ポモドーロテクニックって25分ごとに休憩入れればうまくいくやつでしょ? いやはやそうじゃなかったというのを、下のブログで知って、やり直している。
誤解していたポモドーロテクニックと本当の威力 | RickyNews
私の理解していたポモドーロテクニック
ポモドーロテクニックの記憶といえば、25分集中して、5分休憩する。それを繰り返せば生産性がほらこの通り!というものだと巷の情報で見知って覚えていた。
- 25分集中、5分休憩入れる
これで十分動いているものだと思ってたんだけど、そうではない。
本当のポモドーロテクニック
ところが、ポモドーロテクニックは、25分だけでは全然集中力というのは生成できない。
- 25分集中、5分休憩入れる
更にここに、ルールとして以下のようなものを入れる。
- 1日でできるポモドーロを見積もる
- 集中できなかったら、カウントしない
特に、ポモドーロを見積もるところがポイントで、ポモドーロをちゃんと収穫するためには、割と仕事を明確にしておかないと見積もれないということがわかってくるのだ。というわけで、自動的に、以下の項目も作業として含まれる。
- ポモドーロできる作業を洗い出す
とりあえず何かやって集中する、というわけではなく、具体的にこれこれをやって集中することを明示的に本人が行う、というのが、集中ポイントとなるのではないか。
ポモドーロ収穫ゲーム
私は、ポモドーロテクニックのやり方を、「ポモドーロ収穫ゲーム」、といったような感じに捉えている。25分集中すると、ポモドーロが1個収穫できる。1日に8個収穫できると今日はいっぱい収穫したねー、という感じ。
ちなみに「収穫」というのがポイントで、この言葉だけで一気にタスクをやる感じからイメージが拡張されて、一気にやりやすくなった。
私はポモドーロを収穫するためにタスクをしなければならない。そして、1日8個の収穫を目指そうとすると、午前中に3個は収穫を目指したい。そうすると、途中でブラウザ見てる暇がないというか、ブラウザ見たらポモドーロ収穫できないから! これによって、その日の最後に収穫できたポモドーロの個数を見ると満足する。
25分マジに集中するのは難しいので、今のところ余所見をしないという条件で25分完走することをゴールとしている。これによって、途中ブラウザを見たり、といったような余所見運転はしなくなる。
ポモドーロの時間とそうでない時間の区別
で、これの何がいいかというと、ポモドーロを収穫したということは、真面目に仕事していた時間がある!というのが明確にわかるということだ。
長時間だったり、成果の見えない作業だと、どうしても時間をついやしても進んだ感がでない。途中ブラウザを見たりちょっと長い休憩を挟んだりすると、なおさらやったかなぁと心配になってくる。んだけど、ポモドーロを収穫した、とみなすようにしただけで、なんと自分はがんばったかの生成度合いが半端ない、ような気がする。
仕事の時間では、他の人と話したり、メールを見たり、PCのセキュリティソフトのバージョンアップをしたり、仕事に直結しないようなこともたくさんあったりする。そういった作業もありつつ、ちゃんと仕事をしました、といえる時間が明確に区別できる、ってのがいいんじゃないかなと思う。
初心に戻ってポモドーロ・テクニックの技術を読んでいるが
今回かなり誤解があったので、ここはちゃんと原本に戻ろうと思って読んでみた。読んでみたんだが、いまいちピンときていない。
導入部分がきゅうりくんとアーティチョークくんの話から始まる、エマジェネティックスで言うなら黄色全開的な導入部分や、特徴的なイラストに集中が分散されてしまっているような。
それはさておき、本書の目的が、集中できるためにはどうしたらいいのか、というところにフォーカスがあるせいなのか、アプローチが集中していない原因を探ろうとしているのが、ピンときていない理由かもしれない。
- 作者: Staffan Noeteberg,渋川よしき,渋川あき
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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参考にしたブログにも記載してあった、SOFT SKILLSの本を見たほうが、やり方的について洗練されているかもしれない。