結論的には、重要度・緊急度のマトリクス表は、短期向け個人タスク管理は割に合わない。短期向け個人タスク管理には締切が早い順で取り掛かるのがよろしい。
重要度・緊急度のマトリクス表
タスクの取捨選択の基準として重要度・緊急度のマトリクス表をつかうといいよ!と、いう文言。
おそらくタスク管理でウェブ検索したら、一度は目にすることがあるだろう。
だが、このマトリクス表が役に立つのは、状況による。
役に立つ状況とは、長期タスクを選択する場合だ。例えば、アプリの機能選択やバグ対応、数ある施策の中でどれを選択すればいいか、といった場合である。全部実施したいがそうもいかない、といった場合に役に立つ。
役に立たない状況とは、個人のタスク管理で尚且つ直近のタスクを選択する場合だ。長期でどのタスクをするかを選ぶときには、もちろん個人タスク管理でもよい。
マトリクス表が役に立つ条件
役に立つ状況と役に立たない状況の境目は何かと言えば、自分がそのタスクを実施するしないの選択ができるかどうかである。
自分が全タスクを自分の判断で実施するしないが選べられる。そういう状況ならこのマトリクス表は役に立つ。
が、そうではない状況、強制的に実施せざるをえないような場合でも、このマトリクス表は確かに役に立つ。が、役に立つにしても、表の有効期限が極端に短いのだ。
緊急度は毎日ずれていく
緊急度は、その名の通り緊急に対応しなければない事項である。
1か月スパン、2か月スパンならこの緊急度もそこまでマメに更新しなくてもよい。
しかし、個人タスクで2週間スパンぐらいでこのマトリックス表は毎日更新する必要がある。なぜならば、重要度にあと1週間〆切あるからヨユーとかいうタスクがまざっているからだ。
だから、個人タスクで1か月スパンぐらいでマトリックス表を作ると、毎日ぐらいの頻度で更新する必要がある。そのため、タスク管理に時間を割くのが多くなり、結果、割に合わない。
役に立たないわけではないが、割に合わない。
この割に合わない感を図で表すと以下のようになる。これはとある「今日」に合わせて作ったマトリクス表の「今日」「今日から1日後」「今日から2日後」を表示している。その日が〆切の項目は緊急度高に入れておきたい、という方針があると、マトリクス表は以下のようになる。



つまり、時間スパンが短いとマトリクス表は1日単位ぐらいで更新しないと、現状と合わなくなってくる。
マトリクス表が割に合う状況
おさらい。マトリクス表は、タスク管理が1か月より先を見越したタスクを取捨選択に効果的である。
直近個人タスクで優先すべきこと
タイトルにあった結論だが、これはもう「締切」が一番一番短いものを優先すべきである。