
映画の完成度とボンボンドロップシールが気になって、観てきました「ちいかわ」映画。
一応全体的な内容は知っていた。その通りの内容ではあったものの、相変わらず怖かった。
ボンボンドロップシールは可愛かった
目的の一つだったちいかわのボンボンドロップシールはとても可愛かった。
私が知らない間にシールは進化を遂げていて、最大の分厚さが5ミリぐらいまでになっていた。
重さはそこまで重い感じがしないので、中身は空気なのかしらん。
話は連載の通りだが整理されていた
https://posfie.com/@coldgifts/p/DZkG06Z?page=19#index921
話の内容は、SNSで連載されていた内容の通りだった。とはいえ、必要な情報が追加で書かれていて、非常に見やすい情報整理された話になっていた。
視聴対象が、低学年層が想定されているためか、かなりわかりやすい。
話のテンポもゆっくりしていて、話を理解するのに飲み込みやすいなと思った。
話自体は、必要なエピソードがちゃんと含まれているし、ここはどこにも貢献しないな、と思われるような場所は削除されていた。
例えば、シーサーのほのぼのシーンは、最終的にはシーサーが飯を作るという場面にかかってくるし、栗饅頭のビールの話にしてもリズム感、というところでかかってくる。
一方で、オープニングの最初の部分は鳥が飛んでチラシをばら撒くシーンが追加されていた。当初のマンガでは振って沸いた紙だったが、どこからやってきたのかが明確に記されていた。この入り方はとても良かった。海(多分)で始まり海に終わるドラマチックなシーンとなっている。
音と音楽が秀逸
その中でも良かったのが音と音楽だ。
音楽は、可愛い雰囲気に合わせるように、とってもきゃっきゃした音楽にまとめていた。きゃっきゃした音楽だけに、その内容がいかに不穏であっても子供達には全くもってわからない。まるでかごめかごめの不穏さがあった。
一番不穏な音は、個人的には白鳥の船の音だった。あれが一番不穏。やばい感じの音に聞こえた。
「今日の日はさようなら」
話の中で何度もリフレインされる「今日の日はさようなら」は、確かにいい歌だったのが、テーマと相まって不穏な音楽になってしまった。ハチワレの歌もうまかっただけに、テーマとリンクして不穏さが相まった。
ーーいつまでも絶えることなく友だちでいよう
魚の煮付けを食べて永遠を分かち合った二人は、「いつまでも」「絶えることなく」友だちでいる
ーー明日の日を夢見て希望の道を
犯人の二人はセイレーンに追っかけられ、平穏な日々を夢見ている
ーー空を飛ぶ鳥のように自由に生きる
チラシを配った鳥は自由に懐く島二郎の鳥は、自由に暮らしている
ーー信じあうよろこびを大切にしよう
二人は犯人が自分たちだとは周りに言わないことを互いに信じあう
ーー今日の日はさようならまた会う日まで
二人は、仲良くしていたハチワレたちには声もかけずに去っていく。もう会う日はないだろう(反語)
といったことを、私は思い浮かべてしまうのだった。しかし子供はそんなことは考えないのであった。
まとめ。どこが怖いのか
あれこれ書いてきて思ったのが、「ちいかわ」の何が怖いのか、というと、状況証拠によって不穏な想像を掻き立てる部分だと思った。
例えば「今日の日はさようなら」という歌詞と、話のエピソードを組み合わせてみると、似てるような似てないようなシチュエーションがあって、そこから不穏な想像へと導くのが殊の外上手いのだった。特に言葉に関する説明がないために、言葉としての箱が用意されず、それが尚更不穏さを掻き立てるのだ。
元々「永遠」に関するセイレーンの復讐方法自体が、わかりやすく不穏ではある。だが、そこから不穏の種を撒き散らすのは、我々の脳みそであって、この不穏の種を開花させるのが、ナガノさんは非常に上手いんだなと思う。
ところで友人が言っていた。
「ナガノさんさー、この展開どうなるの?!ていうところで2週間ぐらいSNSの更新止まるんだよね」
ナガノ氏こえぇ。