自分には持たない基準というか、自分に知りえない話があるのは面白い。
いつぞやか友人と歩いていた時のこと、ちょうどそこは都内で友人の生誕地近くだったんだけど、友人はこう言った。
「こっちは〇〇小のやつらの陣地であんまり遊んでないから知らないんだよね」と。
え、何それその猫の縄張りみたいなお話。
というのも、私、地方だから、小学校で縄張りがこんなにまで明確にされることなんてなかったから新鮮な話だった。
私は町の生まれで、町立南小学校だった。町には、南となんもなし、北、東、西はなくて平野の5校あったけど、縄張りであらそったことは全くなかった。
縄張りも何も、田んぼの中に一部集落がある感じ。だから、小学校で集落の間を区切られることなんてなかったからだ。ここの場所が〇〇小の陣地、とかそういうのは聞いたことがない。そもそも集落ごとが遠いので、小学校で別の校区に行くことすらあんまりない。
都内で人が多いと、こういうことがあるんだなと感心したのだった。
こういう、自分の知らない世界を知るのは面白い。
そういえばこんなこともあった。
私はゲームが好きだ。ゲームはゲームでも、スマホでもなくコンシューマが、というとマニアックな方ではある。
そこはまぁいい。それを話した時、男性の友人からこう言われた。
「コンシューマ好きなの?!どこのハード推し?」
え。
どゆこと。
友人の言うところはこうだ。
「野球のチームみたいに、ハードのファンがあるんだよ、だから聞いたんですよ」
ないですわ。ほんっとーにないないマジでない。男性諸君でコンシューマゲーム好きはそういうもんなの? けど、まぁセガとかPCエンジンとかPCFXとかネオジオとかとかいろいろあったもんね。
どちらかというと私はジャンル推しで、ハードそのものにはあまり興味はなかった。ハードはあれか、ガンダムの筐体みたいな位置づけなんだろうか。。
ゲームはほとんど人とつるまずにやっていたので、そういう話で盛り上がることすら知らないのであった。
ところで私の好きなジャンルはアクションRPGで、今でも有名なゼルダの伝説とか、ランドストーカーとかが好きである。最近のゲームだと、Nintendo Switchのトライン4とか。
とまあ、まとまりないけど、知らない話を聞くのは面白いって話でした。