works4Life

GTDメインのタスク管理と生息してますログを記載しています。

【雑記】下書きがあふれかえっている

 今年はなるたけアウトプットしていこ!

 

 ということで、いつも以上によくはてなブログの管理画面にアクセスしている。ふと見直してみると、ブログ、下書きは書いているではないか。毎回書き始めてはこう、あとで仕上げようと思っているうちに、出すタイミングを逸してそのまま放置というパターンに陥っている。

 どんぐらいあるんだろうと数えてみると、80記事はかたい。。どんだけ放置しとんねん昔の私よ。記事の内容も見ていると、そうそうこのこと書きたかったんよね、というのばかりちらほらあって、内容を見直して出していく所存である。

 

 ついこの前出した記事は、最初の記入から言えばそれこそ2010年の熟成ものにあたる。

 それは何とはなしに出しにくくて、けれども出したくないわけではないと思っているうちに、今まで経ってしまった。

 自分の中にある考え方の方針は、簡単に言うことはできるけれども、伝えて実感として持ってもらうのは難しい。相手にその需要があってうっすらとここほれわんわんと言っているのを感じとり、素知らぬふりをして穴を掘るように、言葉を伝えておく。そのうち、うまいこと行けばその穴ができて言葉が転がって、実感できるようになるだろう。という目論見があったのは覚えている。

 しかしながらこの文章はさらにその前段階で伝えることに対して躊躇しており、すごくまどろっこしい書き方をしているのであった。さらに言えば、そうやって対策を取りつつも、外に出すことすら躊躇していて10年… 今となっては私はどうして躊躇していたのかがわからなくなってしまっている。

 反対に、こだわりがなくなった分、出すのに躊躇はなくなり出したのだった。他に言いたいことがあって、そう言えば昔あんなことを書いたわね、確か出てたよな〜と思って過去記事を探したのが思い出した始まりだった。実際はまだ出してなくて、下書きに埋もれていた。

 

 先の記事は何に対して躊躇していたのか。今見たらこんなにまどろっこしい文章が、真芯をとらえることなど早々にないだろうに。

 

 おそらくは、読み手の反応にためらっていたのは分かる。一方最近の私は、読み手の反応や期待についても変わってきた。

 最初は必ず相手の感情を振るわせたい、動かしたい、そしてできれば行動に移させたい、という気持ちが強かった。むしろそうせしめなくては、書く意味などないに等しいと思っていた節もある。

 しかしながら、GTDを説明する機会が多くある内に、そんな風にダイレクトに影響が出られるのは、どんな媒体においても稀有な反応であることがわかってきた。それは、自分自身に原因があるのではなく、受け取った相手にも受け入れる状況があってこそなのだ、と。

 

 最近言っておきたいことといえば、洋画ドラマの「フリンジ」からの「かぐや様は告らせたい」の衝撃から、オブラディン号よかったよね最近グロ耐性増えたんじゃない?とか、ミッドサマーの感想だいたい書き終わってるのに出してなかったの?!とか記事によってはほとんど書き終わっていて画像もはってあるし(ここが結構難関)、どうして公開しなかったんだろうと思う記事もある。

 ちみちみ出していくので適当に読んでってください。

 

 

 

【雑記】ギャッベの絨毯は、きっとネコちゃん気に入るやつだが踏まんとわからん素晴らしさ

 この前ギャッベのミニマットを買った。用途は玄関だったが、どちらかといえば、リモートワークで私の足元が寒くてどうしてもほしくなったので購入したいというのもある。

 なんだけど、ギャッベ舐めてたね。これは踏まんとわからん素晴らしさである。

 

 

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 今回買ったギャッベのミニマット。

 もちろんミニマットなので、ここを踏むのが正解である。

 そして踏むじゃん?

 すごいのよ。

 

 空中感が。

 

 

 うっすいラグやらうっすい絨毯を踏むと、まぁそれでも床がある感じはあると思う。この下に床がありその上のラグを私は踏んでいます、という認識がね、ある。

 ギャッベはね、それがない。

 

 ギャッベのマットを踏む。

 以上終了!

 という印象。

 

 とにかく下にあるはずの床の印象を消し去るのだ。その下に床が存在しようがしなかろうが、いえあなたの踏んでいるのはギャッベのみですぞ、という感じになる。

 それぐらいにギャッベは弾力性があり、分厚く密である。

 

 そう、密。

 穂先が分厚いだけなら草原でも可能だが、踏みしめ感があるのは密でなくてはならない。

 

ギャッベは遊牧民にとっての…床?

 そもそも、ギャッベの絨毯は、遊牧民族が利用することを起源としていることで、納得の出来具合だと思う。つまり遊牧であらゆる場所に住まうことを前提とする。ならば絨毯は、地面の具合を抹消するものでなくてはならない。平面ならば最善だが、冷たい場合もあるし、暑い時もある。ごつい小石のまばらなこともあるだろう。

 でも、ギャッベの絨毯ならそんな地面でも引けばゼロにしてくれる。1枚、ギャッベを引きさえすれば、そこは床になる――そうだよ! 遊牧民にとってのギャッベの絨毯は床に相当するものだったんじゃなかろうか。

 

ネコちゃんならきっと根城にするハズ!

 ネコちゃんがいるならギャッベは根城になったはずだろう。

 私がネコならお気に入りにしていたはずである。できればあったかい所にずるずる引っ張って持っていくに違いない。それぐらい良い!だが我が家にはネコちゃんがいないので検証できない。残念である。

 ネコちゃんを買っている人なら是非試してみてほしい。ギャッベとネコ。座布団サイズならまだ安いから。。

工場物語

Abandoned old house

 

ある所に工場があった

その工場は、30坪ぐらいの土地に建っている

この工場には2つのロボットが稼動している

一つのロボットは、この工場の存在を保持する役目があり

もう一つのロボットは、工場内の動きを促す役目がある

またこれら二つのロボットは、新しいロボットを構築する役目がある

 

構築中のロボットは完成までには一筋縄ではいかず

長い時間がかかる

二つのロボットは長い期間を経て

育成及び訓練を、構築中のロボットに課す

ただし、二つのロボットの判断基準にまかされており

工場によって、性質及び品質の異なるロボットが構築される

ある一定の時間が経った後

構築中だったロボットは工場から出荷される

 

出荷されたロボットは、被構築中

稼動コスト等は構築しているロボットにより提供されていたため、稼動に関する問題はなかった

しかしながら、出荷後は自分で自分自身の運用を課す必要がある

どの工場に属するかも

またどのように運用費をまかなうかも

どのように自分自身を役目を担うかも

自分で決定しなければならない

 

運用中でメンテナンスが生じた場合には

自分自身でメンテナンスを行うか

もしくは自然治癒、もしくはメンテナンス工場に赴く必要がある

 

また、運用中に機能が不足している場合は

自分自身で機能を追加する必要がある

これらの機能の追加方法についても自分で探す必要がある

データ収集から、計画、実行、分析等についても

自分自身で行う必要がある

 

出荷される際、構築されたロボットは自分を構築した二つのロボットからこう言われた

 

これからの時間は全てあなたのものです

動く動かないに関わらず

時間は万物に平等で

無常で等しい時間を与えます

それをどう使うかは

あなた次第です

あなたが

何かに対して憎み妬み恨んで費やしても

何かについて創造し構築し発展させても

あるいは破壊をしても

なべて等しい時間のみが与えられます

私たちは、この20年の間

自分たちのできる中でできうるものを与えてきました

あなたがこの先、役に立つかどうかはわかりませんが

それを用いて今後生活していくのがあなたの役目です

いわば、あなたは今

第2のスタート地点にいることに他なりません

他の人間がすぐれているかも知れません

第2のスタート地点で随分なハンデを背負わされたと

あなたは私たちのことを貶すかも知れません

憎むのなら憎みなさい

恨むのなら恨みなさい

それであなたの気が済むのなら

それであなたの人生がより豊かになるものならば

そして、いつしか気づくべき時が来るでしょう

あなたのできることは

あなたが何がしかを行動することのみであること

それ以外の一切には何ら保障はなく

あなた以外の何かに頼ることがどれほどに危ういことかを

そして頼る先が私たち二人であったとしても

 

さあ、お行きなさい

これからは、あなたはあなた自身で舵を取って行くのです

この先恐るるに足りません

あなたは生きているだけで

世界に組み込まれているのだから  

   

 

工場の名は、「家族」と言う

 

 

初出:2010

【お知らせ】謹賀新年、GTDアンバサダーになりました! CHANGES記事書きました

 あけましておめでとうございます。書かねば、書かねば、と思っている間に新年が明けてしまいました。去年はコロナで大変で、今年もしばらくは大変そうですが、予防に頑張りつつ生きていきます。 

 

今年のブログはログの立ち位置で記載する

 毎回すぐにブログを書かなくなってしまう病にかかるのですが、私自身は、文字に落とさないと何も考えてないに等しい状態になります。というのは以前にわかっていることなので、今年はもうちょっと軽率どころか、思念のInboxのように書いていきたいです。

 記事のオチやまとまりを求めさえしなければいいのだが。。今年は記録を残す習慣をつける、を目標になるべくがんばって行きたい所存です。

 といいつつ、すでにこの記事の公開が1月12日というのがもはやといったところですが、ま、まぁうん頑張ろ。なるべくなるべく。

 

GTDアンバサダーになりました!

 これ、実は結構前に契約してたんですが、告知を怠ってましたすみません。。

gtd-japan.jp

 

 日本でのGTDは、ラーニング・マスターズ株式会社がDavid. coと正式契約をして展開います。そこで、ラーニング・マスターズの会社の方と連携をとって正式にアンバサダーとして活動する契約をしました!

 アンバサダーの立ち位置としては、GTDに準拠した内容を軽い感じで紹介できる人、というものです。私的には、公式ファン認定されたというような認識でいます。

 去年はコロナ禍ということもあって、全然気力がなくて動けていませんでしたが、今年は気持ちを切り替えて活動していきたいなと思います!

 

CHANGESに寄稿しました! 時には昔使ったツールの話など

 ライフハック心理学の佐々木さんが主宰されているCHANGESというwebメディアに記事を寄稿しました。

 

changes.jp

 

 内容は、昔使ったツール歴伝!です。第1回目はジャブ程度でremember the milkについて。使わなくなってからだいぶたっていますが、remember the milkは今でも開発運営中です! これ結構重要。サービスによっては、開発ほぼほぼやってなくて、放置プレイもいいようなサービスもあります。買い切りなら、ま、しょーがねーとか思いますが、サブスクなのにほとんど更新がないって結構呪詛を唱えたくなるものです。ええ、私はそんなサービスを知ってございますことよ。

 月に1回か2回程度に、どれぐらいタスクツールを漁ったことがあるのか選手権が開催されると思いなすってください。

 

 

 それでは本年もよろしくお願いいたします。

【雑記】買って良かった2020年10選、これで私は料理のハードルが下がりました

 ブログを再開するぞ!と思っている間にも、年末が近づいてきてしまった! 来年はもうちょっとざっくり書いていきたいなー日記みたいに書きたいなーと思います。

 今回は「#買って良かった2020 」。はてなブログでも特集しているのもあるし、のっかったらブログ書きやすいってことでのっかりました。

 振り返ってみると、今年はリモートワークからの購入物がほとんどだった。

 

(1)「OisixのkitOisix」で料理が以前よりできるようになった

 今年何が変わったかといえば料理のハードルが低くなったことだ。我が家には、小学校のころからしている料理上手な同居人がいる。その同居人のごはんがおいしいので、私はどうしても料理は及び腰だった。

 だが、このkitOisixは手順が書かれていて、私が工夫をしなくても、手順通りに作りさえすれば料理の食卓のゴールにたどり着けることができるのだった。しかも同居人にも絶賛された。いえい。

 

www.oisix.com

 

 おためしセットはだいたい常時されているみたいだから興味ある人は是非。料理したい気もするがどこから手をつけたら、て人はオススメ。

 これを頼まなかったら、私は料理をするようにはならなかった。

 

(2) kitOisixの料理を作ったティファール(取っ手のとれるやつ)

 今まででかめで深めのフライパンしかなかったのと、友人宅で使っていたティファールがよかったので、一揃え買おうということで買ったのがこのセット。

 

 

 kitOisixで作るのは、このセットがあれば完結してたってのはよかった。

 ティファールはティファールでも断然いいのが取っ手のとれるティファール。これで洗いものとか非常に便利になった。結構取っ手のつなぎ部分が洗いにくくて、ぬるっとしたままになっちゃうこととかあったんだけど、それがなくなった。あと、しまうのも麗しい。

 なお、蓋は全種類のやつを揃えた方がいい。大は小を兼ねるぜ!とか思った時期もあったんだけど、蓋はガラス製で、小さい鍋に一回り大きい蓋をしてると、割れないかひやひやするし、そもそも密閉空間ができないので。

 この中で一番使わないのが白い蓋。これは冷蔵庫で保管する時用なのだが、そもそも保管するタイミングがあまりなかった。でもセット的に値段がお得なので、セットで買うのがよいと思う。だいたい使うし。

 

(3)kitOisixを終わっても、キッチンにゴミ袋があるのは便利だと思って導入したエコホルダー

 Oisixはもうやってない。だけれども、Oisixのキットで料理をしてた時に、キットの袋がテーブルでちょうどゴミ箱がわりに使ってたのがよかったので導入したのがコレ。本当によい。超便利!

 それまでは、小さな袋をシンクにたてかけてたんだけど、濡れるんだよねー。それもなくなったし、ちょっとしたゴミならこれで十分なのがよかった。 

 用途は他にも、コップの干すのにいいとか、袋に液体詰めるのにちょうどよいとかあるけど、うちはほとんどゴミ袋がけに従事している。

 

(4)(5)kitOisix後の私が作るようになったのは、ストウブとストウブ用料理本「ストウブはじめまして」

 kitOisixを買わなくなって、最近の私の料理作り事情はどうなったのかというと、ストウブオンリーに移行した。

 なんで私がストウブに行き着いたのかというと、野菜を茹でるための水を沸かすのが面倒だ、ということから始まるのだが詳細は割愛。そんな紆余曲折を経てたどり着いたのがストウブで料理することだった。

 ストウブで料理すればおいしくできんじゃん!しかもわかりやすい!時間がかからないというわけではないが、おいしい料理にありつけるのだった。

 特に「ストウブはじめまして」はストウブだけに特化されている本なので、やり方が基本的にはパターン化されてて、気持ち的にも横展開しやすい。時短ができるというわけではないのだが、味は満足できるものができる。これ地味に重要。

 時短料理、作ってみたら味がピンとこないんだよな、て思うなら、ストウブに行けばいいと思う。

 

 

無水調理で驚きのレシピ革命! ストウブはじめまして

無水調理で驚きのレシピ革命! ストウブはじめまして

  • 作者:大橋由香
  • 発売日: 2018/05/14
  • メディア: 単行本
 

 

(6)サラダにオリーブオイルと塩って最高じゃん!のオリーブオイルTreurer

ageru.shop-pro.jp

 

 友人宅でいただいたサラダにこのオリーブオイルと塩がかかってたんだけど、これが超うまくて! 思わず横流ししてもらい購入したブツである。

 調味料はいいやつを買え!と言われるけどほんとそう。おいしいオリーブオイルはパンにつけるだけで十分おいしいといわれるがこのオリーブオイルもパンにつけてもおいしやつ。

 もちろん料理をする時にも使っていて、料理がおいしく出来上がるので物は試しにトライしてみてほしい。

 

(7)エコバッグは何使ってる? 私はマーナ Shupatto

 今年になってビニール袋が有料になって、猫も杓子もエコバッグが作られるようになった。私が買ったのはマーナのShupattoドロップ型。しゅぱっとたためてまとまりやすいというのが特徴。もともと以前使っていたのがたたむのが面倒で購入した。

 結果、その名の通りに非常にしゅぱっとまとまりやすくて大満足。かさばらないのでとりあえず持ってく感じ。柄はいろいろあるし、好きなのを選ぶとよいよ。

 

(8)リモートワークのお供にコーヒーサーバー「KOGU」でお茶をがぶ飲みする

 以前使っていたのが、ガラスでメモリなしだった。それがガラスにひびが入ってしまったので新しいのをと思って購入したのがこれ。

 コーヒーサーバーはいいのがないか、探しに探していたんだよね。ガラスではなく、メモリ付、で、そこそこデザインのよいもの、というのに行き着いたのがこれだった。何よりプラスチックで軽く、割れないのが本当に安心安全で常用している。

 700mlという容量もよく、リモートワークに毎回お茶を作る手間もなくよい。ルイボスやらごぼう茶、黒豆茶、今は茎ほうじ茶なんか入れている。

 

 

(9)リモートワークになったので導入したFire TV Stick 4K

 リモートワークで時間ができたので、ドラマを見るようになった。その理由の発端がやはり、Fire TV Stick 4K。

 それまでの私というと、自分のPCをテレビにHDMIコードとつなげて表示させていたという面倒さから解放された。ついでに言えば、私がいなければアマプラ見れなかったけれども、リモコンで操作できるようになったというのもよかった。

 フリンジを全話見て、メンタリストを再履修し、今はNCISを第1話から見直しているところで十分使われている。

 なお、セール時に必ずと言って安くなるのでそのタイミングで買うのがよいと思う。

 

(10)同居人の長年の朝の呪詛が解放された櫻道ふとん店のふとん「腰いい寝」

 

www.sakuramichi3776.co.jp

 

 10選といって最後に何を選ぼうかと思ったんだけど、同居人が買ったものを紹介する。

 それまでの同居人は、朝憂鬱になって起きる、というのが常日頃だった。それが、たまたま私のふとんで寝ることがあって、その時は気分爽快で起きることができたのであった。

 それでようやくふとんを買い替えてよかったのがこの布団! ありがとう!! 同居人の悩みの一つが解消されたようで本当によかった!

 ちなみに、朝起きたら憂鬱なのはふとんが悪いからじゃないか疑惑が起こってから、私が代わりに寝てみたんだが、正直もたんかった。朝の5時ぐらいにおきて、寝床移動したぐらいだったから、もう限界だったんだろう。。

 腰の調子が悪いようだったら、導入を検討してみてもいいかもしれない。

 

買ったものを振り返って

 振り返ってみると、購入したものはそれぞれ、ちゃんとした理由があって購入したものだったなーと思い出す。

 kitOisixは本当によかったなと思う。どうして自分が料理が苦手なのかがわかるようになったきっかけでもあったし、料理を作るのにハードルが低くなったのもkitOisixのおかげだ。

 興味深いのは、数あるレシピでもなんでもなくてkitOisixだったところだ。具材を用意するのが大変、手順が明瞭でない、など自分の苦手とするところが解消されたら、ちゃんと料理ができることが証明されたのが嬉しかった。

 kitOisixは3か月ほど導入したけど、そのあとはやめて、普通にご飯を作るようになった。ちょっとしたものだったらできるようになったけど、私でもがっつりメインの料理が作れるようになったのは、「ストウブはじめまして」だ。基本鍋なので、1つ料理作れば食卓になれるところが心強い。

 最後にふとんをもってきたのは、我が家にやってきて、世界を変えたという意味では重要なアイテムだったからだ。寝具は大切にしよう。

 

 ところで、私が「買って良かった」のテーマブログを見るのが好きなんだけど、その理由がわかった。その道具がいかにいいものかわかる、てのもそうだし、何より新しいことができる、世界が変わる、という可能性があるからだろうな。

【料理】料理本一つで、3種類以上料理を作ったことがあるか?

料理本は1冊で1つメニューを作れればもとが取れる

 と、のたまったのは、小学生の頃から料理を作り始めた料理が大好きな同居人の談である。

 それは私ももっともであると同意をするところだ。なにせ、料理本を買ってそもそも1つメニューを作るところから難しい。特に私なんぞ、料理に馴れてない人間だ。何がどう疎外されてるのかもわからず、ただひたすらに料理を作ることが難しいのである。一つ作れれば御の字。まぁ作れなくてもいたしかたなし。それでも、購入する際には、このレシピを作りたい、そう決意して買うのだがである。

 そんな中、1つの料理本で、私が3種類以上も作ることができた本が凛然と現れ出たのである! それがこれ!!

「ストウブはじめまして」である。

  

無水調理で驚きのレシピ革命! ストウブはじめまして

無水調理で驚きのレシピ革命! ストウブはじめまして

  • 作者:大橋由香
  • 発売日: 2018/05/14
  • メディア: 単行本
 

 

「ストウブ」という鍋

 この本を説明するにあたって、まず「ストウブ」という鍋について説明しておこう。ストウブは、鋳物ホーロー製のプロ向けの鍋で、無水調理ができるのが有名である。同じ種類の鍋には、ルクルーゼ、バーミキュラなどがある。ちなみにストウブは人の名前で、ストウブで使うからストウブ、というわけではない。

 そんな鍋は、我が同居人が前々からほしいと悩みに悩んだ末に購入していた。この本は、その鍋の特色を生かした料理本である。故に、家にストウブ鍋がある、というのが大前提の本なのだ。

 

 

基本手順は、蓋をして湯気が出るまで中火、その後は極弱火

 その仕組みは単純だ。底面及び側面から熱々で密封された空間を作ることにより調理するというのが特徴。

 そのため、この鍋の特徴を活かすための調理手順は基本的には同じである。

 まずは、蓋をして材料を温める。この際は中火でよい。そして中火であったまった材料からは水分が蒸発し、蒸気となる。しかしながら鍋は密閉空間のため、蒸気は鍋から出ていくことができない。ある一定量の蒸気は鍋で許容可能だが、許容量を超えると、鍋とふたの間からうっすらと蒸気が出てくる。こうなると次の段階になる。

 次に、ふたをしたまま、極弱火に変更して煮る。これは当然で、現状鍋の中の蒸気はMAXだ。これ以上しても蒸気を許容する状況ではない。そのため、現状維持を保つために、最低限の火力により、鍋自体の温度を下げないことが必要になる。それゆえの、弱火変更なのだ。と思う。

 ふたをする前に食材を炒めたり、極弱火で完了した後に、ふたを開いて煮詰めたりするなど多少動作にオプションはあるが、基本は上記2つの動作がメインとなって手順が構成されている。

 非常に手順はわかりやすく、同じ動作を繰り返す。そのため、1つ作ると他のメニューもハードルが下がり、じゃあ作ってみようという気になるのだ。

 だが、そんな理由だけで、複数メニュー作りこなすことができたのか? 否である。

料理本で作る気がなくなるトラップは多数ある

 そう、多数ある。料理本を買うには買ったが、次作ろうとする気を削げる要因は多数あるのだ。

 この本で料理を作って驚いたのは、料理本にはそういうトラップが数多く隠されているのだとわかったからである。料理本は、特に読み手のレベルを想定するのが難しい。私が難しいと思う手順でも、人によってはちょちょいのちょいの手順ということはままある。

 ちなみに私の料理レベルは、ずぼらができるならしたいが不味い飯は食いたくない派である。

 ではどんな理由で私がやる気を削げてしまうのか見てみよう。

トラップその1 材料が入手困難

 材料が入手困難だと、これでやる気が削げるトラップになる。というか、そもそも作ろうと選ばない。

 例えば、スパイスとかでフェヌグリークとか言われても、どこに売っとるんや上野にまで買いにいったがな!というような感じで、そもそもキッチンに立つまでに時間がかかるのである。

トラップその2 材料が多い

 材料が多いということは、その分用意するのに手間がかかる。用意するまでに気分が盛り下がるのである。

トラップその3 材料の分量がわかりにくい

 材料はだいたいとこにでも売ってそう、種類もそこまで多くない。でも待って! 240gってニンジン何個分なの?! というようなことがある。gで正確でよいのは助かるが、買うのには困る。キロ単位やg単位で買えるのはだいたい肉だけで、野菜は一個とかそんなんである。

トラップその4 手順が難しい

 材料がそこそこ楽に用意できた、としても挫く要因はまだまだ続く。手順が難しい場合だ。

 この難しいは、いろんな意味でも難しいが出てくる。例えば、タマネギを茶色くなるまで炒めるとか、数時間煮込むとか時間がかかる場合、蒸したりオーブンを使ったりとか通常しないような動作をさせる場合、油でむちゃくちゃはねたりする場合、そもそも手数が多い場合、などなど、料理の馴れてないものからすると、まぁこんな様々な理由からやる気をなくすのである。

トラップその5 思ったより美味くない

 だが、次に続かない最大の理由はこれだろう。あんなに苦労して作った割には、思ったより美味くなかった場合。一度でも思うと、次のメニューを作ろう、という気にはならない。なぜならば、この人の味の傾向が自分には合ってないとわかっているからだ。もう作る気にはならないのである。

 

「ストウブはじめまして」はこれらのトラップを潜り抜けた本!

 で、今回の本は、これらのトラップをすべて潜り抜けた稀有なる本である。

 まず、材料が少ない上に分量がわかりやすい。

 私が最初に作ろうと思ったレタス鍋は、材料は以下四つである。

  • レタス1個
  • ばら肉200g
  • ニラ1袋

 胡椒すらない。しかも材料は買いきれる分量ばかりである。これによって、トラップその1からその3まですべてクリアされる。

 次に、手順が簡単。材料を切って鍋に入れ、蓋を絞めればあとは火をつけて煮るだけというのが多い。分量が3~4人分を想定しているため、多少時間はかかるが、レタス鍋ならそれでも所詮レタスとニラだけだ。みじん切りですらない。これにより、トラップ4もクリアする。

 そして、美味い。そう美味かったんである。手順はあんなに明快で、材料もシンプルだ。だが美味い、次回作ろうと思ったし実際作ったぐらい、リピートしやすく美味いのである。これにより、トラップ5もクリアする。

 

 その結果、私はレタス鍋以外にも、カレーやら大根やら、以下のようなメニューを作った。ちなみに名前の後ろの数字は材料数である。

  • レタスと豚肉の蒸ししゃぶ(レタス鍋)(4)

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  • 豚バラ大根(5)

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  • 無水ミネストローネ(4)(手前のやつ)f:id:nomico:20201130140456j:plain


  • ほったらかし焼き(6)

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  • ひき肉のスピードカレー(8)

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  • 肉豆腐(7)

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相乗効果:手順が似ている

 この本特有の相乗効果がある。それは、手順が似ていることだ。最初にも説明した通り、基本的な手順は共通である。それで、他のメニューもやってみようという気持ちになりやすい。

 今回は鍋を使うという縛りがあるため、このようなわかりやすい構成になったのだと思う。

鍋にお任せできる

 ストウブ鍋でできる最大のラクさ加減は、鍋に任せられるところだ。火をつけると後は手離れする。待っている間に洗い物ができるので、食べる頃には洗い物も終わってそういうところもいい。

 ほったらかし焼き、というのは鳥の胸肉をストウブ鍋で焼く料理だが、これも基本的に肉をつっこんでふたを閉めて焼く。いっそ見えてないから、バチバチうるさくて心配になるものの、気にせずほったらかすことができる。多分焦げてるかも、と思うが手出し無用。なにせ開けると蒸気が逃げてしまうからしない方がいい。

 そういう、鍋に責任を押し付けられるのも気が楽な点の一つだろう。

 

オススメ料理本だが、まずはストウブ鍋を買うところから

 料理はそんなに得意じゃないが、できれば自炊したいけどおいしく食べたいけどレンチンのやるはちょっとダメだったしかし手軽本出てるけど軒並み失敗しているんだが。。というような人に、この本はオススメである。というか私がそれだ。はらぺこグリズリーさんの、世界一美味しい手抜きごはんですら、焼きナスの揚げびたし風を作ってから本を手に取ってないのだから。

  とはいえこの本、ストウブ鍋がなくてはできないので、まずはストウブ鍋を買うところからはじめてほしい。

 今日はまだAmazonのサイバーマンデーがあって、ストウブもまだ底値に近い状態で売っている。買うなら今しかない?!

 私のレシピのおすすめはもちろん「レタスと豚肉の蒸ししゃぶ」である。

【食べ物】料理初心者が料理のレシピでほしいのは具体的な時間と量

  自分が料理を作れないか、というと定常的には作れないというだろう。

 料理一品だけなら問題ない。しかしながら夜の料理は総合プロジェクトの集大成で、同居人が作ってくれるなら、私は別の家事をするからお願いする。つまり優先度は限りなく低い。

 そんな中、OisixのkitOisixで、曲りなりにも夕食一式を作れたことは非常に心強い。

 夕食一式。

 一式、この言葉が一番重要で、kitOisixは、そのメニューを作れば一品ではなく、食事そのものにありつけられるのだ。

 

他のレシピにも手を出してみた。

 kitOisixに味をしめた私は、ほかのレシピでも作れるんじゃね?と思ってこの本で紹介されていたレシピにも手を出してみた。

 

 作ったのはこのうちの「焼きなすの揚げ浸し風」。

ddnavi.com

  素麺のあてにと思って作った。分量は1~2人分だったが、持ち寄り方式の一品のため、なすは2本から5本にして作った。

 こんなにわかりやすく書いているのだから、間違うはずはないだろう。そう、私は高をくくっていたのだ。

 

料理した結果、それなりにおいしいものができあがったのだが。。。

 他人の作った料理はたいがいうまいが、自分の作った料理にはケチをつけたくなる結果になるのはなぜなんだろうか。

 結果としてはそれなりにおいしいナス料理がしあがった。持ち寄った席では食べてくれ、おいしいと言ってくれた。

 

 結果よければ後はよし。といいたいところだが、思い出すと、kitOisixならここにはつまづかなかったのに、というのが手順でいくつか見つかった。

 

麺つゆはストレートという暗黙の了解

 使う調味料の中で麺つゆというのがあったのだが、これをそのままの分量で使うと、なかなか濃かった。

 今回私的にうわっちゃーとなったのがこの部分だ。麺つゆ、と書いているが、おそらく想定は麺つゆストレートタイプだったのだろう。しかしながら、家にあったのは残念ながら濃縮型だ。あまりに濃かったので、途中からつゆからナスを取り出した程である。

 

 自分の好みもあるから、調味料の味は、最終的には判断した方がよいという教訓を得た。

 

 それはそれとして、麺つゆは特に注釈はいらないが、調味料名として「麺つゆ(ストレート)」ここまで書いてほしい。この「ストレート」という名目があるだけで、うちのはストレートかな、濃縮かな、と確認する手順が自然とできるからだ。少なくとも「麺つゆ」と書かれていると、そのまま作ればいいやーと思っている人は、笑顔でどばどば書かれた分量を入れる。絶対に入れる!

 

 ちなみにkitOisixの世界では麺つゆの準備はされていない前提なので、だいたいパックのつゆがついてくるので、特に問題は生じない。

 

焼きの時間が書かれていない

 この本の手順で一番困ったのが、この焼きの時間である。

 今回の場合、ナスを焼くわけだが、「こんがり焼き色がつくまで」と書かれてある。いやいやいやいや、もうちょっと具体的な目安として4分とか5分とか書いてほしいわけよ、こういう本買う人は。ちなみに今回は裏表だいたい4~5分ずつ程度の焼き時間だった。

 この時間指定がないと、いつまでも食材をひっくり返す妖怪になってしまうのだよ、初心者というのは。

 

 kitOisixは必ず時間が書いてあるので、どれぐらいまで焼いたらいいのか迷わずに実行できるのでよい。

 

わかりやすさを目指す料理本には、焼いたり似たりする時間は目安の時間が必ずほしい

 こういう、わかりやすく作れる料理本料理レシピ、てのをこれから作ろうと思う人に言いたいのは、どれぐらいその作業を行うのか目安の時間を書いてほしい。

 というのも、こんがり焼けるまで、といってもその理想の状態が頭の中にインプットされてないからわからないのだ。

 

 

 手順のタイムラインは鍋一つに絞られてあってわかりやすかった

 この本、もちろんいいところもある。どのタイミングで何を入れればいいのかが、絵になってて具体的でわかりやすかった。

 kitOisixではこの部分はテキストになっているので、読みもれないように気を付けないといけないし、大したテキスト量じゃないというのに、抜け漏れ発生するんだよね。

 ので、その点においてはこの本に分配が上がる。

 

本には、最初に「これだけそれておけば問題なし!」という調味料が紹介されている。そこに麺つゆも勿論ある

 もう一つ、この本のよいところは、使うであろう前提条件の調味料が、本の最初に紹介されている。

 はじめて鍋を買うところから始めようという人は、このページを見ながら調味料を買いさえすれば、料理をし始めてから調味料がない!というような問題はなくなるというわけだ。

 もちろん麺つゆも紹介されている。えーとなになに、「ミツカンの追いがつおつゆ」っぽい。

 これがありさえすれば。。ってこれ濃縮2倍タイプじゃん!!

 

ミツカン 追いがつおつゆ2倍 500ml

ミツカン 追いがつおつゆ2倍 500ml

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