのが身に沁みた話

 最近生活管理にバレットジャーナルを取り入れた。手帳が使えなかったり、GTDがうまく回せてな(というか見直し面倒)かったりしてるんだけど、多分うまく行きそうな感じがする。うまくいきそうな感じで結局頓挫するかもしれないが、一旦ご紹介。

 

バレットジャーナルとは?

そもそもバレットジャーナルとは、自分でカスタマイズしながら作るノート術の一つだ。公式の動画を見るとなんとなーくわかるかと思う。


How to Bullet Journal

 

文章で確認するなら私は以下を参照した。


今までの体制はGTDの6つのリストとタイムラインノート…と手帳

 その前に、私の今までの管理体制について紹介しよう。私の生活管理の体制というと、GTDの6つのリストとタイムラインノートで構成されている。GTDの6つのリストとは、以下の通り。

  • Referenceリスト
  • Somedayリスト
  • Calendarリスト
  • Projectリスト
  • WaitForリスト
  • NextActionリスト

 概要については前回の記事を参照してほしい。これをだいたいDoit.imというウェブサービスで管理している。でも実際の作業ノートはほしいので、「タイムラインノート」と称するただの毎日のメモノートを持っている。現状使っているのは上の図の無印のノートだ。まぁ日誌みたいなものである。

 更にコレに手帳を持っていた。

 手帳は毎年うまくいかず、大概において3月あたりで更新がとまる。

 

 

 ブログで紹介した今年向けに買った鳩手帳も残念ながら更新が止まった(涙)。とはいえ、手帳を買うにはやはり毎回「今年こそ使いこなしたい!」という思いがあって毎年買うわけなんだけど、どうにもこうにもうまく行かない。そもそも見直さないのが大問題である。

 まとめると、物理的なシステムとしては、大枠としては以下の3つで構成されていた。

  • Doit.im
  • 手帳
  • タイムラインノート

問題点は、タイムラインノート以外は見直さないという点。。。

 

バレットジャーナルを取り入れると、手帳がタイムラインノートに取り込まれた

 で、今回バレットジャーナルの考え方を取り入れると、丁度手帳に書いていたものが全部タイムラインノートに収まるような形になったんである。

 実際、手帳に書いていたのは、「カレンダー」「クレジット決済」「読みたい本」「買いたいもの」「年間目標」などバレットジャーナルがすきにカスタマイズしなはれ~、と言われているものばかりである。デイリーとウィークリー以外で書いている部分をタイムラインノートに記帳すると、すっかり手帳を持つ必要性がなくなった。

 そもそもウィークリーやデイリーをうまくまとめきれない、というのが手帳の最も苦手とするところで、今回の取り込みではそこを全くごっそり省くことになる。そうするとすっかり必要な部分だけがタイムラインノートに収まる形となったわけである。わーいすごーい!

 なので、今のシステム構成としては以下の通り。

  • Doit.im
  • タイムラインノート

 

しかしながらバレットジャーナル関連のウェブ記事を見ててしっくりこないもやもや感は基点が異なるから

 私的にはすっごく収まりのいい形になったバレットジャーナルなんだが、どうにもウェブで見かける記事のバレットジャーナルとはなんとなーく雰囲気が違う。と思ったら、何を基点として考えるかが異なっているようだ。

 ウェブで書かれる人でバレットジャーナルを取り入れる人は、手帳の延長線上とみなしている人が多いように感じられる。だから、デイリーとかウィークリーで1ページもしくは2ページでまとめることを麗しいとしている人が多いんだなーと思ったのだった。

 一方の私はというと、タイムラインノートーーつまるところ、ただのメモ帳の延長線上という扱い。で、メモ帳に手帳で必要なページを差し入れた、という風な感じで、多分そこらへんの違いがもやもやするところなんじゃないかなーと思っている。

 昔GTDを始めた頃はルーズリーフでやってたんだけど、そこにカレンダーやら、チェックリストやら、日々のログのページが入ってきたみたいな感じを受けている。

 ちなみに、私が一番知りたいのは、ラピッドロギングというか、フォーマットじゃない部分の毎日更新される部分なんだけど、それ以外の部分について記載している人がどうにもそんなにあんまりいない。みんなデイリーなページを1ページにまとめてるもんなんかしら。ちなみに私はまとめていない。まとめるのつらいよー( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )

 

そもそも手帳は私にとっては合わなさ過ぎた

 さて、今回バレットジャーナルで手帳が必要なくなったんだけど、うまくいかなかった理由を考えてみた。いろいろ言葉で表そうとするんだけどなかなかうまく行かないが、期間のスパン、書き込む頻度、ノートの制限、という手帳の制約が私には合わなかったんだと思う。

 手帳が有効とする期間は1年、一方で私が生きやすいタイムラインノートは2~3ヶ月。この年単位で余白をとっておくという手帳のシステムにむずがしく感じているのであった。早く書かせて!!

 手帳はタイムラインノートに書き込む程の頻度は必要なく、見直すことが必要となる、タイムラインノートは書き込む頻度は高い分、見直しが楽となる。先によく見直すタイムラインノートがあればそりゃあ手帳は見直さないよね。

 手帳にはノートの制限があるので書く内容を精査する必要がある。タイムラインノートは次のノートに行くため書く内容の精査をする必要がない。まとめる程には記憶を精査できる記憶力がなかったともいう。。

 こうやってみると、手帳が私に合うわけないというのは明白なんだけど、用意されたものにはそこそこ人に合うように作られていると思うわけだし、実際それでうまく使っている人も大いにいるので、できない私がダメなんじゃないかなーと思ってしまうのだ。

 けれども、私には合わなかったんだなー、頻度が合わない! というのが今回のバレットジャーナルでつくづく身にしみた。これで私が今までもっていた手帳が使いこなせないコンプレックスは解消できるんじゃないかなと思う。来年からは、手帳の季節になっても「いや無理だろ」で終わらせそうで安心である。

 

で、具体的にノートの内容はどうなったの?

 実際のノートの詳細については長くなってきたので次回持ち越し。

バレットジャーナルを紹介する前にタスク管理のGTDについて紹介する話

最近バレットジャーナルというのを生活管理に取り入れたんだけど、私が説明しようとするとGTDの話が出て来るので、まずはそちらから紹介しよう。

 

GTD

 

 


GTDとはタスク管理の一種

 GTDとは、アメリカの経営コンサルタントのデビッドアレンが提唱したタスク管理の方法だ。

 GTDは、極めてとても酷く忙しいとされる人々が幸せになるのに適している管理方法で、巷の忙しいホワイトカラーな人々やら忙しくてめまぐるしい人々に絶賛されている。 

 GTDの基本はこうだ。

 

(壱)現状のタスクをすべからく明るみにし、信頼あるシステムに書き留めるべし

(弐)書き留めたそれらを見極めて、必要あらば為すべきことをやっていくべし

(参)現状と合致するよう、定期的に見直しを図るべし

 

 とまあ、現状の問題点を明るみにして解決策を見出しこなしつつ、また問題点とか出てくるからその作業をサイクルしてこーぜ! という、至極一般的なやり方だ。

  しかし、それができないから困ってるんだyo!なわけだし、こんなざっくりな言いっぷりで出来るわけがない! ということで、GTDは具体的に実行できるよう、5つのステップと6つのリストを用意している。

 5つのステップとは、実行するためのステップである。そのステップの経過で、私たちは項目を見直すことになる。それらを、似たもの達を集めて見直しやすく実行しやすくしたのが、6つのリストである。

 

実行するための5つのステップ

 先ほど紹介したGTDの基本は、以下の5つのステップを繰り返し実行されることで実現できる。

 

1.把握する

 気になるものを全て集める

2.見極める

 収集したものを行動が必要かどうかで仕分けする

3.整理する

 し分けたものを適切な場所に収納する

4.更新する

 集める、仕分ける、収納するを最新の状態にした上で、現状を見直す

5.選択する

 状況・優先度に合わせてやることを選択する

 

 集めて~いるかいらないかチェックして~しまうものはしまって~追加で必要なものとかないかしら~実行しましょうそうしましょう、というような流れになっている。

 このステップは別にGTD独特のものではなく、何かしら数多くものをこなそうとすると、大抵このような手順に落ち着く。

 たとえば、「部屋の中に散らばっている100枚のトランプカードから、同じ背表紙のカードを52枚集めて順番どおりに並べ替えたトランプセットを作れ」という指令があったとする。最終的に行う作業として、完璧なトランプカードのセットを渡す、ということを想定すると、今回のステップでは以下のような作業になる。

 

1.把握する

 部屋から100枚分カードを集める

2.見極める

 同じ背表紙のカードを52枚選び取る。他は捨てる

3.整理する

 ダイヤ・ハート・エース・クラブにわける

4.更新する

 足りないものがないか確認する

 1から順に並べ替える

5.選択する 

 完璧なトランプカードのセットを渡す

 

 このように、この5つのステップとは、ある程度数が多いような状態の中から、取捨選択して、最適なものを選びとる場合にうまくいきやすい。

 昨今の私たちのタスク事情も、数多のタスクから選び取って実行していかなくてはならない。なので、昨今の状況にマッチしたタスク管理として、GTDは特に忙しい人によく受け入れられている。

 

 タスクは、上記のトランプカードのように目に見えるものでもないし、すぐに実行できずに一定期間保管しておく必要もある。

 そこで、GTDでは口を酸っぱくして、タスクの管理機構としては脳みそではなく、外部のノートなりシステムになり、タスクを書き出して、見える化しておこうと言っている。

 で、紆余曲折の末、次のInboxと6つのリストとがあれば、そこそこタスクを見直しやすい環境ができるとGTDは紹介している。

 

Inboxと見直しやすい6つのリスト

 ステップ1の「把握する」では、『Inbox』といって、なんでも集める箱を用意する。Inboxは郵便受けのイメージに正しい。要不要に関らず、ひとまず気になるものを受けいれられるものである。 

 ステップ1で集められた気になるものは、次のステップ2の「見極める」で、各々いるいらない、どういう特性のものかを見極めていく。そして、最終的に以下に示す6つのリストに、少なくとも一つ以上分類されるように落とし込むようにする。

  6つのリストとは具体的には以下の通り。それぞれある条件に沿ったものの集まりとなっている。

 

  • Referenceリスト(作業の必要がない)
  • Somedayリスト(やりたいけど今じゃない)
  • Calendarリスト(実行日が決まっている)
  • Projectリスト(完了するまでに手間取る)
  • WaitForリスト(他の人に任せてる)
  • NextActionリスト(次にすること)

 

 「見極める」ステップで最終的に見つけなければいけないものは、「今まさにすべきこと」であり、それこそが「NextActionリスト」となる。んだけど、結構そうでもないものも多いので、そうでないものと区別していく、その結果がこれらのリストとなるわけだ。どのように分類していくかはさておき、各リストの特性を紹介する。

 

 まず分類にわかりやすいのはReferenceリスト。これは作業が必要としないもの。情報だったりパスワードだったりするものはこのリストに収まる。

 

 次に多いのはSomedayリスト。いつかやりたいな~でも忘れちゃダメだよな~~といったものについてはこのリストにまとめる。読みたい本とか、行きたい場所とかも、基本的には一旦こっちに置いておくとよい。

 

 そんでもって、次に分類しやすいのはCalendarリスト。ここに収まるのは、イベントなりミーティングなり、実行する日が決まっているもの。

 但し!自分が「この日にやろう!」ときめたものではない。自分の意志に関係なく、この日実行されることが決まっていて大概変更不可といったものである。

 

 ここまでは自分が自主的に行動をおこさなくてもいいものがほとんどだろう。上記3つのリストに収まらなかった場合は、自分が行動を起こさないといけないものになると思う。

 

 行動するといっても、単純なものから手間がかかるものが一杯ある。そこで、手間が一杯あるのは一旦Projectリストに収めておく。このリストがあれば、定期的に見直して進捗に滞りがないかを確認しやすくなる。

 

 WaitForリストは、他の人に任せているようなものを集めておく。例えばチケットの予約を友達に任せているとかそんな感じのものである。

このリストがあるとどこに効果がいいかというと、仕事である。メールでだれそれさんにたずねたら返事が返ってこなくなってそのまま亜空間に消えてしまう……という懸念を減らしてくれる。もちろん、Projectリストにある項目で待ってるようなものについても記載しておけばいい。

 

 そして最後にNextActionリスト。Projectリストは、単にこういうことをしなくちゃいけないリストとなっている。行動に移すリストになっているかというとそうではない。そういう行動に移すためのリストがNextActionリストとなる。

 例えば、「ソファを捨てる」というのがあったとしよう。仮にソファを公共の粗大ごみとして捨てたと決めたとこまではいい。次にするべきはなんだろうか? いろいろあるだろうが「粗大ごみってどう捨てたらいいんだっけ?」と考えることもあるだろう。「ウェブ見ればいいよね?」というわけで、NextActionリストには「粗大ごみを捨てるために、公共施設の粗大ごみのページを見る」という項目が列挙される。

 

 ひとまず区分けだけ理解してもらいたく、ざっとリストの概念のみ紹介した。実際の作業では、2の「見極める」ステップで、専用のワークフローというかチャートがあってそれに基づいてやるよう、作業が決まっているのだ。

 今回はやり方はともかく、タスク管理で出てくる由なし事はこうい分類でわけられるものだ、と覚えていただければよい。

 

GTDを詳しく知るには?

 今回はGTDの概要と5つのステップと6つのリスト(とInbox)について、なんとなーく「ああ、アレでしょ?」というレベルで理解してもらうように紹介した。

  GTDを実際実行してみよう!と思うと他にももうちょっと情報が必要になってくる。webでかいつまんで見るには、ITMediaで展開されていた記事がオススメ。私もこれを目を皿のようにして参照した。

www.itmedia.co.jp

 5つのステップ名は、2016年のタイミングで名前が変わったみたいなのでそこがちょっと見づらいかもしれないけどヨロシク。

 

  書籍で参照したい場合はこちらの本がいい。提唱者のデビッドアレンの書いた本。

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

 

 

書籍もウェブも百式の田口元さんが監修しているので安心だ。

 

 あと、手前味噌だけど、昔自分がGTDについて書いたウェブ記事も紹介しておく。もうちょっと具体的に進めて行きたい場合にわかりやすいものとして記載している。

gihyo.jp

 

ようやくバレットジャーナルの紹介へ

 ようやくGTDの説明が終わったのでバレットジャーナルの説明ができるー! んだけど、今回の記事はここまで。

 私がタスク管理を検討する際には、そのタスク管理がGTDで言ってる6つのリストのどこに相当するのか、を考える。今回試しているバレットジャーナルについても、これらのリストのどの部分に相当して、自分にとってうまくいきそうなのか、明確にしたいので、ど~~しても、GTDのこんな6つのリストの考え方があるよ!てのは理解してほしいのであった。もちろんGTDもいいけどね!

 というわけで、次回はバレットジャーナルについて紹介したいと思う。

 

同居人のごはんつくおき(2017/03/26)

同居人の作ったつくおきです。時間が空いてますが、それは私が記事にするのを面倒がってたせいでもあります。。もともと見直し用に作ってるのに意味がない…!

 

 

メニュー

左上からZ順に、

  • 鳥つくね団子と春雨のスープ
  • だし巻き玉子
  • ネギまみれ鳥
  • レンコン金平
  • きゅうりをしこんだ竹輪

微妙に歯抜けなのは、既に月曜日に向けて弁当に仕込んだ後からデス。

 

  鳥つくね団子は超うまー。しょっぱ系のスープがほしいというオーダーを出したらこんな感じです。

 だし巻き玉子は、茅乃舎の出し巻き玉子のを作っていたもよう。茅乃舎おいしいよね。

 ネギまみれ鳥は最近人気の、低温料理でジップロックにもみもみして炊飯器で保温1時間という料理。私は普通においしかったけど、同居人は大不評。もともとの具はにんにくなのに、なかったから生姜にしたのは、敗因としては大きいと思うんだよね。

 レンコン金平。ここに泣く子も咳き込む唐辛子を使ったんだけど、種を取った唐辛子が突如行方不明になるという事件が勃発した。もしやスープに入れたか?!と心配になったんだけど、さりとて咳き込まないしなー、多分白という結論になった。結局迷宮入りになったんだけど、うん、危険でした。何せ咳き込むしな。。

 きゅうりin竹輪。これは同居人専用アイテム。私はきゅうりは好きくないので食べないです。実家でも私にきゅうりを食べさせようといろいろ画策されていましたが、焼きそばに紛れ込んでいるきゅうりを見つけてからは、何も言わなくなりました。そもそも何故焼きそばに入っていたんだろうか、残り物だからといって入れるには程があるぞ。

茅乃舎だし巻き玉子の素

茅乃舎はだし屋さんで家庭でも気軽に使えるパックのだしの素などを売り出しています。最近でた新商品の一つが、今回のだし巻き玉子の素。あんなにだし汁をがんばって作らなくてもおいしいだし巻きが作れる優れものでした。

だし巻き玉子の素(プレーン)|茅乃舎|久原本家通販サイト

【ブログ】古いブログから全データをごっそり引越した話

今回古いブログから全データをごっそり引越してきました。今回はその顛末など。

 

Moving!


<目次>

 

古いブログから全データを引越した

 ブログの運営方法は人それぞれ。私はというと、引越しする際は全データをごっそり持ってくる派です。データがばらばらとばらけているのが苦手なので、手元に一元化しておきたいというのが理由です。

 とはいえ、よくよく見たらブログも結構な分量になってます。カテゴリも散漫になっていたし、現状のデータと共存するのに精査してたら結構な時間になってしまいました。

  

データ移行にあたって検討したこと

 精査内容というか、移行にあたって検討しなきゃいけない点として以下3点ありました。

(1)下書き・非公開の記事はどうするの?
(2)昔の記事と今の記事をどうやって共存すんの?
(3)古い記事の整合性取れてないカテゴリどーすんの?


(1)下書き・非公開の記事はどうするの? →だいたい公開

 私は結構下書きで終わっちゃった記事とかそういったものがよくあるタイプです。何を思ってしだすのをためらったのかは今となっては霧の中。大して出しても問題なかろうということで、そのまま公開に変更しました。

(2)昔の記事と今の記事をどうやって共存すんの? →アーカイブフォルダ作る

 これは、Gmailのアーカイブ機能と似た概念を取り入れることにしました。つまり、古い記事はアーカイブカテゴリ配下にして個別扱いとします。

 アーカイブの配下はできればカテゴリは極力少なめにしたいので、削りに削りました。昔のお知らせとかも、基本的には全部「昔の雑記」に入れています。

 乱暴なカテゴリ分けですが、アーカイブカテゴリの記事は、大して見られることを期待しておらず、私が昔書いた記事として見るのを目的としているのでこのぐらいで乱暴でよいと割り切りました。

(3)古い記事の整合性取れてないカテゴリどーすんの? →見直す

 大変だったのがコレ。これは全記事ぢみちーに見直しをかけて、再度カテゴリ設定しなおしました。

新たに追加したカテゴリ

そんなわけで、今回の作業でカテゴリをいくつか追加しました。

アーカイブ

 前の環境で記載していた記事全般です。見なくても問題ないような記事です。気に入った記事はここから引っ張りだすこともあるかもしれません。

アーカイブ/GTD活動

 GTDで勉強会などを実施していたこともあったのでその際の活動を記したものです。

アーカイブ/GTD関連

 GTDに関連して記載した記事です。勉強会のログなんかもここにつっこんでます。

アーカイブ/WeeklyReport

GTDをものすごくがんばってた時に定点観測として週次で状況を紹介していました。

アーカイブ/昔の雑記

 上記以外の記事をごっそり入れました。


一部お気に入りの記事については、元のカテゴリの方に追加しました。「映画」カテゴリに4件、「書物」に10件程追加しています。

 

気持ち的には満足

 データを持ってくること自体は、私個人の自己満足です。実際見直すか、というとあまりないのですが、なんとなくこれについて書いてたよなー、というのを辿れるのはいいものです。

 

【催事】新宿伊勢丹の世界を旅するワイン展に行ってきた!

www.isetanguide.com

 

同居人のブームは日本ワイン

 今同居人のブームは日本のワインである。

 

 同居人は、去年末頃においしい日本のワインに当たってからというもの、怒涛の情報収集と勉強により、どこそこのワインがおいしい、どこそこのワインはふつうに買えない、どこそこのワインはあこそこで売ってるでも売ってくれない!?などなどのワイン情報が集まりつつある。

 

 年末など

  同居人「このお店で扱ってあるんだけど奈良でさあ~」

  私「へーどこだろ・・・あ、地元じゃん」

  同居人「まじで?!」

 といって年末実家に戻った時になぜかそのお店に行ったくらいである。まさか、お店の人も

  お店の人「何でこられました?電車ですか、車ですか?」

  私「いえ、自転車で…」

と返されるとは思わなかっただろう。

 

 それはさておき、そんなこんなで今回の新宿伊勢丹のワイン展もだいぶ前から同居人の心を浮き立たせていた。今回など初日は有給をとっての参戦である。というのも、同居人の情報の中では入手困難な日本三大変態ワイン(同居人命名)のうちの一つ、ドメーヌカタヒコのボトルが売り出しにされるからだ。それを是が非でも入手したいがために、朝から駆け出すとのことであった。

 

  同居人「でもなぁ、パンはcimaiもベッカライコンディトライヒダカもでるしなぁ」

 

 なお、同居人は並行してパンにもハマっているので、パンのチェックにも余念がない。特に去年はワイン展といいつつパンに並ぶ人が続出していたそうである。今回も、通常だとひっじょーに訪れるのが大変な場所にあるお店も参加していて、人気の模様。ちなみに私はこのワイン展に出てくるシニフィアンシニフィエというお店のパンが好きである。

 そんなこんなで初日からいろいろあったが落ち着いたのでまとめておく。

 

2月22日(水)ワイン展初日 タカヒコに散る!

 同居人は朝から新宿伊勢丹にワイン狩りに、私はふつうに会社に仕事しに。

 

 同居人は前日から「ドメーヌタカヒコ、買えなかったらどうしよう。。」などなど思い悩みつつの開始時間から参戦した。が、結果、本数に足りず入手できず!

「くやしい!あんなに早く着いたのに!!」と、私仕事中にも関らず激おこLINE流れる。「今から電話してもいい?」だから私は仕事中なんだってば! 

 

 ドメーヌタカヒコは前評判でもかなりならしく、問い合わせ件数も格段に多かったらしいぐらいの激戦のようであった。

 聞くところによると、あんなに大人気でありながら、開始前に整理券も配らずイベント会場で並ぶらしかった。むしろ必要なのはエスカレータを駆け上がる体力とテクニック! のようで友人が一緒に並んでいた人も別の経路に行った人とで買えた人と買えなかった人に分かれるぐらいだった。まあちょっとというかかなり不公平感が残っていたようだ。

 

 同居人、その後シマイに並ぶ。が、そのシマイも当初開店時間より延びに延びてやっぱり同居人激おこ。途中、日本ワインに精通しているオジサマだったり気の合う人と会話をして連絡先を交換するなどして気をよくした。尚、シマイのパンは、むしゃくしゃして全種類買ったらしい。

 夜、お土産のサルメリア69を私食す。うまー。

 

2月23日(木)ワイン展2日目 ミッション!皿を購入せよ!!

 午前中、同居人よりライン。

 

  「お皿買ってきて~~~!!!」

 

 お皿とは、ベッカライコンデキオヒダカで取り扱っている濃紺渋みのあるブルッチェルの絵柄の入ったお皿である。友人が買ったのを見かけてどうにも買いたくなったらしいが、同居人本日用事があってワイン展に行けず、おつかいを頼まれる。

 ちなみに私は、ダンスを踊る日が近づいていたので練習にいそしんでいる週のはずなのだが、同居人まったく気にしている様子はなし。しかも本日木曜日はもうどこもかしこもスペースが空いてなかった。

 

 私「(練習できる場所ないし)いーよー」

 

 というわけで、今回は土曜日しか行くつもりがなかったのだが急遽ワイン展に参戦する。行く前に「サルメリア69の丼がおいしいらしいよ! ソラリスっていうワインはおいしいから試飲してみて!!」との情報も入手し、伊勢丹へと赴く。

 

 わー当然ながらもののみごとにワインばっかりである。早速噂のソラリス君が試飲できないか見てみるが、どうやら今日は出てないらしくて素通り。それ以外にちょこちょこ試飲させてもらいつつ回りをうろうろ浮遊する。

 ちなみに私が好きなワインは、しいて言うなら鼻でも飲めるワイン。ワインで最初に匂いを鼻でかぐ時に、その時点でアルコール成分とともに鼻の膜をも刺激するワインがとっても好きである。アルコール臭がつんと鼻にくる感じのいいバージョン、と言えばいいのだろうか。

 赤と白とどちらが好き?と言われると多分白。赤も嫌いではないが、好きな部分が白よりも範囲が小さい。赤は、あの渋みがずーっと残る感触がどうも苦手。この渋みがいい感じに収まってるもの、というのを探すと断然減るわけである。

とりあえず、私が好きなワインは、鼻でかぐだけで腹いっぱいになる感じのワイン。あと、後味のいいやつね。

 というようなワインを探しはするのだが、こんなに多くあったら一体どれが何やらだが、適当な感じで試飲させてもらっていた。なんかこー売り文句がないと試飲してもいいか、って聞きづらい。というか興味がわかない。

 これはおいしかったなというのが以下のワイン。手頃な値段なんだけど、ちょっとまどろみがあるタイプ。スッキリして一直線に下降するタイプのワインじゃなくて、ちょっと含みがあるようなワインが好き!っていうワインだった。

 紹介してもらったお兄さんもパエリアなどの食事にも合うっていってたけどその通り。紹介してもらっていた途中別の人が試飲していったワインでもある。その人はカートで上下サッカーにいっぱいお酒買いだめしてたオジサマ。どんだけ買うのよっていう感じで更に買ってたんでやっぱりおいしいと思う。

 

 ちょっと試飲しすぎてくらくらしたので、夜ごはんを食べに行く。おススメされた丼を頼むが「すいません、売り切れになっちゃって…」と言われて大ショックを受ける。さんざん悩んだ挙句に、肉のプレートを頼む。酒は試飲しまくってふらふらだし水にしとこう…と思って水を頼んだのだが、酒にあう料理だっつーのに酒を飲まずしてなんと心得る?!というわけでワインも飲む。種類はやっぱり友人からおすすめされたカーブドッチ。

 いいよっぱらいの気分で帰宅。

 いい気分で追加でスピリッツを飲むことにするが、なぜか蓋をなくす。

 友人も用事から帰宅。その後、なんとか蓋が見つかる。

 

 同居人「で、皿は?」

 私「あ、忘れた…」

 同居人「は?!

 

 

2月24日(金)ワイン展3日目 責任とって朝からワイン展

 昨日の木曜、頼まれていた皿を買いにいくもすっかり買い忘れるという痛恨のミスをかましてしまい、責任をとって朝の開始とともに皿だけを買いに行く。一体昨日の私は何のために行ったんだろうか。。やっぱり酒が入るとあかんわーというのを実感した。

 その夜、私はダンスの練習のためワイン展は欠席。同居人は友人を誘って二人でもちろんワイン展に出かける。いい感じになって帰ってくる。お土産にサルメリア69の生ハムセットをいただく。

 皿は無事ゲットした。

 

2月25日(土)ワイン展4日目 リベンジタカヒコ!

 「なんとしてでもドメーヌタカヒコを飲みたい!!!」

という同居人の固い決意により開始時間から伊勢丹に駆け込むことに。ダンスの練習はそれにかけつける前に済ませて参加。なんとかぎりぎり間に合ったー。

 ドメーヌタカヒコは販売自体は初日10分もたたずに終了したが、イートインに何本か卸しているらしい。それを狙ってやってきたのが今日である。今回イートインに入っていたのは赤。

 昼は肉も食べるということもあって、軽くパテとタカヒコで乾杯する。

タカヒコォ。。

 やばいぜタカヒコ。赤なのに渋みはあるけどまったくもって引き際が早い。そうそう、この渋さが私は苦手だったんだが、最初だけは感じるがその後はほとんど感じなくてとても後味がよかった。味自体もどんな食事でも合う子で素直にお上品な子であった。

 その後いろいろ試飲しつつそろそろお腹いっぱいになったので目的の肉へと向かう。 超うまかった。

  マ、マ、マ、なんだっけ? 赤ワインおいしかった。ポテトもおいしい、特に上にのっかった、トリュフのやつがすっごい合ってた。

 

お土産に一本買う イチゴワイン

 ワインはしこたま同居人が買っていたので私はまーいっかーと思ってたんだけど、せっかくだから自分でも一本買いたいなと思って買った。それはイチゴワイン。

 

 なんでもイチゴでワインを造ってるイチゴ農家のワインで、色自体も特に着色してなくて、自然とこういう色になるらしい。品種はミガキイチゴ。わかるわーイチゴジャムこういう色になるもん。今回は一本とハーフ、それから白と赤で割ったスパークリングの缶が白赤2種の4種類。

 缶は取り扱いがよくていいけど、がんがん飲みたい人にはコスパが非常に悪い。でも見てくれはよくってお店の人に「これホワイトデーのお返しにいいですよね!!」って言ったら「そーなんですよ。それで買われる方もいて、先ほどの男性の方も5つ程買っていかれたんですよお~」と返された。どうやら彼は5つチョコをもらったらしい。値段も手ごろだしいいよな。

 ハーフは今回の催事用にとっておいたのを放出してるが通常は売り切れてるらしい。でも結局コスト的な問題により私が買ったのは左上のボトル。

 なお、オンラインショップはここ。

store.shopping.yahoo.co.jp

 

まとめ よかったお店

今回の催事でよかったお店リスト。 

ベッカライコンディトライヒダカ

ベッカライ コンディトライ ヒダカ

食べログ ベッカライ コンディトライ ヒダカ

ブルッツェルがうまい。それにしても池田氏のネーミングがだんだんバージョンアップしてるな。ブレッドギークだって。

VIA THE BIO

www.vtb.co.jp

チーズ屋さん。小売はやってないのでこういう催事で買うしかない。

 

サルメリア69

salumeria-69.com

生ハムとかのお店。超うまかった。 

cimai

https://tabelog.com/saitama/A1104/A110402/11012294/

 

辺境地にあるらしいパン屋さん。姉妹じゃないけど似てる二人がやってるそうで、それでこんな名前になったらしい。

 

ミガキイチゴ

とりあえず、プレゼントアイテムの一つとして覚えておいてもよいと思う。

 

終わり。

 

あとがき

・催事は期間中には書きたいですのでもうちょっと速報みたいに小出しに出して、最後にまとめ的に持ってった方がよさそうですな。。