[caption id="attachment_447" align="alignnone" width="426"] cocoparisienne / Pixabay[/caption]
さらば、FitzNOTE!
といっておさらばしたつもりだったんだけど、使い勝手のよさに一部復活を遂げてしまった。。 けど、GTDのリスト管理には使ってないよ!
ツリー構造を作るのには超便利
GTDのリストをFitzNOTEで管理するのは無理からぬ話というのは決着がついたんだけど、それはさておいても、操作性の点においてこれ以上なく使い勝手がよいので、一部プロジェクトのタスクを管理するのに復活の呪文を唱えてしまった。
実際使うのは左ペインのところで、Ctrl+Nでだばだばノートを作っていくことができる。そしてCtrl+←↑↓→で、ノートの階層移動が可能である。ぶっちゃけこのショートカットが最強すぎて、他のソフトに移るの失敗した。
他のツールも試したんだけど元鞘に。。
これでもいろいろ試してみてはいたのだよ。
NaNaTerryというツリーエディタ系があって、進捗のチェックはできないものの、アイコンを変更できれば使えそうだと思ったんだけど、ショートカット割り当てを考えるのが面倒になってやめてしまった。
TaMaフリー版という、これまた開始・期限日付が設定できるガントチャートタイプのツールがあってこれもよさそうだったんだけど、ぶっちゃけ日付いらねぇ。。ってことで私にはいらない項目が多くて結局やめた。
スケジュール系の設定が不要なのが理由でToDoChartもバイバイ物件に。
WunderListとかのGTDのウェブ系のWindowsアプリなんかも試した時期あったんだけどやっぱ無理だった。
なんでダメなんだろう。と思うんだけど、求める作業を考えると必然ではある。
私がしたいことと、それに対するツールの要件
GTDのリストを管理したい以外に私がしたかったのは、Projectのタスクリストの管理である。
Projectのタスクリストとは、このタスクを続けていって全てを完了できればProjectが完了する、という行動の羅列である。通常のスケジュールより、このタスクリストは、変更が頻繁に発生し、場合によっては集約もしくは展開される。最初からタスクリストが全て書かれているわけではない。そんな非常にやわやわなリストである。
ケツは決まっているが、タスクがあらかじめ明確になっているわけではない。よってガントチャートのような日付設定はやってしまうと更新頻度がひどくなるのである。どうせするならプロジェクト単位でスケジュール組むのが望ましい。
そんなわけで、こういった作業をするツールの要件は、①各タスクに移動しやすく②修正しやすく、③ツリー上の順列の作れて、④最小限の操作で編集可能であり、⑤ガントチャート系の機能は不要、⑥さくさく動くのは当然だ、といったような感じになる。
そして、確認したいことは、①どのプロジェクトに対して、②今までやってきたタスクはどういう順番で完了してきたか、③現在どのタスクを行っているのか、④今後必要になるタスクは何か、ということである。
だがだがタスクを投入し、「やってない→やってる→やった」に切り替え、次のプロジェクトのリストへ!ーーこんなたいしたことない作業のはずなのに、なぜかどれもこれもショートカットで続けて作業できない不つりあわなさ加減である。
結局要件を満たすのは、FitzNOTEだった。
①各タスクに移動しやすく ②修正しやすく ③ツリー上の順列の作れて ④最小限の操作で編集可能であり ⑤ガントチャート系の機能は不要 ⑥さくさく動くのは当然だ
何が重要かというと、ツリーのノードの移動やコピーやらの操作がキーボードで全部済ませられるか、というのがポイントである。それができるのが④の言わんとするところであるのだけれども、どのツールもしっくりこない。
特に最近のツールは、GUIで動かせるんだぜーい!と格好よさをアピールするが、できれば私はキーボードから離れたくない。そんなわけで、GTD仕様を目指したソフトであっても、操作性の点で除外されてしまう。
操作性はそのまま自分の頭の概念をどう紐解くかに等しいため、こうすればできますよ、と別の道を示されても困るんである。頭が思ったようにできるのか、というのが大事である。
とはいえ、最適なプロジェクトは限られる
じゃあどんなプロジェクトでもFitzNOTEならオッケーか?というとそうではない。
FitzNOTEでプロジェクトのタスクリストが最適なプロジェクトというのは、上で説明したとおり、長期タームのプロジェクトがほとんどで、自分でプロジェクトの定義を考えなければならず、それほどタスクの更新が頻繁ではないが、タスクの発生・更新はそこそこまあまああるような、もやもやプロジェクトだ。日付に関する約束はプロジェクト・もしくはプロジェクトのマイルストーンレベルでのみしかできないようなタイプのものである。アイキャッチ画像の霧の中をさまよう、そんなイメージ。
反対に、FizNOTEでこりゃあ合ってないプロジェクトは、やること自体は決まっており、タスクの消費速度が極端に早い場合、である。目が回るほどのタスクの場合、紙が一番最適になりがちである。
もやもやプロジェクトにFitzNOTEは最適!たぶん
FitzNOTEは、プロジェクトの最後まで見通しがたたず、何を作業してここまで進んできたのかもやもやしがちなプロジェクトに最適なのである。やった分のログも含まれるため、マンガやドラマで言うところの「これまでのあらすじ」の役目もしてくれる。
最小限の操作と時間で。
ほかの人にはそうでもないかもしれないけど、GTDのリストを実現しようとか壮大な野望を掲げなければ、FitzNOTEは手に馴染んだツールなのだなとしみじみ思った。
どうやって使っているかは昔と変わらないんだけど、今データないからそのうちサルベージしてアップします。