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【雑記】クールポコとお笑いの不時着

 大した話ではない。

 

 私はお笑いの「クールポコ」が好きだ。 


クールポコ「もちつき」

 

 何が好きかといわれると「~なんですよ~~」というやわいテンションの後の、「な~にぃ~!」という気合の高さのギャップと、オチの無骨さ加減。テレビに出ているなら率先してみるぐらいには好きだ。

 ただ、その好き具合、ちょっとどうかと思うことが昔あった。

 結構前の深夜番組で、クールポコを題材にしたゲームをやっていた。ネタの一つを別の人が作ったやつを混ぜ込み、どれがクールポコのネタじゃないか当てるゲームだった。さすが自分、見事に当てた。当てたはいいんだけど、それを選んだ理由がちょっと自分でもひっかかった。

 だって、理由が「ネタが普通に面白かったから」なんだよね。。

普通に面白い、とは

 「普通に面白い」とは、順当なお笑いということだ。多分、予想通りの面白さのことを言っているんだと思う。お笑いって、お笑いの人が面白いことを言って、見る人がそのあとをすぐに追随できる、だから笑いが生じている。まあ無事着してる飛行機みたいな感じ。

 ところが、クールポコの面白いところって、微妙に不時着するところで、「あれ?ここに到着するわけいなんだけど」みたいなネタが天然に仕込まれているところだ。で、「え、そこに着地する?」みたいな感じで私は面白く感じているところがある。オチが行き過ぎているところが、面白い。

 そのテレビ番組で選択肢のネタには、オチとしてそれはないでしょ、あり得ないでしょ、ていうのが選択肢にあって、まぁ下ネタなんだよね。解答者はその下ネタを選んでて、これはクールポコのネタじゃ流石にないでしょ、と言っていた。

  でも実際は、そのネタもクールポコのネタの一つだった。正解がわかった後には、ずいぶん解答者を驚かせていたものである。

 一方、クールポコじゃない人が作ったネタは、必ず無事着するかたいネタだった。テレビの倫理規定にも、皆の倫理規定にも抵触しない上でも、安心なネタだった。だが、そういうネタは、クールポコではなかったんだよな。

 

 書いてて思ったのは、あーだから自分クールポコが好きなんだ、と再認識したところだった。

 つまり、そういう固いネタではなく、若干不時着しそうなギリギリのラインを攻めてるつもりはないけど攻めちゃってるそういう不安定要素を持ち合わせたネタが好きなんだな、と。

 ただ、クールポコじゃないネタ判定が「普通に面白い」からと自分の口から出てきたのは、ひっかかるものがあった。

 

菅野美穂曰く「私の好きな芸人は売れないんですよね」

 この前、菅野美穂をバラエティ番組で見かけた。その中で、自分の好きなお笑いの芸人の話をしていて、結構ディープな名前を出していた。なにせ一番手で出てきたのが「永野」。濃いな。

 しかし、その後二組見た菅野美穂の好きな芸人を見たら、傾向は同じだった。運動量の多い、熱量の高い芸人が好きで、体当たりでネタやってる系の人が好きなんだろう。

 うち一組はもうすでに解散していて、その場限りで復活していた。そんな流れの中、菅野美穂が言ったセリフが「私の好きな芸人は売れないんですよね」だった。

 うん、こりゃ売れないわ。というかメジャーにはなれない。でも好きな理由もわかる。菅野美穂に目をつけられたということは、尊いしかしマイナー路線であることを決定づけられる諸刃の剣であることが、確定した一件であった。

 

 クールポコが出ていたクイズ番組を思い出すと、合わせてこの菅野美穂のセリフも思い出す。同じ類じゃないよな、と心の中で願いつつ、今日の記事はとじますごきげんよう。

 

 ところで、youtubeは公式から選んできたものであって、面白さの基準で選んだわけではないことを注記しておきたい。