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GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

【GTD】Omnifocusのデフォルトパースペクティブは、GTDで私の求めるリストじゃ全くなかった件


件の通りである。


 今回真面目にiPhoneのOmnifocusでタスク管理をしようとパースペクティブをこねくり回していた。のだが、レビュー周りをちゃんとしようと考えると、標準のパースペクティブは全く自分の理想じゃないことが分かった。

というか、レビューしづらい。特にプロジェクト!


実行する分には何となく使えてしまう事象

 Omnifocusは、予測パースペクティブとフラグ付パースペクティブがある。これがあるので、なんとなく日付危険なアクションについては実施することができる。この締め切りが危険あるいはすぎてしまったものをやれば何とか危機は免れるのだ。

 それで、なんとなく実施ができてる感じがするし、なんとなくやれてる感がする。

 だが、Omnifocusの見通しは悪い。

 何故だろう。


純然たるGTDのリストが欲しい

 その見通しが悪い感じは何なんだろうと不可思議に思っていた。

 公式で提供されているパースペクティブは、さすが公式のため、全体を見渡せるように作られている。だから、ざっくりと何を見るのかには長けていて、どこに何の項目があるのかはわかりやすい。それはプロジェクトもそうだし、アクションについても。

 Omnifocusにあるアイテムはプロジェクトとアクション、そしてフォルダしかない。それを一覧してばらっと見ることができるようになっている。それが、公式のパースペクティブの役目になっている。

 しかしである。GTDのリストが欲しい、と思うとそれが足枷になっていた。

 

 GTDで示すリストは、同じ種類のものが連なるものとして定義している。だからプロジェクトリストと言えばプロジェクトのアイテムのみだ。

 だが、公式のパースペクティブでは、プロジェクトとアクションのいずれも表示する。次のアクションだけならフィルタで絞込みで可能だ。が、プロジェクトだけ表示するとなると、できなかった。

 いやしかしOmnifocusにはパースペクティブがある! 色んなツールがあった中で、欲しくてしょうがなかったスマートリストだ。しかも、最初から実行可能なアクションとか、並行と直列のプロジェクト概念とか、GTDを実装するに必要な要素が持ち合わせている。

 

デフォルトの「プロジェクト」パースペクティブ

 Omnifocusで提供されるデフォルトの「プロジェクト」パースペクティブはこんな感じ。

Omnifocusのデフォルトパースペクティ... を表示しています

 プロジェクトが表示され、「>」の項目を押すと、そのプロジェクトと配下にあるアクションが表示される。実際にプロジェクト項目の詳細にいくためにはそのページからアクセスする。つまり、一番最初の上記の画面から最低でも2回押さなければならない。これが面倒。

 

 また、こういう問題もある。

Omnifocusのデフォルトパースペクティ... を表示しています

 これはプロジェクトの詳細画面のヘッダ部分。他のアイテムを移動するのに「<>」を上下にしたアイコンがある。

 これで次のプロジェクトに行ける! と思いきや実はそうではない。実際に移動するのは、表示されたプロジェクトの配下にある最初のアクションだ。そして、この矢印移動は、デフォルトのパースペクティブでは、このプロジェクトの項目でしか移動ができない・・・!

 これには打開策はあるんだけれども、だからといってアクションをスッとばして「プロジェクト→プロジェクト」、という移動はできない。あくまでも、このパースペクティブに表示されている順のまま、移動する。

 

カスタマイズしたProjectパースペクティブ

 「プロジェクト→プロジェクト→プロジェクト」というように並行移動できることを目的として作ったパースペクティブがこれである。

Omnifocusのデフォルトパースペクティ... を表示しています

 ものの見事にプロジェクトオンリーである。かわりに、ネクストアクションへの移動は全くできない。今試しに使っているがちょくちょく不便である。アクション詳細画面からはプロジェクトに移動できるんだから、プロジェクト詳細が画面からもアクセスできるようにしてほしいのだが。。

 このようにしてプロジェクトしか表示されなくなったため、詳細画面のヘッダからの移動は予想の通りプロジェクトだけになった。

 これで、レビュー時にメモ部分にコメントを入れてレビューする作業が楽になったのである。iPadからの画面だったらそこまで不便じゃないんだけれども、いつでもiPadの画面やWeb画面があるわけでもないしなー。

 

 

 パースペクティブの詳しい設定方法については次回。