以前、プロジェクトだけを表示するパースペクティブを紹介した。GTDにはNextActionだけのリストがあり、もちろんOmnifocusで同様のリストを用意したい。も私がそのパースペクティブを作らないわけも、もちろんなかった。
というわけで、OmnifocusのNextActionだけのリストを表示するパースペクティブの設定の話です。
NextActionパースペクティブの要件
私が見たいNextActionのリストとは、前回のProjectリストと同様こんな感じだ。
- 実行可能な次のアクションの項目のみ表示されている
- そのため、詳細画面の移動はアクション項目のみとなる
いやいや、Omnifocusには、パースペクティブの表示オプション(ヘッダの目ん玉から表示できるやつね)に「最初の処理可能」に絞り込めばできるでしょうよ、わざわざ作る理由があるの? と思う人もいるかもしれない。
作る理由は、ある。
そのひと手間が面倒なのだ。ちょっと見え方を変えるたびに、この表示オプションを変えるのが。できればそんな表示オプションは変えずとも、すぐに見れるリストがほしいのだ!
と思う人がパースペクティブに手を出す理由となるのであった。
設定結果
で、実際に作った結果が以下のような感じ。GTDで言われていた通り、コンテキストでまとめると実行しやすいよ!と言われているので、コンテキストにグルーピングしてある。
で、実際の設定は下記のような感じ。
フィルターの内容としてはこんな感じ。上記のような表示にするには、少なくとも以下の設定は必要。
- 進行状態:処理可能
→ これによって、プロジェクトが直列タイプで実行可能なアクションでも、最初のアクション以外は除外される。 - アクティブなプロジェクトがある
→これは多分、所属するプロジェクトの状態を指し示す。プロジェクト自体が、保留状態or完了所帯は除外される。 - プロジェクトでもグループでもない
→アクションのみが対象となる条件 - 以下のいずれでもない:
プロジェクトまたはフォルダに含まれている:Someday
→ これは個人的なルールによるもの。私はSomedayリストは、Somedayフォルダ配下にあるプロジェクトとして実現している。その配下にアクションを作ることも可能である。実際作るとなると、ひっかかってくるのだが、今回はあくまで実行しなければならないものとして除外対象としている。余裕がない時にはSomedayリストは構ってられないのである。 - グループ化とソート 個々のアクション
→プレゼンテーションの表示方法だけど、これは「個々のアクション」にしておかなければならない。「プロジェクト」単位にすると、プロジェクトも表示されてしまい、順繰り表示に含まれてしまう。 - アクションをグループ化 タグ
→タグにグルーピングして表示してくれる。
とりあえず、こんな感じで設定したパースペクティブを使うと、本来作るであろうGTDのリストに相当するものが表示されて、一部の人には便利かなと思います。不必要な情報は、できるだけ表示させない方がいいもんね。
今日はこのへんで。