この前ギャッベのミニマットを買った。用途は玄関だったが、どちらかといえば、リモートワークで私の足元が寒くてどうしてもほしくなったので購入したいというのもある。
なんだけど、ギャッベ舐めてたね。これは踏まんとわからん素晴らしさである。
今回買ったギャッベのミニマット。
もちろんミニマットなので、ここを踏むのが正解である。
そして踏むじゃん?
すごいのよ。
空中感が。
うっすいラグやらうっすい絨毯を踏むと、まぁそれでも床がある感じはあると思う。この下に床がありその上のラグを私は踏んでいます、という認識がね、ある。
ギャッベはね、それがない。
ギャッベのマットを踏む。
以上終了!
という印象。
とにかく下にあるはずの床の印象を消し去るのだ。その下に床が存在しようがしなかろうが、いえあなたの踏んでいるのはギャッベのみですぞ、という感じになる。
それぐらいにギャッベは弾力性があり、分厚く密である。
そう、密。
穂先が分厚いだけなら草原でも可能だが、踏みしめ感があるのは密でなくてはならない。
ギャッベは遊牧民にとっての…床?
そもそも、ギャッベの絨毯は、遊牧民族が利用することを起源としていることで、納得の出来具合だと思う。つまり遊牧であらゆる場所に住まうことを前提とする。ならば絨毯は、地面の具合を抹消するものでなくてはならない。平面ならば最善だが、冷たい場合もあるし、暑い時もある。ごつい小石のまばらなこともあるだろう。
でも、ギャッベの絨毯ならそんな地面でも引けばゼロにしてくれる。1枚、ギャッベを引きさえすれば、そこは床になる――そうだよ! 遊牧民にとってのギャッベの絨毯は床に相当するものだったんじゃなかろうか。
ネコちゃんならきっと根城にするハズ!
ネコちゃんがいるならギャッベは根城になったはずだろう。
私がネコならお気に入りにしていたはずである。できればあったかい所にずるずる引っ張って持っていくに違いない。それぐらい良い!だが我が家にはネコちゃんがいないので検証できない。残念である。
ネコちゃんを買っている人なら是非試してみてほしい。ギャッベとネコ。座布団サイズならまだ安いから。。