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【ゲーム】かゆみの果てに見つけたNintendo Switchのあやしいソフト達

 体がかゆい。

 

 金曜日に食べた貝との相性が悪いのか、すこぶる体がかゆい。何かに集中していればそんなにはないのだが、どうにもこうにもぼけーっとしているととてもかゆさを思い出す。

 そこで、久々にNintendo Switchをひっぱりだしてゲームをしようと思った。ゲームで集中していればかゆさを忘れるからだ。スポーツ選手も試合をしていると痛みを忘れるって言うもんね。

 そんなわけで、セールになっているNintendo Switchのゲームから遊べそうなゲームを総当たり戦で探し出す。昔電器屋街で培ったゲームソフトジャケ買いの技術が試される時だった。そんな中でよい出会いをしたのだが、これは・・・というゲームもちらほらあった。むしろよく審査に通ったなと思うものもちらほらある。

 そんなあやしいヤベー奴をピックアップしたので紹介する。

 

まさかのそっち?!『シリアルクリーナー ジョージの裏シゴト』

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 食べ物のシリアルを部屋に散らかしたのでそれを掃除するゲームかなあ、という淡い期待が消え失せるのが「裏シゴト」というキーワード。

 このゲームは、ジョージが殺し屋などが殺した後の死体などを警察に捉まらずにきれいにお掃除するゲームである。え、そっち?

 ていうかそっちである。結構殺し屋のゲームはままあるけど、清掃屋の仕事をゲームにするのか。見つかっちゃいけない系のゲームはあるけど、清掃業でぶっこんでくるとは思いもよらなかった。

 ゲーム的にはあやしくはないのだが、設定がマニアックすぎて性癖が危ぶまれるという意味でピックアップした。

 

 トレーラーは無駄にかっこよく決めているが、状況は惨殺極まりない。割とyoutube実況は多い模様。


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ラヴクラフト世界を味わう『シンキング シティ / The Sinking City』

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 年齢確認が必要とするゲームである。それもそのはず、ラヴクラフトの世界を模したゲームだからだ。ラヴクラフトだとなんだっけ?と思うが、クトゥルフの元になったやつ、と説明するとそのいかがわしさは理解できるだろう。

『The Sinking City』 は、恐怖小説の大家H・P・ラヴクロフトの世界観にヒントを得たオープンワールドな世界で 冒険と捜査を楽しむゲームです。 洪水によって水浸しになった街、オークモントは超自然的な力に支配されています。 プレイヤーは私立探偵となって街と… そして、住民の心に憑りついたあるものの秘密を暴かなければなりません。

 へー。である。

狂気の背景にある真実を明らかにするためには精神のバランスを維持する必要があります。

 恐怖な感じが再現できているのかは実際やってみないとわからん感じではあるが、いろいろな所に製作陣の並々ならぬ熱意を感じられるゲームである。特にSwitchでのソフト紹介のページなんぞ、黒背景の赤字である。こんなやばい色で攻めた説明ページがあるだろうか。

 

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 絵はキレいなのだが、いろいろ一体化されててすでにヤバいのである。求ムレポ。 

 

トラウマ当確じゃないの!?『ステイ』

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 私が目を皿のようにしてセール製品を探した中で、一番ヤバそうだったのが、このゲームである。何せ内容自体が「密室に閉じ込められたキャラを狂ったり死なないように助けるゲーム」だ。

 よく審査通ったなと思ったゲームである。ましてやラヴクラフトのように年齢制限もない。これはきっと精神的にキついゲームだと思う。だいたい、説明文がもうどの角度から見てもあやしさ大爆発である。

 

 以下の引用文は説明文である。つぶさに見ていこうではないか。

失敗すれば、クイーンが不慮の死を迎えてしまう。
クイーンを助けるのは君しかいない!

 この見出し文章はまだいい。こう責任感を煽るような言い方をしておきながら、悪い世界へ導くのは、某アニメの白い似非ウサギ詐欺師のようである。

 

ステイはリアルタイムでプレイすることになります。ゲームをプレイしていない時間はクイーンが独りになっています。長時間チャットを続けない、またはクイーンを独りにさせることによって最悪の状態になってしまう可能性があります。

 ここらへんから、だんだんと不穏な説明になってくる。ゲームをプレイしていない時間はクイーンが独りになってしまうって、でも普通に寝るでしょ? 寝るぐらいはいいよね? ・・・ね? 果たして睡眠しても大丈夫かどうかはゲームをしないとわからない。最悪の事態ってもう精神破壊か身体破壊しかないよ・・・ね?

 

クイーンは狂ってしまいそうなので、君の答え次第でクイーンを落ち着かせ、優しい仲間であると見せましょう。そうすると、クイーンが発見した物や自分の考えを共有するようになる。逆に間違った選択をすると、君が信頼されなくなってしまいます。

 あ!ゲーム自ら狂ってしまいそうって言っちゃった! やっぱりそうなるしかないのか、そうなるしかないの、よねぇ。。

 そして極め付きがトレーラーで、非常にこのゲームのヤバさ加減がアピールされている。ちなみに私は、「あ、これはアカン」と思ってやめた方だ。失敗したときのトラウマが激しそうだけに、実況には合いそう。リアクションに定評のある狩野英孝がプレイするならぜひ見てみたい。youtube実況は・・なくはなかった。

 

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  トレーラーはものすごくいい。世界観を表してて非常にイメージが湧く。湧くのだけれども、求める客層があまりに少なすぎるのではないだろうか。。

 

ちなみに買ったのは心安らぐSpiritfarer

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 私の趣味を疑われるようなものを紹介してきたが、上記のようなものを選ぶと同居人が怖がってゲーム禁止令が出てもおかしくないので買わなかった。私自身も気分が悪くなるだろうし、そもそもかゆいのを紛らわせるためにゲームをするのであって、別の不穏を買っては元も子もない。

 それよりも、私もかゆみで心がすさんでいるし、気持ちがよくなるようなさわやか路線で私もお願いしたい。そんなわけで、買ったのはこのゲーム「Spiritfarer」だ。

 トレーラーを見てもこれはよさそうな感じだったし、お世話ゲームではあるものの、最終ゴールはある。スマホ課金ゲームのような、終わりがないようなゲームだとループカウントしてしまってできなくなるが、これはそんなことがなさそうである。

 

 


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 ちなみにスマホゲームを買わなかったのは、スマホは集中できないからだ。おかしな話だが、コントローラーを持ってゲームをすること自体に集中さが生まれる。指揮者のように上下左右に指を動かすだけでは、ゲームは集中できない。正確には、思考と行動を分離できない。

 私がゲームに求めるのは、いわゆる没入感だ。頭と行動そのすべてがゲームを進めることにすべて殉じ、ベクトルの方向性が一方方向に統一されている感である。「没入」という語には、あまりベクトルのような向きがなくてちょっと雰囲気は異なる。必要なのは、向きであり、いつもは雑然としている私たち思考と体が一体となって、同一の方向に向けて邁進する状態を指し示す。だが、スマホの操作は、自分が思った通りに動かせない、という誤操作が多いために没入感を阻害しているのだと思う。

 それとは別に、スマホゲームは、すぐに同じ動作だと頭が類似認定してしまってループゲームになって目が醒める。どうにも、認識レベルが雑なようである。

 

 数日たって、体のかゆみもおさまってきた。買ったゲームはまだ終わっていないが、最後まではちゃんと遊ぶ予定である。