先週はノートについて振り返ってみたが、ノートとなるとタスク管理についても話をさしはさまなければならない。
どんな状況になっても永遠に最適なタスク管理のツールは存在しなかった
ここ最近ようやく悟ったというより、諦めたと言わざるをえないのが上記について。
今まで、魔法使いの魔法の杖のように、これがありさえすれば大丈夫!というようなタスク管理ツールというのを探しに探していたんだけど、そろそろ「状況が変わる現代において、どんな状況においても最適なタスク管理などないのだよ」という結論を受け入れなければならなくなった。
理由は明確である。決まったものがないからだ。仕事やタスク自体が変則的であるし、自分自身も常に変わり続けていく。鋳型がそもそもない。ないから型に押し込もうとしてもいつの間にやら形状が変わっていて合わなくなってくるのだ。
今までいろんなタスク管理が合わない合わないといって渡り歩いていたのが、逆説的な解答ではあった。変わらないのはツールだけである。
実際、私の仕事も上期の前半戦と後半戦で大きく変わった。前半戦はタスクが明瞭で短期的に完了できるタイプのものが多かったけれど、後半戦になると、ロングタームでの完了を前提とし、成果物やプロセス自体が不明瞭であるものが多かった。こうなると、いままで使っていたタスク管理がうまく稼動するわけもなかったのである。
Doit.imのその後はどうなった?
とはいえ、Doit.imは1年契約をしていて使える状態ではある。最近の彼と言えば、仕事モードのCalendarタスクを教えてくれるツールとして役立っている。しかしほかについては機能していない。
とはいえ、前半戦のタスクが明瞭で短期的に完了できるタイプのものが多かった時は多いに役立った。それこそ、Doit.imの得意なシーンであり、デイリープランで、今日こなすタスクを決めて、かかる時間を見積もり、日の最後には計測した時間を確認し、完了しなかったタスクは明日に持ち越す。
うまくいっていた期間が懐かしい。
現在のタスク管理ツール
生活・仕事含めて使っているのは下記の通り
- Somedayリスト:Evernote,Doit.im(端数が入っている)
- Referenceリスト:Evernote
- Calendarリスト:仕事用:Doit.im、会社のグループウェア
- Projectリスト:Doit.im(?)
- NextActionリスト:Doit.im(?)
- タイムライン:Moleskine
とにかくうまくはいっていないが、なんとか機能はしているレベルである。Projectリストがうまくいってるようなうまくいってないようなでなんとかなっているのは、仕事の方がロングタームのタイプの仕事だからなんとかなっている。
生活面については、…うーんである。
どうしてうまくいってないと思うのか、どうしてうまくいってないのか
どうしてうまくいってないと思うのか、それは明確であって思ったよりやりたいことを完了できずにいるからだ。
そして、どうしてうまくいってないのか、と思うと、いろいろ考えた末、昨日からの感情を引き継ぐのが電子的な管理ツールだと難しいからだと気づき、その結果として、管理ツールを結構な頻度で見直す、見直したいと思う状況ではないからだ、という結論に達した。
なぜそう思ったのかについては今後書くことにする。
今後振り返りたいこと
「うまくいってないと思うのか」についてはちょっと考え直したいとこなので今後書く。また、最近になってようやくEvernoteを運用するようになったのでそれについても書く。
それではよい週末を。